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あひるの日本酒コラム……おいしく飲むためのミニ提案

日本酒の材料は米・糀(こうじ)・水です。
あとは、麹菌、酵母という、微生物をうまく使って
      アルコール発酵させ、甘みや旨みを引き出します。

酒づくりは精米から始まって蒸し、麹づくり、モトづくり、
発酵・熟成、搾り、ろ過、火入れ、貯蔵、ビン詰め、など
多くの工程を経る。

滋賀県にはまだこの工程の多くを
手作業で行う蔵もあります。
また、微妙な発酵ぐあいなどは、
ほとんど杜氏さんの判断でコントロールされています。

機械化の進む現代においても、
お酒の味は手塩にかけて
つくりだされているものなんですね。





●10月1日は日本酒の日

 秋は新米の季節。
 いよいよ日本酒の仕込み開始へ
 カウントダウン、って感じです。

 昔は、酒造年度が
 10月1日に始まったのだそうですよ。
 
お燗酒がおいしくなる季節です。 この時期、秋の食材と「ひやおろし」の酒。
 たまりませんね!
 健康に、楽しくお酒を飲んでますか〜?
 

「一番うまい酒を教えて」とよく聞かれますが

 私は滋賀の日本酒が好きで県内の蔵をめぐっています。
 日本酒の味わいは自然と人の力とが
 ほどよく溶け合って醸しだすもの。
 米・糀(こうじ)・水・人の技術と情熱・気候……。


 日本酒の初めての出会いから、
 私は数え切れない物語を見つけてきました。
 お酒の味は好みもありますが、
 その初めての出会いが印象を大きく左右することもあります。

 「テレビや雑誌でほめていたから」
 「有名な食通が推薦していたから」
 「プレミア付くほど希少で高価な酒だから」

 それよりも、ご自身の感性をもっと信じてください。
 「大好きなAさんといっしょに飲んだ時教えてもらったお酒」
 「蔵を訪ねたら蔵元さんがえらいオトコマエで、
 その心意気に惚れたから」などなど……。

 おいしいと思ったお酒には、
 あなただけのステキな出会いの物語があるはず。
 おいしいお酒はいっしょに飲む人との楽しい時間とともに。

 振り返ればきっとそんなお酒が身近に見つかることでしょう。
 それが、あなたにとっての「一番うまい酒」だと私は思うのです。
 そして、これからたくさんのすてきな物語を作ってください。
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●日本酒ってどのくらい種類があるの?
   
日本酒は造り方や、醸造アルコールを加える加えないによって 
大吟醸、吟醸、純米大吟醸、純米吟醸、特別純米、純米、 本醸造、特別本醸造、普通酒と、  
区別します。

基本はこれだけ。  

新酒の時期には、よく あらばしり、中汲み、 しずく酒、斗びん取り、  
なんてシールが貼ってあったりしますかね。
これは、そのお酒が搾っているうち、最初なのか、その次なのか、という時期や、搾り方を示しています。  

また、無ろ過というのは、炭素でろ過してない、という意味。ろ過はしてあります。
 
できたままの濃さで、水で割ってないと原酒。

生酒は、全く加熱殺菌してないお酒のこと、
生詰めは最初に加熱殺菌して保存していた酒のこと、
生貯蔵酒とは、出荷前に1回加熱殺菌した酒という意味です。
普通のお酒は2回加熱殺菌するのが多いそうです。  

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●日本酒をどうやって選んだらいいの?

ということで、ラベルが分からない!  
だから日本酒って難しい、と思う人もいるわけですが、  
選ぶときにまず、自分がどういう「質」のお酒が好きか、  
決めたら分かりやすいです。  

醸造アルコールを加えているのがイヤ、という人は 「純米」がついているもの。
   
濃い〜のが好きな人は  「原酒」。  

フレッシュなのが好きな人は  「生」か「生詰」。
 
熟成させたのがいい人は  「古酒」「○年熟成」。  

華やかな香りがあってスッキリとした味のお酒が好きなら  「大吟醸」「吟醸」。  

どっしり、味にふくらみがあるタイプなら  「純米」「特別純米」、「生もと造り」「山廃造り」。  

など、まあ 本当〜に、おおざっぱにくくってみました。

人によって感じ方は全く違うので、  
一つのめやすにしかなりませんが、  
お店で迷ったとき、思い出してみてください。  
違う蔵元さんの違うお酒でも、これらは共通していますから。  

味については、いろいろ飲んでみて、
自分がおいしいと思ったお酒のタイプを、並べてみると傾向が分かってきます。
詳しい酒屋さんになると、好みを伝えると、おすすめの酒を選んでくれます。

私は、甘味と酸味が適度にあってフレッシュなもの、旨みたっぷりでどっしりしたものが好き。
ベタ甘やあまりに端麗すぎるもの、水っぽいのは苦手です。

香りについてもいろんなタイプがあるので、好みのものを見つけてください。  

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●日本酒のほんとの味を飲んでます?

「日本酒って、宴会でしかたなく飲むけど、まずくて大嫌い」
「お燗酒はツーンとアルコールがきついからイヤ」


そんなイメージを持っているあなた、
そのまま日本酒を飲まずにいるなんて、人生すごく損してますよ!

日本酒は本来、とってもおいしいものです。
でも、管理状態によっては、品質が劣化する、デリケートなものなんです。

たとえば、真夏に直射日光にさらしておくと、
すぐに黄色く変色してしまいますし
変な味になってしまうそうです。
もっとも私自身は、もったいなくて実験したことがないのですが。(笑)

加熱処理していない生のお酒をもしも、真夏の常温に置いておくと、飲めたものじゃないでしょう。
お酒がまだ生きているので発酵が進んでしまいます。

見学に訪れた蔵元さんで飲んだお酒が、びっくりするほどおいしく感じることはありませんか?
それが造られた時のおいしさなんです。

しかし流通の途中や、販売する酒屋さん、または飲ませてくれる居酒屋さんで、
ちゃんと管理されてないと、
その酒本来の味ではない、
まずいお酒を飲まされている可能性もあるんです。

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●いい酒屋・居酒屋さんを選ぼう。

いい酒屋さんは、酒に直射日光を当てないし、蛍光灯も当てないように気を使っています。
生酒や、デリケートなお酒は、冷蔵庫で保管しています。
また、その酒についての情報も聞くと、詳しく教えてくれるなど、知識を持っておられます。

居酒屋などでも、日本酒に力を入れているところは
きちんと管理しています。

また、経験豊富な酒屋さんや、居酒屋の大将になると
好きなお酒のタイプを伝えれば、
あなたに合ったお酒を選んでくれます。

自分の好みを覚えてくれていて、
「今度入れたこのお酒、きっとお好みだと思いますよ、どうですか?」
なんて すすめてくれる酒屋さん・居酒屋さんを1軒でも知っていれば、
あなたの日本酒ワールドの幅がぐーんと広がりますよ。

 

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