年齢が高くなると多少意識は変わりますが、自分は肥満だときめこんで我流でやみくもに減食する傾向があり、それによっていろいろな問題が生じてきます。
貧血症状です。年々減ってきてはいますが、依然として平均20パーセントはいます。
中年女性のなかには子宮筋腫が原因で貧血になる人も多いのですが、おおくが鉄欠乏症の貧血があり、栄養上の貧血であるところが問題です。
なぜかというと、減量しているときには食事を減らすためにエネルギーの摂取量も減るのですが、それに伴い必要な栄養素の摂取までもずーっと減って、肝心の鉄などは必要量の半分という状況です。
肥満を恐れるあまり、自己流に食事を減らすと、このように貧血につながる恐れがあります。
運動を十分にやって、食事の量をそれに合うように食べ、必須栄養素の欠乏や貧血を防ぐという考え方が大事なのです。
そういうことを十分意識したうえ、適切な運動、特に体力を高める持久力、最大酸素摂取量を高める運動によって健康度を高く維持して、日常の身体の動かし方を心がけてください。
人間の身体に備えておく貯金が予備力であり、運動は予備力を高めるためにも最も効果的なものなのです。
では予備力を下げる因子とは何か。
第一は心の問題です。精神的なストレス
ストレスがあまり強すぎたり、非常に敏感に受け取る人には、そこに身体の変調と心のひずみという問題が起こります。病気には結びつかないで、精神症状だけがでる、神経症、ノイローゼ。
ストレスが引き金になって肉体に変調がおこる、心身症、ノイローゼにもいろいろありますが、不安と期待が原因になります。
心身症ですが、代表例は胃潰瘍と高血圧です。
ふだんから運動していると、身体の中かに潰瘍に抵抗する物質ができます。
心の問題にも運動の効果が十分に考えられるということです。
第二の因子は、病気との関係
運動していい場合と悪い場合とがあり、はっきり医師に相談し、自分の状態を認識しなければだめ。私たちの身体は、体重の1/12〜1/13の量の血液が身体中周り、酸素や栄養素を細胞に与えています。
活発に働いているところには血液をたくさん送りますが、全体の量が決まっているので、多いところと少ないところができてしまいます。
肝臓が悪くなって入院した場合は、まず寝かせます。
肝臓の細胞が壊れて、少しでも血液が欲しいときに必ずしも運動がよいとはいえないようです。
病気と運動のかかわりで、一番問題になるのは心臓の病気です。
心臓は最も運動効果の高いものでもあります。
人間の身体の仕組みは非常によくできていますが、脳と心臓は一番大事にされています。
問題は、動脈がつまる病気で、その主因は、コレステロールと高血圧です。
コレステロールは血管のかべの中に入り、血管の内腔をせばめ、内かべをどろどろに壊していきます。
この原因は食生活なのです。
日本人の食生活がアメリカナイズされ、日本でも成人病の大きな部分を占めるようになってきています。
身体を動かすことにより、心臓が働いて酸素を要求しても、血管が詰まっていれば、酸素を与えることができません。
ふだんから運動をして、冠状動脈に血液を少しでも多く通す訓練をしていかなければなりません。
最後は毛細血管になって全身に血液を送りますが、いつも全部が働いているわけではなく、休んでいる毛細血管もかなりあります。
それを働かせると、休んでいるものも働きだし、大事なことは、新しい毛細血管が増えてくることです。
これは、まさに予備力を高めることです。脳を流れる血流量は変わりません。
寝ていても、起きていても、運動していても、1分間750mlと血液量は決まっています。

