Izumi,Sweet Grass 
Recorded at folio Studio ,Kyoto
Potography by Y.Kitamura



                  


2001年6月、録音がスタートしました。コアメンバー,Japan sideの録音です。
先ずはコアメンバーが全員揃って、ベーシック音を3日間で録音、私にとっての1st.ソロアルバム。
プロデュースをして頂いたベテランの五十川清さん
宮崎勝之さん、そして、ミュージシャン方々には
心から感謝しております。京都でのCD録音は今まで長い間暖めたハートが
これでやっと形になって生まれるという喜びと、優しい風に包まれた様な幸せなCD録音でした。

左から・吉田さとしさん、坂庭省悟さん、IZUMI、五十川清さん、宮崎勝之さん、川辺ぺっぺいさん





坂庭省吾さん・・・ザ・ナターシャ・セブンを経て、1999年よりソロを中心に朋友の城田じゅんじさんとの
デュオなど、多彩な活動をなさってられました。宮崎さんとのギター&マンドリン・アルバム『Battle One』の他、
数多くのアルバムに参加しておられ3作目のソロ・アルバムには『Hobo's Lullaby』がリリースされています。

すばらしいギタープレイで省悟さんの魂を私のCDに注ぎ込んで下さって、心から感謝の気持でいっぱいです。




夢路

青い月の光 今宵を照らす 
 夜の桜並木 夢路たどれば 
遠い思い出の中に 遊ぶ友の姿
風にゆらゆらゆれ 微笑む 桜

青い星の光 今宵を照らす
夜の桜並木 夢路たどれば
淡い花びらの中に 光るあなたの笑顔
      風にゆらゆらゆれ 微笑む 桜 
 




CD制作のプロデューサー五十川さん(左)と私、宮崎さんとちょっと一服です。





オペレーターの丸山正浩さん(左)とプロデューサーと一緒に・・・電気楽器と違って生楽器の
CD録音となると、マイクから音をとるのでその技術が難しい・・・有難うございました。
スタジオ内は防音、まるでエレベーターの中に長時間いる様な感覚で、この空間が苦手な人も
おられる様ですが、私は全く平気でした。




ベーシック音の録音です・・・この曲は、このテンポ&リズムで良いかを
1曲ずつ慎重にチェック、チェック!!



「OK?」「はい、OK」



詩や曲は、自分の心の中にある辛い事や悲しい事、すべてを
爽やかな気持に切り替えた中から生まれ、それによって私のハートは随分救われました。



CD制作の5年前、私の作ろうとしているサウンドををミュージシャンに説明するのにお手本がなく・・・
「ブルーグラス楽器にドラムも入って軽い感じで、ブルーグラスとカントリーとオールドタイムをベースし、
ボーカルはソフトな日本語で・・・ナターシャ・セブンの女性版、それをもっとエレガント&ソフトにした様な
感じになるかも」と、ややこしいイメージをお伝えしていました。
制作前は英語で歌う方が断然多かったので私にとって日本語で歌う事は自分に向けての大きな挑戦!
恐くもありましたが、今から考えると何かに強く引っ張られた様な理屈では説明の付かない運命だった。
としか言い様のないCD制作であったと思います。

ブルーグラスはストレートなボーカルのイメージがあるのでソフトなボーカルだとそれらを覆す。ひょっとしたら
ブルーグラスファンからすごく批判されるかもしれない、と思いつつ・・・イメージの中で聞こえるソフトな
「Sweet Grass」に一直線に向かっていました。
もっと一般の方にも、ブルーグラスを知ってもらう引き金の一つになる事を祈りつつ「Izumi,Sweet Grass」の
CDを作りましたが、
偶然にもCD発売しました2002年には、映画「Oh,Brother」の影響でこのジャンルの音楽が
マニアックなものから一般の方にも知られる様になり、この音楽と私との深い絆の様なものを感じました。





(’03。12.2 BBSの書き込みより)

ご質問・・・CDのジャケットに、“All songs written by 北村伊住”って書いてありますが、
作曲もされているのでしょうか?それとも有名な曲に作詞だけされているのですか?
北村さんが、このCDでバンジョーを演奏されているのは、何番の曲なんでしょうか?

私からの返信・・・すべての曲は、長年この音楽を愛してきたハートから溢れ出た私の感性で
つくりました。一見さらっとしたサウンドですが、ブルーグラス、カントリー、オールドタイム、
軸となりフォーク、ロック、ジャズも少し加わって、奥深く入って行ってます。私のオリジナル曲での
ボーカルは、ソフト&スイートに仕上げたかったのでジャンルは違いますが・・Teresa Bright(ハワイアン)、
小野リサ(ボサノバ)、Rick Nelson(オールディーズ)の影響も多分に受けています。
CDの中で私がバンジョーを弾いているのは6曲目「フェスの夜」と7曲目のインスト
「Sweet Heart Breakdown」の2曲です。どうしても上手な人と比べてしまうので最初は
バンジョープレイを拒否していましたが、昔はもっとバンジョーを弾いていた証に是非入れた方が
良いという宮崎さんの勧めと、スタンレーはスタンレー弾きの味がある様にいづみ弾きで
良いという励ましで、清水の舞台から飛び降りました。



(’03.12.4.BBSの書き込みより)

ご質問・・・勝手な想像ですが、CDを制作する時に悩むのは、有名な曲を選ぶのか、自作の曲を中心に
するのか。また、録音メンバーに、有名プレーヤーを配置して、CDとしてのクオリティーを高める方法を
とるのか、それとも、いつものバンドメンバーでありのまま(若干のゲストプレーヤーを迎えて)の姿を
記録するのか。いづみさんも悩まれたことだと思います。ましてや、制作中にテロ事件があって渡米を断念
されたということですので。私が感じますに、日本では有名な曲のカバーが好まれるようですが、アメリカでは、
オリジナル曲を持っていないと相手にされないというか、プロフェッショナルとしてみてもらえないようです。

私からの返信・・・CD制作は2人のプロジューサーと共に準備を進めていったのですが・・
オリジナル曲はミュージシャンというよりアーチストという風に聞いておりました。
それで、宮崎さんにはナッシュビルで録音する様にと強く勧められましたが、その頃はまだCD録音
の事も良く判っていなかったので、今から考えると「大胆な制作をしたな」と改めて思い返しています。
家を長く空ける事もできなく「歌だけは日本で録音したい」の希望を聞いてもらい結局、京都&ナッシュビルの
録音になりましたが、すべてナッシュビルで録音した方が本当はもっと簡単で経費も安く済んだとおもいます。
ナッシュビルでのオーバー&ミックス・ダウンを自分で確認する予定にしていましたが、テロでやむなく渡米前日
キャンセル。この後がてやわんや・・・毎日ナッシュビルとの電話連絡でした・・・。



引き続き
ナッシュビルのお写真をご覧になって下さい




   
♪♪
あなたに想いをよせて

時は過ぎて 時代は変わって行く
喜び悲しみを おいて行く
友達が残した 輝く笑顔と
あなたがくれた 熱い想い, あなたがくれた 熱い想い

夜空の星が 好きなのは
あなたの瞳が どこかにある
懐かしい言葉で ささやく風が
私の心を通りすぎた, 私の心を 通りすぎた

今の輝きはなち 歩いて行く
別れと出会いを 繰り返し
いつか又どこかで きっと出会う
あなたに想いをよせて, あなたに想いをよせて