プロの篠笛演奏を聞きたい
プロの篠笛演奏を聞くには、CD等の録音、ラジオ・テレビ等の放送、 そして演奏会・ライブ・コンサート等の生演奏、の選択肢があります。
【CD・レコード・テープ・DVD】
かなり大型のCD店でも、篠笛等が含まれる
「純邦楽(じゅんほうがく)」
「日本の伝統音楽」の在庫は非常に少ないのが現状です。
(例えば、東京・渋谷のタワーレコードでさえ、本当に「数えるほど」の種類しか並べてありませんでした)
ただ、店によってはお客さんの好みに合わせて「純邦楽」コーナーが大きいところがあります。
(例:東京・銀座の山野楽器。歌舞伎座が近いからだと思われます。篠笛・長唄のコーナーも大きくておすすめです)
手近なCD店で篠笛のCDが見つからない方のために、探し方をお教えします。
- 篠笛等の横笛の専門店なら、ほぼ確実にCDが置いてあります。
- 和楽器店(尺八、三味線、琴)でも、篠笛とCDを扱っていることがあります。
- お近くの図書館(地域・学校)に、CD・レコードの視聴または貸し出しサービスがあれば、是非行ってみましょう!和洋とも、伝統音楽系統のCD・レコードがたくさん並んでいると思いますよ。県立・府立・都立図書館などにも、足を運んでみて下さい。
- インターネットは大変便利だと思います。キーワード「篠笛」「しの笛」「純邦楽」で検索すればいろいろ出てきますが…多すぎるので、キーワードを追加して絞り込みましょう。通信販売なら離れた店からも買えますしね。(ただ、私自身は店をいろいろ回るうちに衝動買いしちゃうことが多いので、インターネットで買うのはガマンしてます)
- リンク集で紹介しているお店もご覧下さい。
- 普通のCD店の場合「純邦楽」「日本の伝統音楽」のコーナー自体が無いことが多いのですが、「和太鼓」「ワールドミュージック(世界の民族音楽)」「ヒーリング」「イージーリスニング」「インストゥルメンタル」「ニューエイジ」といったコーナーに、篠笛を使ったCDが置いてあることがあります。
- 「民謡」「祭」「お祝い・正月用BGM」のコーナーがあれば当然チェック!
- 歌舞伎・落語の出囃子にも篠笛が使われますから、そのCDがあれば篠笛の音が入っているかもしれません。
- 映画・テレビ時代劇、大河ドラマのサウンドトラックに篠笛が使われていることもありますね。(例:黒澤明監督の「乱」)
- 「クラシック」のコーナーに、篠笛等の和楽器を用いた曲が入っていることがあります。「現代音楽」のコーナーを見てみましょう。
- 「効果音」のCDに入っていたりもします…(苦笑)
- 日本舞踊を習っているお友達がいらっしゃいましたら、「長唄(お囃子入り)」のCDが聞きたいと伝えて借りるという手があります。
【ラジオ・テレビ】
NHK-FM平日お昼の「邦楽のひととき」、NHK教育TV土曜お昼の「芸能花舞台」が代表的な番組です。
最近NHK教育TVで土日の夕方に放送している「いろはに邦楽」もオススメ。
FM放送は邦楽全般、教育TVは舞台芸能も含めた全般を順番に紹介する形ですので、
お目当てのジャンルかどうかを番組表やインターネット、邦楽専門雑誌で調べておいたほうが
いいかもしれません。
有線放送、CS放送、ケーブルテレビには伝統文化専門のチャンネルもあるようです。
例:伝統文化放送「歌舞伎チャンネル」(CS放送、SKY PerfecTV)
【生演奏】
「演奏会」「ライブ」「コンサート」の類は、伝統的「邦楽」と「現代邦楽」で各種行われています。
伝統音楽なら「長唄」「常磐津」「義太夫」「小唄」等の三味線音楽の演奏会に「お囃子」「鳴物」の笛方として参加するのが主です。「お囃子の会」「鳴物の会」という形式で行われることもあるようです。
「現代邦楽」というのは20世紀以降に始まった、和楽器を用いて新しい音楽を作ろうという芸術運動のことで、伝統音楽での分野の枠を超えて合奏などが行われています。篠笛だけでの独奏・合奏も、こちらに分類されるようです。近年はジャズ・クラシック・ロック等のジャンルとのセッションも多くなり、現代邦楽という言葉自体の意味は薄まりつつあります。和太鼓グループで篠笛が多用されることも見逃せません。
こういった音楽だけの演奏会の情報は、伝統邦楽の専門誌(「邦楽の友」「邦楽ジャーナル」「邦楽と舞踊」等)が最も詳しいですが、一般のチケット情報誌などで「伝統音楽」または「クラシック」に分類されて載っていることもあります。ジャズ等のセッションなら「ジャズ系」に分類されていますよ。
地元の公民館・ホール・能楽堂・神社の公演予定もチェックしてみてください。
【舞台芸能:歌舞伎、能楽、日本舞踊】
「歌舞伎」では長唄・下座音楽に篠笛が多用されますので、おすすめです。
「能楽」では「能管」、「雅楽」では「龍笛」という、篠笛より歴史の古い横笛を聞くことが出来ます。(日本の横笛は単独で演奏されるより、舞台芸能の音楽の一員として参加するのが本来の姿だったようですね)
伝統音楽を知らない人にとって意外なのが「日本舞踊(邦舞)」。立派な日本舞踊の会でしたら音楽も生演奏を呼ばれますので、長唄などの一員として篠笛・能管を生で聞くことが出来ます。それも、並の演奏会より豪華なメンバーが揃っていたりします!
【郷土芸能:祭囃子、神楽、獅子舞】
そして…各地の祭での「祭囃子」「神楽」「獅子舞」では、もちろん生演奏が聞けます!一部にはプロとして活動されている方々もいらっしゃるようです。
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