| 大泊警察署 |
| 建築名称 | 大泊警察署 |
| 所在地(旧住所) | (旧)大泊本町大通北3丁目 (新)大泊本町大通南3丁目 |
| 構造概要 | (旧)木造平家建一部2階建 (新)木骨鉄網コンクリート2階建塔屋付 |
| 竣工年 | (新)昭和4(1929)年9月 |
| 設計者 | (新)栄米治(樺太庁内務部土木課建築係) |
| 施工者 | 大橋組 |
| 消失年 | 不詳 |
| 備考 | 旧庁舎に関しては、詳細は推定を含む。 |
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| 当初、樺太での警察業務は各支庁が担当したため、独立の警察署は設けられていなかったが、大正7(1918)年に警察衛生事務を独立させることになり、各地に警察署が改めて設置されることになった。大泊警察署も、その一つであり、本町大通北3丁目19番地にあった樺太守備隊憲兵屯所の建物を転用したものであった。ゆえに、統治初期の建築と見られるが濃色の下見板張の外見はむしろ大正期の官庁建築に近いたたずまいを見せている。 |
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| 大泊警察署は、昭和4(1929)年3月1日に写真とほぼ変わらない完成予想図が『樺太日日新聞』に掲載されている。セセッションを意識した外観は大正期の官庁建築の系譜を踏襲したものといえるが、高い塔屋や端部から斜めの張出部など、単調な大正期建築には見られない特徴も多い。この年に赴任した技手栄米治の事実上の処女作であり、若い建築技術者の意欲が見られる建築である。 |