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 金谷の写真があまりにも濁って見えたので、いくら春一番の濁りだと言っても、ちょっと辛かった。その時に撮ったアメフラシに替えました。濁っていると言っても、近づけばこのくらいには撮影できます。人気が出ているウミウシの仲間でも、アメフラシは人気がありません。探さなくても何処にでもいるし、それに大きくなるから可愛さよりも不気味に見えてしまいます。それでもこのくらいの大きさならば可愛い。
 中学生の時、生物の授業で、磯の観察に江ノ島に行って、はじめてアメフラシに出合いました。た。 アメフラシは手を触れると、紫色の染料を出します。平和主義者のアメフラシのささやかな防御なのです。美しい紫色で、古代紫のの染料になります。以前、ニュースステーションでこの紫で染めた着物の取材をしました。たしか6月だったか、アメフラシを水中で撮影しようとしたら、瀕死のアメフラシばかり、アメフラシは初夏に産卵すると、死んでしまうのです。
アメフラシも春の象徴です。
1月29日に金谷に行き、春を感じて、嬉しがったけれど、2月12日、水温は11度と冷たいのに、まるで春のような濁りだ。
これも春の兆しなのだろうか?それとも、2月中旬に東京湾では急に水が濁ってしまうことがあるので、それなのだろうか。
同行した新田先生によれば、日差しが少し強く、すこし日照時間が延びると、プランクトンも勢いづくのではと言うけれど、この冷たさでは、プランクトンも発生しにくいのでは、いやいや、流氷の海もプランクトンの海だ。でも流氷の海は氷に閉ざされていて時化る事がないので、すばらしい透明度だ。透明度はプランクトンだけで決まるわけのものではない。
とにかく、二月中旬の濁りは謎だ。
ブログに書いたけれど、写真の新田さんは、BCDを着けずにドライスーツで浮力の調整をしている。
 ちょっとクラシックな姿勢だ。 僕ももう一度、ドライスーツだけにしようかな、と思ったりしている。
 早春賦
 1月29日 金谷に潜りました。高気圧が舌状に降りてきて、本当の凪、天気もとてもよくて風もない。水温は16度です。
 まだまだ2月になれば水温はさがるはず。でも海の中で、ふと春を感じました。
久しぶり、と言っても二ヶ月ぶりだが、魚礁の撮影に潜った。この前はウエットスーツで、水温は20度だった。今度はドライスーツで、水温は14度だ. 古タイヤをつなぎ合わせて作った魚礁である。場所は書けない。場所がわかると、たちまちモーターボートでやってきたダイバーが潜り、イセエビは壊滅に瀕してしまう。
古タイヤを利用した魚礁は、30年ほど前に流行った。始末に困る古タイヤの利用としては最高と考えられた。しかし、歳月が経ち、タイヤの連結がとれてしまったら、あるいは強い波でばらばらにされてしまったら、ごみの海中投棄と変わらない。事業としては終了した。魚礁の耐用年数は、およそ30年と考えられている。30年近くたって、まだこのタイヤ魚礁は機能している。それはよいのだけれど、まだタイヤとしての形がそのまま残っている。タイヤは海中でも不滅なのだ。それが困る。

 

初夢 2005年11月24日 ケラマ、ボツボツサンコの上空です。
       今年、2006年は、子供たち、そして仲間のみんな 一緒にケラマに2回は行きたい。