パソコン利用モードに 「CQ インターフェイス」 Q & A 


目次

・ 用語の説明
・ 機能・構成
・ 使い方
・ SSTV
・ RTTY
・ CW
・ WSJT
・ 無線機関係
・ その他

★ このページは、ユーザー・リポートを含みます。


用語の説明、等++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

「CQSSTV−USB(V6以降)」に関するQ&A集です。

● 「標準方式」・・・ 本器の<標準方式>とは、無線機の後面にある「ACC端子」とか「DATA端子」等を利用する方式です。 <アクセサリ端子方式>とか、<データ端子方式>とも言える方式です。

● 「マイク端子方式」・・・ 本器の<マイク端子方式>とは、無線機のマイク端子を利用する方式です。 <マイク切替方式>とも云われます。 (従来の市販品に多い方式)

● 「マイクミュート機能」・・・ 前記の「標準方式」で使う場合、SSTV等の送信中はマイクからの音声をミュート(無音)する機能。(アイコムの無線機には装備されていない機種が多い。)

● 取説における「組立配線図」の一部訂正<お詫び>

   8Pマイクライン設定における「ヤエスの接続例」を訂正致します。
「PTT−G」の接続先を、5番ピン(誤)から7番ピン(正)へ移してください。7番ピンには「MIC-G」と、「PTT-G」の2本を並べて挿します。
(2006−12−23以降に発行する取説は訂正済です。)

● USBケーブル
  本器とパソコンを接続する「USBケーブル」が、組み合わせるパソコンによって、無線機への強力なノイズ源となる場合があるようです。
別メーカーのUSBケーブルと交換してみてください。


機能・構成など++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

● <標準方式>では、マイクは無線機に接続したままで良いのですか?

  その通りです。 本器と無線機間はアクセサリ・ケーブルを1本接続するだけです。

● 市販のインターフェイスには、なぜ<標準方式>のものが無いんですか?

  マイク端子の信号配列はメーカー毎に決まっていますが、アクセサリ端子のそれは同一メーカーでも型式毎に違うほど統一性がないため、アクセサリケーブルの商品化が難しいためだと思います。

● 「Windows XP」以前のOSでは使えませんか?

  「98SE」以降の、「Me」や「2000」でも使えますが、USBデバイスに対する設定などが使いにくいようです。 特に、”V9バージョン”以降は「XP」で運用されることをお奨めします。

● マイクミュート機能が無い無線機でSSTVを運用するにはどうすれば良いですか?

  本器の場合<標準方式>でも、マイクを本器経由で無線機に接続することで「ミュート機能」が付加できます。

  ミュートしなくても、画像送信中に大きな声などを出さなければ特に支障ありません。(但し、マイクが拾った音声などは相手に聞こえますので話題にご注意ください。)

● アドニスのマイクと「マイク変換ケーブル」を使っているのですが注意事項は?

  アドニスの「マイク変換ケーブル」は、アドニスのマイクを各社の無線機に接続する時の変換用ケーブルですが、あくまで無線機のマイク端子に直接接続することを目的にして設計されています。(レベル調整抵抗内蔵)
よって、「マイク変換ケーブル」は本器と無線機の間に入れてください。(アドニス殿に確認済み)
当然ですが、本器内部の8Pマイクライン設定は「アドニス」仕様で設定してください。(本器取説資料参照)

● 付属のACCケーブルは本体がバージョンアップしても使えますか?

  誠に申しわけございませんが、V7タイプ以降ACC端子を「8PミニDIN」に変更させて戴きました。
その関係で、「V3〜V6」と、「V7タイプ以降」は、別のACCケーブルになります。

● USBケーブルは最長何mまでOKですか?

  某メーカーの製品説明書によると機器間の最大ケーブル長は5mです。
「USBリピーター・ケーブル(5m)」3本をカスケード接続して延長することにより、最大20mまでは原則可能。
(出来ることなら機器の配置などを工夫して、ケーブル類は極力短くすることをお奨めします。)

● 時々「PTT」が働かないことがあるのですが?

  USBケーブルを挿しているハブ(HUB)は、電源供給タイプですか?
必ず、「電源供給型ハブ」に電源を供給してお使いください。


使い方など++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

● 「MMSSTV」を立ち上げると、[Could not open 'COM # for PTT controls] というエラーが出るのですが?

  「コントロールパネル」の「システム」の「ハードウェア」の「デバイスマネージャー」の「ポート」で認識されたCOMポート番号を、「オプション」⇒「MMSSTVの設定」⇒「送信」⇒「PTT Port」に設定してください。

  USBケーブルを、むやみに抜き差しすると、COMポート番号が変わってしまうのでご注意ください。

● パソコンを立ち上げると、無線機が数回送信状態になるのですが?

  本器内蔵のUSB機器が認識される時に発生しますが異常ではありません。
これを避けたい時は、「PTT」スイッチを「OFF」にして立ち上げてください。
または、パソコンが完全に立ち上がってから無線機をONにしても良い。

● 「PTT」スイッチの「TEST」は、どういうときに使うのですか?

  「AUTO」でSSTVを送信しても無線機が送信状態にならない時などのテスト用です。
「TEST」の位置ならSSTVが送信出来る場合、PTTに異常があることが判ります。
この場合、PTT用のPort設定が合っているかどうかを再点検してください。

「TEST」にしても送信状態にならない場合は、RIGの選択スイッチを確認してください。
これが合っている場合は、アクセサリ・ケーブルが正しく使われているかを確認してください。

● パソコンのオーディオ機能を使う、SSTV以外(HamPAL、AFSK、PSK31、WSJT、など)を運用する場合は、接続方法に変更が必要ですか?

  オーディオ機能を使うモードは、すべて同じ接続のままで運用できます。
ソフト的なことは、各モードの専用ソフトの使い方に従ってください。

● マイクラインに、直流電圧(+5〜8V)を重畳している無線機への対応 <2007−5−13>
 
マイクラインに直流電圧を重畳させている無線機への対応が不十分だったことが判明しましたので、コンデンサ(C6)を追加して直流カットを実施しました。・・・(V9b以降)
本件は、「IC−7800」をお使いのユーザー様からの貴重な情報により判明致しました。 ありがとうございました。

★ 本件は、「標準方式」だけでお使いのユーザー様には影響ありません。

★ 「標準方式」+「マイクミュート機能」でお使いの場合の対処方法。
取説の中の、「基板レイアウトと設定例」の図面における、「MIC−G」の緑色のリード線をマイクラインピンから引き抜いた状態でお使い戴ければ大丈夫です。

★ 「マイク端子方式」でお使いになる場合の対処方法。
リレー(RL)の9番ピンと、半固定ボリューム(VR4)の中点間に、10μFのコンデンサを挿入してください。(リレーの9番ピン側が+極)

マイク端子方式でお使いのユーザーが、本件に該当するケースは、ごく少数だと思いますが、ご自分での対処が難しい場合は、ご相談ください。


SSTV運用時のポイント++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

● 運用時には、入・出力ボリュームの設定を再確認すること。

● 運用するソフト以外のソフトを立ち上げておかないこと。

● 運用時は、AFの帯域幅を3KHzより狭くしないこと。

● 運用中は、インターネットに接続しないこと。
   メールの自動受信や、自動ウィルスチェック等が画面を乱す。

● 画像送信中は、パソコンを操作しないこと。(マウスに触らない)

● マイクが、モニタ音を拾わない配慮をすること。(ハウリング防止)

● 複数台の無線機をONにする場合、相互干渉しない配慮をすること。

● 送信時は、チューニング・トーン(1200Hz)を前置きすると良い。

● 「自動傾き調整」を有効にしておくと良い。


RTTY運用時のポイント++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

● RTTY(FSK)を運用する場合の留意事項は?

  RTTYのFSK信号はオーディオ機能を使いませんが、無線機にRTTYモードが有る場合は、ACCケーブルを作る時にFSK信号を含めるようにすれば運用できます。

JE3HHT 森さんのHPから「MMTTY」に入り、MMTTYの次にある囲みの中から、「EXTFSK」というソフトをダウンロードしてください。

解凍した「EXTFSK.DLL」を「MMTTY.EXE」が格納されているフォルダにコピーします。

MMTTY設定画面の「送信」ページを開き、PTTポート名に「EXTFSK」を選択します。
また「その他」ページの送信ポートは「サウンド+Com TxD (FSK)」または「Com TxD (FSK)」を選択します。
(USBポート設定は[A:通常の処理]を選択して下さい)

EXTFSKの小さなウインドウが開きますので、ポート名や使用する信号,論理などを設定して下さい。

・  port ・・・ COM1〜8 (実際に認識されているもの)
・  FSK output ・・・ TXD
・  PTT output ・・・ RTS

設定が完了すれば右上の「_」ボタンを押してウインドウを最小化しておきます。

注) ”V9”から「CW」ジャックを設けましたが、RTTY(FSK)を運用する場合は、「CW」ジャックには何も挿さない状態でお使いください。


CW運用時のポイント++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

● CWソフトを使って運用する場合の留意事項は?

  「CW」ジャック(3.5Φモノラル)と無線機の「KEY」ジャック間をモノラル・コードで接続し、CWモードで運用してください。
★ 但し、V12以降は「KEY」ジャックも、ACCケーブルで接続し、リグの切替えにリンクできます。

注1) KEY(縦振り電鍵)を併用する場合は、「CW」ジャックに接続してお使いください。

注2) CWソフトを使う場合、状況により、PTT−SWは、「OFF」にして運用してください。(ブレークイン動作)


★ 「ZLOG」を使う場合の注意事項

  1) 「ZLOG」を使う場合は、V1.1のHUB等が介入すると、ソフトが立ち上がらなくなります。 V2.0のHUB等をお使いください。

  2) ZLOGの「CW/PTT port 」の設定は、「USBポート」を使わないでください。
    ZLOGは、「COM1」または、「COM2」を使う必要があるので、実際のポート認識が違う場合には、強制的にこのどちらかに設定し直してください。

  3) 「Vista」でも、「XP」で使えるハムソフトの多くは使えるようです。
    但し、CWソフト「ZLOG」だけは問題があるようですのでご注意ください。


★ DSCWの初期設定 (2008−01−19 記)

  1.「初期設定」項目
    A) Comm設定 ・・・ Comm 1〜8 (実際に認識されているもの)
    B) Key Control ・・・ DTR

  2.「信号入力」項目
    A) 「右側」 または 「左側」 (どちらかを選択)


WSJT運用時のポイント++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

● WSJT (EME、QRP、等々)を運用する場合の留意事項は?

  WSJTを使う場合に限りますが、高速パソコン(3G以上?)で使う場合に送信信号(波形)が極端に歪んでしまうことがあります。 一般的なパソコンでは全く問題ありません。

<考察> 本件は、「WSJT」ソフトが、USB2.0のハイ・スピード・モード(480Mbps)に適応していないためと思われる。(専門家ではないので、あくまで推測です。)

<対策> 「WSJT」を使ってこのような現象が出た場合は、PCと本器を結ぶUSBケーブルのPC側に、「V1.1のHUB」を挿入すれば解決します。

現在、ハブはV2.0が一般的であり、「バージョン1.1のハブ」は入手困難だと思います。 どうしても入手できない場合はご相談ください。

★ 「WSJT」はEME専用にあらず!!

WSJT通信は月面だけでなく地上波で、現在SHF帯1200Mhz〜24Ghzの運用者で盛んに実験されています。

WSJTは信号強度が弱いほどデコードされますが、信号強度が強いとデコードが出来ませんのでSHF帯のQRP通信に適したソフトでもあります。

興味がある方は、下記ホームページが参考になるそうです。
http://www12.plala.or.jp/jn1ayv/


無線機関係++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

● FT−767
   このリグのACCケーブルを作る時は、リグ側の「3.5Φステレオプラグ」の結線に注意してください。他の同様方式のリグと逆で、OUT(先端)、IN(中間)になります。

尚、上記の「IN」から画像信号を入力した場合、無線機側のゲイン不足で規定の送信出力が得られないケースが有るようです。 このような場合は、「マイク端子方式」でお使いください。

● FT−847
  このリグは、SSBのPTT方式が、ハンディ機に多い重畳方式を採用していることが特徴です。
不便なことは、「SSB」と「FM」の各モードによって、アクセサリ端子が別になります。
 SSBの場合・・・ 「DATA−IN/OUT」端子(3.5Φステレオ・ジャック)
 FMの場合・・・・ 「PKT」端子(6PミニDIN)

<対策> このリグは、「マイク端子方式」で使うことをお奨めします。
受信信号は、SSBは「DATA」端子から、FMは「PKT」端子から、各々10μFのコンデンサを通して、「ACC 3」の受信信号端子(−3、+4)へ接続してください。

● FT−9000
  「FT−9000」用のアクセサリ・ケーブルを作る場合の注意。

「FT−1000シリーズ」と、「FT−2000シリーズ」は共通ですが、「FT−9000シリーズ」のRTTY端子の信号ピンは配列が異なるので注意してください。
1番ピン ・・・ RX OUT (SHIFT)
2番ピン ・・・ PTT (RX OUT)
3番ピン ・・・ GND (PTT)
4番ピン ・・・ SHIFT (GND)
(  )内は、「FT−1000」、「FT−2000」シリーズの場合。

● TS−570
  「TS−570シリーズ」の中には、AF−OUT(受信出力)信号レベルが極端に低いため、SSTVの画像が綺麗に再現できないケースがあるようです。

● デジタル(DIG)モード
  最近の小型無線機に採用されている「DATA」端子(6PミニDIN)は、各社共通仕様になり便利になりましたが、SSTVに多い画像と音声を交互に送信するような場合には、画像は「DIG」モード、音声は「SSB」モード、というようにモード切り替えが必要です。

<参考>
「HOME」スイッチを利用して「DIG」モードを登録しておけば、「HOME」スイッチのON/OFFだけで楽に切り替えできます。

更に、「DIG」モード時の運用モード(LSB/USB)の選択をお忘れなく!
RTTY
PSK31−LSB/USB
USER−LSB/USB ・・・ SSTVの場合など

HF帯で運用する場合は初期設定のままで問題無いようですが、U・VHF帯で運用する場合は留意してください。

● AT−180 (アイコムのアンテナ・チューナー)
   このアンテナ・チューナーを接続すると、インターフェイス用としてACC端子が使えなくなるが、この場合、アンテナ・チューナー側に装備されているACC端子を使う事で解決できる。


その他++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

● デジタルSSTV (HAM PAL, EasyPal, EasyDRM, 等)
  最近流行の、いわゆる「デジタルSSTV」を運用する場合、使用するパソコンによっては、回り込み現象に似た症状を呈することがある。 パソコンを交換すると直るので、相性が悪いパソコンもあるということらしい。
「MMSSTV」や「MMTTY」などのソフトでは発生しない。

● エレコム社の「USB−シリアル変換ケーブル」との競合回避方法

付属品のドライバソフトをインストールする際に、説明書に書いてある方法では上手くいかない場合、以下の方法でやってみてください。

開発元の,Prolific Technology Inc.のサイトで,最新版のドライバを探し、
ケーブル以外のインターフェイスのドライバが入っている状態で,再度,ダウンロードしたファイルを展開したフォルダを場所の指定で導入しましたところ,うまく導入ができました。
USBインターフェイスだけではなく,エレコムの変換ケーブルも同時に使用できております。

サイトはこちらです。
http://www.prolific.com.tw/eng/downloads.asp?ID=31

ファイル名
wd_pl2303h-hx-x_v20019v2021.zip  2005/8/11    1471 KB

注) <ドライバソフトCD>は、パソコンが替わるたびに必要になりますので大切に保管してください。
   <取説>と一緒に保管されるようお奨めします。

● 3.5MHz/1kw出力運用時の回り込み事例・・・<2007−9−22>

1. 3.5MHzバンドのみで発生する。
2. 出力700Wくらい以上で発生する。
   但し、アンテナをダミーロードにした場合は発生しない。
3. マイクをI/F経由(アイコム/ミュート機能を付加)した場合のみ発生する。
   但し、一般的なハンドマイク等では発生しない。
   イコライザ付きダイナミック・マイク使用時のみ発生する。

対策: マイク回路にトランス(600:600Ω)を挿入して解決。

いわゆる”DXer”に多いケースかと思いますが、参考にしてください。





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