9時よりサラマンカの市内観光に出発する。 サラマンカは中世ヨーロッパの大学都市として栄えた町で、人口186,300人。 サラマンカの旧市街も1988年にカセレス同様ユネスコの世界文化遺産に指定されている。サラマンカの町にはそれを飾る二つの美術様式がある。
一つはプラテレスコ様式と呼ばれ15世紀末から16世紀前半にかけてイタリアルネサンスをスペイン風に解釈して導入されたもので、最も美しい作例としてサラマンカ大学のファサードがある。(※写真) プラテレスコ様式は別名銀細工士様式と呼ばれ、浅浮彫の植物模様やメダイヨン(円形や楕円形の模様)が特徴である。
もう一つの様式は、チュリゲラ様式と呼ばれ、17世紀後半から18世紀にかけてのスペインバロック末期の代表的様式であり、多くの建築家や彫刻家をかかえたチュリゲラ一族がその名の由来である。
バスはマヨール広場まで我々を運び、そこから徒歩による観光となった。 広場はまだ時間が早いのでほとんど人通りがなかったが、昼近くなると大変な賑わいとなる。 この広場はフェリペ5世の治世、1755年にアルベルト・チュリゲラの設計により完成したものでスペイン一美しい広場と賞されている。 建物はチュリゲラ様式で広場北の時計台のある建物が市庁舎である。 |