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糖尿病の患者さんの日常の心得10ヵ条 |
糖尿病の患者さんが注意する日常生活のポイント
1.バランスよく、きちんと食べる
糖尿病治療の基本は、食生活の改善にあります。
やみ雲に食事の量を減らせばよいわけではありません。
適切なエネルギー量と栄養を確保して、3食きちんと食べることが大切です。
糖尿病の患者さんは正しい食事療法をマスターしてください。
2.外食をする場合は注意
外食メニューは、一般に高カロリーで、栄養バランスがよくありません。このことを理解した上で、上手な外食の摂り方をしてください。
3.生活の中の運動を見つける
運動をいうとつい、構えてしまいますが、日常生活の中で手軽に行なえることはたくさんあります。
エスカレーターや使わないで、階段を昇る、自宅から駅まで、バスや車を使わないで歩く、等です。
このようにすることで忙しくて時間がなかなか取れない人も、無理なく運動として続けることができます。
4.ストレスを溜め込まない
ストレスはインスリンの働きを悪くし、病状を悪化させます。
現代はストレス社会といわれ、ストレスを完全に排除することは困難ですから、 ストレスは溜めないように自分なりのストレス解消法を見つけてください。
5.お酒はほどほどに
基本的には、禁酒が望ましいです。
血糖コントロールが上手くいっているのであれば、適量の飲酒が許されることもあります。
ビールならコップ2杯程度、日本酒なら1合弱までに止めることと、休肝日も作ることです。
6.たばこはきっぱり止める
たばこに含まれるニコチンは血管を収縮させ、血流を悪くします。
そのため、糖尿病に合併しやすい高血圧や動脈硬化等の危険度を高めます。
7.規則正しい生活を
血糖コントロールがよくないと体の抵抗力が悪くなり、さまざまな感染症に罹りやすくなります。
抵抗力を高めるためには、栄養バランスの取れた食事と適度な運動を心がけて、規則正しい生活を送ってください。
睡眠や休息の十分に取ってください。
8.歯をよく磨く
血糖コントロールの悪い糖尿病の患者さんは、歯周病に罹りやすく、重症化しやすいので特に注意してください。
毎食後と、就寝前、起床後に、正しい方法でしっかり歯を磨いてください。
9.足のケアを欠かさない
血糖コントロールが上手くいっていないと足に壊疽(細菌感染により細菌が死滅して腐る病気)を起こしやすく、 ひどい場合には足を切断することになり、日常生活に支障を起こします。
壊疽予防には常に足を清潔に保ち、傷や火傷、水虫等の異常がないかを毎日チェックすることが大切です。
10.風邪を引かない
健康な人にとっては、たかが風邪ですが、血糖コントロールが上手くいっていない、糖尿病の患者さんの場合は重症化しやすく、 気管支炎や肺炎にもつながる手強いものです。
風邪で食欲がなくなると、食事療法やインスリン注射等の治療に影響してきます。 |
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外食の上手な摂りかた |
糖尿病の患者さんは外食を摂らざるを得ないときは、メニューの選び方や食べ方を工夫しましょう。
そしてカロリーや栄養の過不足を、前後の食事で調整するようにしてください。
どんな食品がどれだけ入っているのかはっきりしない外食は、食事療法を行う上での障害のひとつです。
しかも、一般に外食料理にはカロリーの高いものが多く、栄養バランスもあまりよいとはいえません。
しかし、現代の生活の中で外食を完全に避けることは難しいのが実情です。
そのためには、外食の摂りかたのコツを覚えて、日々の食事療法の中にうまく組み入れていく工夫が必要になります。 |
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栄養バランスに気をつけ、多ければ残す |
メニューの選び方ですが、栄養バランスという面で、単品料理より定食がよいです。副菜に野菜を使った、品数の多いものを選びましょう。
定食がない場合には、なるべく多くの食品を使っている料理を選ぶことがポイントです。
丼ものは食品の種類が少ないうえ、甘味が強く、一般に油の量も多いので、できれば避けたいメニューです。
また外食では、どうしても野菜が不足しますので、サラダや野菜料理を一品追加するとよいです。
量が多いと感じたなら、余分なご飯やおかずを残すことも大切です。
そのためには、日頃から食品の分量を量り、感覚を養っておく必要があります。
料理は奥さんに任せっきりという人も、時々自分で作ってみるようにするとよいです。
以上のようなことに気をつけたうえで、外食での過不足は前後の食事で調整していくようにしてください。 |