曳 山 祭
岩瀬では5月16日から18日までの間、曳山祭が行われます。
16日が宵祭り、17日が本祭り、18日が裏祭り、とそれぞれ呼ばれます。
17日には諏訪神社前で、18日には忠霊搭前で”けんかやま”と呼ばれる、曳山のひき合いが行われます。
1諏訪神社について
祭 神 建御名方命(たけみなかたのみこと) 諏訪社
相 殿 大山咋命(おおやまくいのみこと) 山王社
相 殿 天照大神(あまてらすおおみかかみ) 神明社
祭 儀
例 祭 9月27日(諏訪神)
日枝祭 5月17日
神明祭 6月17日
新穀感謝祭 11月26日
歳旦祭 1月 1日
除夜祭 12月31日
2曳山車と町
表方 新町 荒木町 土場町 新川町 御蔵町 祇園町 福来町 赤田町
裏方 大町 松港町(港町と松原町) 白山町 浦町 浜町
以外 永割
各曳山には年ごとに山本が一人決められ、責任者となります。曳山には危険も伴うこと等から、山本は激務です。曳山に強い魅力を持っている人で、周囲が指示に従う人望も必要のようです。
ひき合いは表方と裏方で行われます。ひき合いは向かい合った双方の山車が激突し、双方が進行方向に伸ばした引き綱を、表方の綱には表方の町内が、裏方の綱には裏方の町内がそれぞれ曳き、後退した方が負けとなります。
3たてもん
曳山車の上部の”たてもん”は毎年作り変えられます。その年その年の話題なども取り入れられ、工夫して作られています。夜には灯りがともり、祭りらしいにぎやかな雰囲気になります。そして”最優秀賞”や”特別賞”や”技能賞”などの6つの賞が各”たてもん”に送られます。
4きやりうた
曳山車は”きやりうた”に合わせて曳かれます。この”きやり”と曳山車のギーという車軸のきしむ音が、祭りの心をかきたてます。
曳きはじめ
目出度めでたの ヤーハエー
目出度めえたの若松様よ
引けよ初花 ヤーハエー
引けよ初花 箱根の山よ
後生の始まり ヤーハエー
後生の始まり 聖徳太子
宮参り 宮参りかえり
この坂のぼれば ヤーハエー
この坂のぼれば 諏訪の森だ
どなた様にも ヤーハエー
どなた様にも ご苦労かけます
他町内に入る時
ちょいと借ります ヤーハエー
ちょいと借ります はやもどします
その他にもいろいろありますが
富山港は ヤーハエー
富山港は 宝の入船
五町統合で ヤーハエー
五町統合で 切り竹 笹よ
引けや表へ ヤーハエー
引けば表は 商売繁盛
雪の立山 ヤーハエー
雪の立山 朝日で明ける
引けやとも綱 ヤーハエー
引けやとも綱 表へなびく
を紹介して ”きやりうた” は以上です。
5お囃し
”きやりうた”とともに祭りの”音”としてかかせないのが”お囃し”です。テープによるものもありますが、生による囃しも行われています。囃しには”本囃し”と”道行き”と祇園囃し”との3つがあります。
本囃し・・・本祭りの夜、各町内の山車が諏訪神社の参拝が終わった後、その前で奉納される囃しです。
道行き・・・昼中など、ゆっくりと町内を山車を曳いているときの囃しです。
祇園囃し・・・山車が曲がり角を勢いよく曲がる時や、けんかやまの前に意気を高めるための囃しです。
きやりうた、お囃し、ギーという音これらを聞くとお祭りだなと家の中からでも心がたかまります。