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人漢方の立場から言えば、髪のことを血余といいます。
髪は血に余裕がないと育ちません。
人間は、血液の力に余裕がないと髪を健康にふさふさに
色つやよく保つことができない。
髪の健康を維持するには体内のエネルギーが費やされます。

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髪のことを血余

髪を健康にすること

本来、髪の健康に向けられるエネルギーの負担を節約することになり、体内の省エネで、もっともっと私たちは健康になります。
漢方医学(中医)では、からだの機能を肝木、心火、脾土、肺金、腎水の五つに分類します。
頭髪は腎水=生活と泌尿(生活は生命力・老化防止も含まれ、泌尿は排尿)。
肝とは、肝臓と神経。心は、心臓と脳。脾は、脾臓とすい臓。肺は、肺臓と咽喉、気管支など呼吸器全体。
腎は腎臓と副腎、生殖器。胆は胆と脳・胃は食道から大腸まで消化器全体。
髪がカサカサに枯れたり、抜け毛が多いと生命力全体が低下し、風邪を引きやすくなります。
気でいう消炎機能が低下し腫れ物ができやすくなります。からだを冷やさないようにしてください。

余とは余裕のことで

髪は血のエネルギーに余裕があって、ふさふさに保たれ、髪は腎のエネルギーの精華によって保たれます。
頭髪は、からだのエネルギーを費やして初めて美しく保てるようになります。
熟練の美容師は髪の毛をさわっただけで、人の健康状態までわかるほど、からだが健康でないと、頭髪の色・つやが悪くなります。

心の持ち方の重大なこと

心と体という、人間の命を形成しているものの関係は、川の流れのように、切っても切れず、離して離れないものです。
川上が常に心で、川下が肉体、それが多くの人は、この心と体の大事な消息を知らないがために、川下ばかり掃除し、川上は気にしません。
それでは、いつまでたっても本当の健康も長寿も得られません。

食物は、アルカリ性のものをよけい食べること

アルカリ性の食物については、植物性の食物、野菜と果物を食べるということ、できうる限りです。
ところが中には、丈夫な体をつくるには、動物的な食い物のほうがよいのだという考え方をする人は相当います。
命を守るのに一番必要な血液と食物との関係を考えるとわかってくることですが、動物性の食物は、血液を酸性化して、理想的な弱アルカリ性という状態を失わせています。
弱アルカリ性でないと、血管の硬化を早くしたり、血圧を高くし、老化状態も促進する良くない結果をもたらす場合が多いからです。
ですから、長生きしたいと思う人は、慎重に実行してください。しかし、アルカリ性の食物を食べたとしてもです。
心の持ち方が消極的だというと、酸性血液に変化する恐れがあります。くれぐれも、心の持ち方の重大なことを忘れないように。

運動と睡眠は、過ぎても過ぎなくてもいけません、過不足ないようにする

睡眠とは、活力の補充をなすもので、睡眠時間というものは、その人の活力の消耗度に相対比例して行うべきもので、各人各様です。
眠くなったら寝る、無理に眠ろうという不自然なことは断然しないことです。運動も同じです。気が向こうが向くまいが機械的に実行するのは、自然の法則に反します。 健康のために運動をし過ぎて、不健康になってしまってはいけません。そこで、おすすめは、健康である限り、自分のことは一切、人任せにしないで自分ですることです。 日常のことをこまめにして、ちょうど過不足のない運動になります。

胃は、髪にとって一番大切な場所

胃が働らかくなってくると頭頂部の頭皮が硬くなり、髪の毛が細くなったり伸びにくくなったりするため、薄く見えたり、縮れたり、白髪になったりしてきます。 原因はいろいろですが、対人関係のストレス、ビール、炭酸飲料などの冷たい飲み物を飲みすぎている人に多いようです。
頭頂部からだんだん広がる脱毛は、胃腸胃弱によることが多く見られます。
胃は目が疲れても働きがにぶくなります。慢性的な消化不良で脂っこい物がたべられなくなり、簡単なものを食べてしまうことから食事がかたより、これが他の機能も弱らせる原因となります。
胃の調子の悪いときは、胃を温めることです。食欲が出てきます。温かいスープを先に食べるとよいでしょう。
頭皮が湿っぽくなり、脂漏性のフケはホルモン系統機能の衰弱湿っぽいベタベタしたフケが出始めたら、ホルモンのバランスが崩れ、新陳代謝がうまくいっていない状態です。 これをほうって置くと脂漏性脱毛の原因となりますので要注意。
たとえば「胃」が悪くて病院へいった場合、「はい、胃薬」と渡してくれないはずです。 胃がどのような状態なのか、空腹時にいたいのか、食べたら痛いのか、胃酸が多いのか、食べ過ぎで痛いのか、冷えていたいのか、などいろいろ調べてから薬を 投与したり手当をするはずです。
それなのに育毛は「頭皮がどんな状態でも」同じような手当=育毛剤をつけることをしています。
これでは効きません。弱りおとろえた頭皮には育毛剤は受け付けないことが多いのです。
育毛はまず弱りおとろえた「頭皮」を、太く寿命の長い毛が育つ頭皮に回復してから「育毛」しないと効果はありません。
慢性的な疾患ほど「つける−治る」という、かんたんな構図でなく、まず頭皮を一段階よくして、それから育毛剤をつけるといった段階的な手当が必要です。
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