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  保険について

ダイビングの安全管理はすべて自己責任で行うのが原則です。これまで、この練習会は、自己責任による自由な練習をモットーとしていました。必ず複数で仲間を見張っていること、ブラックアウトの可能性のあるような、スタティックな息こらえとか、25mを折り返すような場合には、必ず事前に申告していただくようにお願いをして、それだけで行って来ました。

管理者としては、出来るだけ監視をするように心がけてはいますが、プールは広く、目も行き届きませんし、人の手も足りません。

一方で、レクリエーションダイビングの世界では、賠償責任保険に加入することが、常識になっています。この保険は、もしも事故が起こった時には、インストラクターを加害者としてその責任を問う訴訟が起きたとき、その判決による賠償責任を保証する保険です。

一方で、この保険も厳しくなってきています。保険の支払いが、保険金徴収額よりも大きくなる可能性が高くなってきたので、保険会社が引き受けを拒否する場面が出てきたのです。

この保険は両刃の刃です。死亡事故が起こったときに、ダイビングで事故が起これば何が何でも訴えてみる。それが通例となっているようです。その状況で、保険会社が保険の引き受けを拒否すれば、ダイビング業界は崩壊するでしょう。

辰巳の練習会の主催者である須賀は、全日本潜水連盟のインストラクター賠償責任保険に加入しています。この保険は、須賀が行うダイビング指導が、全日本潜水連盟のCカードを取得することを目的として行われていて、須賀の安全管理下にあり、なおかつバディシステムで潜水が行われていた時に事故が起こった場合のみに支払われます。

この練習会では、須賀がCカード講習を行っている状態の人以外は、賠償責任保険にはカバーされていません。

そこで、辰巳国際水泳場にも申込書がおいてある、スポーツ安全保険への加入を考えました。これですと、掛け金は年額1500円で、死亡は2000万円、賠償責任保険も一人一億までとなっています。

この保険に入っていてもスキンダイビングの場合、保険が支払われない可能性が大きいそうです。問い合わせたのですが難しいかもしれないという答えでした。

やはり、スキンダイビングの危険を十分に認識された上で、自己責任、皆様の自覚による安全管理を確実にしていただくより他に手段はないようです。

 

スキンダイビングにブラックアウトは、つきものです。だからこそ、スキンダイビングの練習はスクーバダイビングの講習では、省略され逃げていて、行われないのでしょうが。

 

練習中にブラックアウトを起こすと、口から息を吐き出しながら、ふわっと沈んでゆきます。すぐに水面に引き上げるのですが、意識を失ったダイバーはかなり重いので、30秒、もしかすると1分かかるかもしれません。バディで泳いでいれば、多分10秒以内に水面に上げることができ、何の問題もないとおもわれます。30秒以上かかると、その間に肺に水を吸い込んでいて、救急車での搬出、そして、入院して集中治療室に入ります。肺への浸水は、肺炎を起こしますし、最悪の場合二次的な死亡も考えられます。直ちに引き上げなかったとして、管理責任を追及され訴えられる恐れがあります。

 やっかいなことに、先天的にブラックアウトを起こしやすい人もいるのです。その方には、ご遠慮いただくよりありません。

 保険加入の如何にかかわらず、賠償責任を追及しないという意味の誓約をいただきたいと思います。別紙で

「プールでのダイビング練習は、すべて自己責任で行い、もしもの場合の救助の遅れなどについて、管理責任の追及は一切いたしません。」

と、自筆で欄外に記入してください。

 

今後もうるさい管理はするつもりはなく、従来どおりですが、はじめるときの体操とご挨拶、終了前に退出する時には須賀に伝えてください。互いに見張りあって、何かあったら見つけた人がすぐに救助、前述のようなエキスパートの特別練習は、須賀に申告してからにしてください。

 なお、まったくの初心者、およびスクーバダイビングで、申し出でがあって、須賀およびそのスタッフが教えているような場合は、インストラクター賠償責任保険の範囲にはいります。全日本潜水連盟のCカード講習会の一環としてスキンダイビング講習を受けていると認識して活動してください。