涙の凍った山
パルチャモ登頂印象
1994年12月17日から1995年1月7日までの22日間で、ネパールヒマラヤ、パルチャモに登
頂した。
以下はその時の印象を思いつくままに綴ったものである。
★ ヒマラヤ登山はまず登山許可を取ることが第一の関門となる。たとえば人気抜群のエベレストな
ど登山料だけで一人数百万円、許可もいつ下りるかわからない。今回登頂したパルチャモはトレ
ッキング許可証だけで登れる、ネパール政府が特別に許可した15座のうちの一つである。
その15座は6000M前後の、比較的容易に登頂できる山である。
★ パルチャモは標高6282M、地域的にはエベレストのあるクーンブ・ヒマールの西のはずれにあ
たる。トレッキングでも最も人気のあるエベレストコースとナムチェバザールまでは同じである。
ナムチェから左にルートを取りターメを経て、チベットとの交易路となっていたテシ・ラプツア峠より
登頂する。
★ ヒマラヤ銀座ともいえるエベレスト街道と途中まで一緒であるが、このコースはトレッキングで訪れ
るものはほとんどなく、十二分にヒマラヤを満喫できる。
★ 県庁山岳会の公式登山であった。最初は4名の登山者を見込んでいたが、結局は高尾弘一君と
の二人だけになった。20年以上も前から計画だけは色々あがっていたが、何も実行しなかった
会としてはこんなものだろう。
行きたいものだけが行く。これも当然のことである。
★ 現地のシェルパやホテル等の手配は東京観光株式会社のアースデスクに依頼した。日本からの
添乗員はなし。
費用的には二人だけであったため割高となり旅行社に納めただけで一人50万円ほどになった。
他に装備費が現地と日本で相当かかった。
★ 往路はシンガポールに1泊した。(往復ともシンガポール航空)