大泊商工会議所



建築名称 大泊商工会議所
所在地(旧住所) (旧)大泊栄町西2条1丁目
(新)大泊本町西2条1丁目
構造概要 (旧)木造平家建
(新)鉄筋コンクリート造2階建
竣工年 (旧)大正11(1922)年?
(新)昭和3(1928)年1月21日
設計者 不詳
施工者 (新)清水竹雄
消失年 不詳
備考



 大泊商工会議所の旧庁舎は、以前に某木材商が使用していた建物を間借りしたものであったらしい(所有者は王子製紙大泊工場)。しかし、事務の能率向上と内地視察団への印象を考慮して昭和2年9月に20,000円の借款を起こして新庁舎を設立することになったようだ。
 旧庁舎は、二つのドーマー窓をつけた洋風建築で、スティックスタイルの影響が強い。
 新築された商工会議所庁舎。「防火耐寒設備に遺漏なきを期した最新式の建造物」だったらしいが、肝心の大泊商工会議所は建設時の借款20,000円の返済が難しくなり、この建物は月200円の賃貸料で志田医学博士に貸与し、商工会議所は大泊町役場の一角を借り受けて営業していた。ゆえに、旧居住者の話では、この建物は「志田病院」と通称されている。写真の背後に見えるのは「文化街」と呼ばれた洋風住宅街と樺太ホテル北海屋で、大泊でも特にモダンな建築の集まった一角であった。