体に冷えがあると、体質が陰性化し、疲れやすい、根気が続かないと言った生命力のレベルダウンがおこります。
わたしたちの体は、食物を燃焼してエネルギーを生み出し、すべての生理機能が営まれています。 冷えは、エネルギーの発生にかかわる障害のためその弊害は全身の機能に及びます。暑がりで汗かきという体質は「ハゲ」やすい体質です。
花粉症・鼻炎になるというのも「体の中の水分」に関係しており、これらと合わせると「体の中に熱がたまり体温が上がるのを防ぐために、体は水をたくさん要 求し、汗をかいて体温調節をしています。体に水分がたくさんあるので、下半身が冷え血の循環も悪くなっている状態。
このような「血」のかたよりが薄毛にも大きく影響しています。
髪の原料は血漢方(中医)「髪は血余なり」と言います
髪は体内で活躍している血の余った分が原料になって作られるという意味です。血が足りなくなると、髪の毛を作る原料が足りなくなり、髪の毛が作ることが出来なくなって、抜け毛の原因となるわけです。
血が足りない、血が薄い状態を漢方(中医)では血虚(けつきょ)と言います。 貧血は血虚に含まれます。
緊張やストレスなどによって気のめぐりが悪い状態が気滞そのために血の働きが滞ることがお血(古血)水の動きが滞ることが水毒です。
お血(古血)・血虚とともに髪のトラブルの原因になります。水分の取りすぎと代謝不良は髪の敵水分の取りすぎは腎虚を招きます。
水分をとりすぎは、冷え、皮膚粘膜の抵抗力低下、アレルギー、腎虚の問題を深刻にしています。
水分はすべておしっこの原料、全部腎のお世話になり、腎虚の状態になります。
気・血・水のトラブルは、単独でも髪に影響し、お互いの関係がうまくいかなくても髪にマイナスの影響を与えています。
機械化が進み、人間はエネルギーの消耗が少なくなり、さらにそれを体の悪いくせの方向へ使いやすくなっているため、 人間は文化生活で不自然な生活を余儀なくされていて、病気を治すのに自分の力ではなく、薬などに頼るので、自分自身の治癒力では治しにくくなっています。
自分の体の使い方が少なく、エネルギーの消耗も少なくなり、病人や悩める人が増加しています。
まず基本の手当を基礎からきちんとすること
薄毛や抜け毛の自覚症状は、見た目より毛穴の内部ではもっと進行しており、次に生えてくる毛はもっと細く、もっと寿命が短くなっています。ヘアサイクルが乱れると、休止期をむかえる毛が増え、発毛が起こるまでの時間が長くなります。
退行期・休止期の毛が多く、成長期毛が少なくなる状態が、髪の量が全体的に少なく見えるのです。
抜け毛のしくみ
血流が悪化すると髪は栄養不足になります。毛は皮膚と同じ体の一部、全身の健康状態、血流と深く関わっています。栄養がなければ髪は育たないのです。毛髪の原料はアミノ酸(タンパク質を構成する成分)やミネラル分。
細胞分裂が起こる際に必要なビタミン類も欠かせない栄養分のひとつ。
毛母で細胞分裂が繰り返され、毛髪の組織となる毛母細胞が次々と作られていく。原料となる栄養分を受け取って毛母に送り込んだり、細胞分裂を促すシグナルを送るのは「毛乳頭」です。 栄養を運ぶ毛細血管は、一定ではありません。作られたり消えたりします。
全身の状態が健康なら、血液は体のすみずみにまで届き、毛乳頭や毛母にも十分な栄養が運ばれ、毛髪の原料が十分にそろいます。
血液の流れを阻害する要因が重なると成長しない短命で粗雑な毛しかできないため抜け毛が増えることになります。
生きる働きは、バランスを取る働き
生きていると言うことは、エネルギーの吸収と消耗(動き、考えなど)のふたつのバランス維持運動を繰り返していることで、 相反するふたつの働きのバランスをとろうとする自然現象が生命の働きです。エネルギーが不足すると、自然に食べたくなり、補おうと自然に動きたくなりませんか?
この呼吸と消耗のふたつの要求がスムーズに満たされないと体は異常状態になります。よく育つ子供は、よく食べ、よく動きまわるものです。
人間は文化生活に近づくほど体を動かさないため、エネルギーの残留が多くなり、 この余剰エネルギーを頭で使うことによって「考える葦」といわれるまでに脳が発達しました。
完全に脳でエネルギーを使い切る生活をしている人は少なく、この残留エネルギーが色々な形で消耗させるわけです。
迷いも、病気も健康も、残留エネルギーの使い方によって起こります。

