短音階(短調)

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クラシック音楽・ポピュラー音楽に共通して用いられる

3種類の「短音階」について、鍵盤・五線譜・MIDI・篠笛数字譜を用いて ご説明致します。(別ページ)

★レッツプレイ・自然短音階(短調の基本)
★レッツプレイ・和声短音階
★レッツプレイ・旋律短音階

短音階の例(数字譜)

篠笛で演奏しやすい短音階の例を、数字譜&ドレミ形式で紹介します。
表記法は長音階を参考にしてください。
(全・半の場所に書いてある「3」は、「3半音」という意味です。)

【短音階の一般表記】

★自然短音階: II III IV VI VII (I)

★和声短音階: II III IV VI VII (I)

★旋律短音階(上行形): II III IV VI VII (I)

下行形:(I) VII VI IV III II

【短音階:主音=「6」(調号なし)】
「A-minor」(イ短調)に相当します。
※「実音」は笛の基音(「●本調子」)によって変わります!
★自然短音階
(6)

ファ (ラ)

★和声短音階
(6)

ファ (ラ)

★旋律短音階
上行形: (6)

下行形: (6)

上行形: ファ (ラ)

下行形: (ラ) ファ

【短音階:主音=「2」(♭×1)】
「D-minor」(ニ短調)に相当します。
※「実音」は笛の基音(「●本調子」)によって変わります!
★自然短音階
(2)

ファ (レ)

★和声短音階
(2)

ファ (レ)

★旋律短音階
上行形: (2)

下行形: (2)

上行形: ファ (レ)

下行形: (レ) ファ

【短音階:主音=「3」(#×1)】
「E-minor」(ホ短調)に相当します。
※「実音」は笛の基音(「●本調子」)によって変わります!
★自然短音階
(3)

ファ (ミ)

★和声短音階
(3)

ファ (ミ)

★旋律短音階
上行形: (3)

下行形: (3)

上行形: ファ (ミ)

下行形: (ミ) ファ

【短音階:主音=「5」(♭×2)】
「G-minor」(ト短調)に相当します。
※「実音」は笛の基音(「●本調子」)によって変わります!
★自然短音階
(5)

ファ (ソ)

★和声短音階
(5)

ファ (ソ)

★旋律短音階
上行形: (5)

下行形: (5)

上行形: ファ (ソ)

下行形: (ソ) ファ

【短音階:主音=「7」(#×2)】
「B-minor」(ロ短調)に相当します。
※「実音」は笛の基音(「●本調子」)によって変わります!
★自然短音階
(7)

ファ (シ)

★和声短音階
(7)

ファ (シ)

★旋律短音階
上行形: (7)

下行形: (7)

上行形: ファ (シ)

下行形: (シ) ファ

【短音階:主音=「1」(♭×3)】
「C-minor」(ハ短調)に相当します。
※「実音」は笛の基音(「●本調子」)によって変わります!
★自然短音階
(1)

ファ (ド)

★和声短音階
(1)

ファ (ド)

★旋律短音階
上行形: (1)

下行形: (1)

上行形: ファ (ド)

下行形: (ド) ファ

長音階のときと同様に、篠笛に向いている短音階について考えます。
「主音=6」(調号なし):自然短音階、和声短音階、旋律短音階
「主音=2」(♭×1):自然短音階、旋律短音階
「主音=3」(#×1):自然短音階、和声短音階
「主音=5」(♭×2):自然短音階、旋律短音階

私を含め多くの人が、「篠笛は6、3、2の音が大事」と 考える理由が見えてきませんか?
そう、「篠笛は短音階系の楽器」なんです!
きっちりドレミに合わせてもイマイチな気がするのは、こういうことなんですよ。
「ドレミ」(長音階)と「ラシド」(短音階)は、一見似ていても全く別物なんですね。

誤解が無いように付け加えておきますと、
厳密には西洋の短音階ではなく、日本の民族的音階(陽音階、陰音階)です。
「西洋の長音階よりは短音階のほうが、陽音階・陰音階に近い」という意味にすぎません。
また、「短音階や陰音階=暗い曲」という偏見は、間違いです。
短音階・陰音階の「明るい曲」は、いーっぱいありますから。
「短調っぽい音楽は全部物悲しく聞こえてしまう」という方の場合、 西洋長音階を刷り込まれてしまった悪影響とも考えられます。
世界の様々な民族音楽を聞き、演奏して、西洋長音階の狭い世界から抜け出しましょう!

2006/08/15

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