TitleIntroduction

Updated 21 June 2003

 
WorldMapLOG4DX はアマチュア無線局用のログソフトです。 QSO中のデータ入力の簡素化と、関連情報を簡単に呼び出せる環境の提供、を開発のコンセプトとしています。 

USAカウンティー・ハンティング(USA-CA)を効率よく行うためのログソフトが欲しくって USA 製を中心に探したのですが 自分にピタッとくるものはありませんでした。それでは自分で作るしかないかということで作り始めたのが LOG4DX 開発のスタートでした。

その後、各局の要望にお答えする等で機能追加・改良を進め、現在は USA-CA をはじめとして WAS, DXCC, WAZ, P75P(ITU Zone Award), IOTA, JCC, JCG, AJA, 全町村(JAG) 各アワードの実績記録のできるソフト構成に仕上がってきています。 国内QSOにも充分使用できます。DX中心に国内QSOもやります、という人に最適なログソフトです。

私の知る限りの手法でPCの資源を有効に利用した高速かつ軽快に動作するように設計していますので、きっとご満足頂けると思います。

本ソフトはシェアウエアです。継続使用の場合はシェアウエア登録をお願いします。

なお、LOG4DX 用の最新ヘルプファイルを本ホームページからダウンロードできます。 ヘルプは単独で動作します。 実際にどんなものか,どんな機能があるのかを知るのにより詳しく判りますので、一度ダウンロードしてみて下さい。

BGMはKCNさん作成のMIDIデータです。
ホームページは http://www.angel.ne.jp/~kcn/

曲名: イギリス組曲 第2番 イ短調 BWV807 (1) Pre'lude
作曲者: J. S. Bach

【動作環境】

  1. DOS/Vマシン。ペンティアム200MHz以上、メモリ32MB以上。
  2. 対応OS Windows95,98,Me,XP。(98での確認は私自身行っておりませんが、動作可能のレポートを頂いています)
  3. 開発環境はWindows95マシンです。開発後、XPマシン上でも動作確認を行っています。
  4. インストールには概略以下のハードディスク容量が必要です。最近のマシンではこの程度のHDD容量は何の問題もないでしょう。

【ロギング・システム】

  1. ロギング機能は ボーランド社の「Paradox 7」を使用した高速・高信頼な リレーショナル・データベース・システムです。
  2. 基本ログテーブルのほかに最大16 までのログテーブルを作成し自由に名前をつけて使用できます。たとえばホームコールで運用する通常ログデータのほかに、海外運用など異なるコールサインで運用したログデータを最大16(コール)まで LOG4DX上で管理できます。
    各ログテーブルごとにアワード実績の管理を別々に行っていますが、スクリーン上の表示画面位置・大きさの設定は共通となっており個別に設定することはできません。
    なお
    LOG4DX が同時アクセスできるのは1つのログテーブルのみで複数のログテーブル間に何らかの関連性を持たせることはできません。
  3. 各ログテーブルは想定用途にあわせ交信データを3グループに分類して管理しています。ログデータの「Class」項目の文字でグループ分けをしておりの【DXCCグループ】では「Class」項目に無関係に全データを対象とするようにしています。
  4. LOG4DXでは交信時刻として「UTC」を標準として使用していますが【Japanグループ】の場合のみ「JST」表示にしています。
No グループ 想 定 用 途 グループ内(表示対象)データ Class

USA

カウンティ・ハンティング,WAS 合衆国50州のデータ(K, KH6, KL7 USA

DXCC

DXCC,WAZ その他一般QSO 全データ 全て

JAPAN

国内専用(JCC,JCG,AJA,全町村) 国内データ(含小笠原、南鳥島) JPN

 

【ロギング画面】

  1. メイン・メニュー「ロギング」から【USADXCCJapanグループ】の何れかのモードを選択してロギング画面を開きます。ロギング画面を表示させた後の【USAグループ】から【DXCCグループ】など他のグループへの変更は一覧表示画面(Browser)の上部タグのクリックでもできますので、その都度メイン・メニューに戻る必要はありません。
  2. ロギング画面は一覧表示画面(Browser)、編集画面(Editor)および交信実績(Previous QSO)画面が同時に表示されます。各画面を見やすい位置・大きさに配置・調整してください。(Photo-1に私の場合の例を示します。参考にして下さい。)
  3. 追加・編集画面(Editor)はモードにあわせ3種【USADXCCJapan各グループ】の画面が用意されており表示グループにあわせ若干編集できる項目が異なります。例えば【USAグループ】の場合のみUSAの「州」「カウンティ」の編集ができますが、その他の【DXCCJapanグループ】画面ではできません。
  4. ログデータを追加・編集する場合は一覧表示画面上の[Add][Edit]ボタンをクリックするとそれぞれのモードに移行できます。
    ロギング中は入力支援画面や各種情報画面を「ファンクション・キー」などにより呼出すことができ追加・編集作業をできるだけ簡素化できるように考慮されています。
Photo-1:ロギング画面の配置例(縮尺しているので画面は乱雑です。Sri)
  • 私が設定しているロギング画面の配置です。
    メイン・メニュー画面をスクリーンいっぱいに表示するようにし、メイン・メニュー画面の上部メニュー表示のすぐ下に合わせて編集(
    Editor)画面と交信実績リスト(Previous QSO)表示の上端がピッタリ位置するようにし、編集画面下端に合わせて一覧表示(Browser)画面を表示させています。
  • 画面位置を調整するには当該画面をアクティブにする必要があります。
Photo-2:Browser画面(DXCCグループ選択中)
Browser
  • 一覧表示Browser画面のカーソルの位置を合わせて編集するデータを選択します。
    一覧表示(
    Browser)画面の選択データと編集(Editor)画面のデータは同期して表示されます。
  • 一覧表示グリッド部のフォント、フォント色、背景色、項目表示順、表示幅は自由に設定することができます。
    グリッド上で右クリックすると設定メニューが表示されます。
  • メイン・メニューに戻らなくとも、画面上部のタグ【USADXCCJapan】をクリックすることで他のログ・グループ
    への表示切替ができます。

Photo-3:編集(Editor)画面(DXCCグループの例)

Editor Form
  • スプリット運用等に対応し送信・受信周波数を別個に記録することができます。[Ctrl] +[F5]/[F6]キーで
    編集画面上の【Freq】【Band】項目欄を切り替えることができます。
  • 【Band】【Mode】項目等にカーソルが移動するとその項目に入力できる値がプルダウン表示されます。
  • データ登録時のメッセージを表示するか・しないかの切り替え設定ができます。
Photo−4:交信実績(Previous QSO)画面
  • 編集(Editor)画面でコールサインを確定させた時または「F9」をキーインした時に当該コールサインに一致する既交信データ一覧を表示(更新)します。
  • 同様に「Ctrl」+「F9」をキーインした時は指定コールサインが包含している全データを表示・更新します。
  • QSLルート情報は「QSLルート情報記録機能」に情報が登録してあれば同時に表示されます。

【QSO中の入力支援】

  1. 直前に保存したログデータから【Freq】【Band】【Mode】【His Report】【My Report】【Remarks(設定による)】が継承入力されます。
  2. コールサイン確定で既交信データから【名前】【QTH】【州略号】【カウンティ名】【Remarks(設定による)】が継承入力されます。
  3. ほとんどの場合【DXCC】【Cont(大陸)】【CQ,ITUゾーン】は自動入力されます。
  4. 簡単な操作(ファンクションキーのキーイン)で以下の情報を呼び出し選択入力することができます。  

Photo-5:USAカウンティリスト(California州のリストを表示した例)

USA County List
  • [State]項目に州略号を入力することで表示州を変更できます。
  • [QSO]ボタンでカーソル位置カウンティとの交信リストを表示できます。
  • カーソル位置のカウンティについてのメモ情報が登録してあれば、「F5」キーがアクティブになりクリックするとカウンティ情報が表示できます。

【アワード記録】

  1. 各ログテーブルごとに以下のアワードの実績を管理します。
  2. USA-CA, WAS, DXCC, JCC, JCG 各アワードについては、ログ編集に応答し集計値の自動再計算を行い交信実績記録を更新・表示します。
No アワード アワード名称

内容

制定元
USA-CA USA Counties Award 米カウンティ・ハンティング CQ Publishing, Inc. (USA)
WAS Worked All States 米50州の全部と交信 ARRL(USA)
DXCC DX Century Club DXCCエンティティと交信 ARRL(USA)
WAZ Worked All (CQ) Zones CQゾーンと交信 CQ Publishing, Inc. (USA)
P-75-P Worked 75 ITUZones ITUゾーンと交信 Czecho Central Radio Club
IOTA Islands On The Air 世界の島との交信 RSGB(UK)
JCC Japan Century Cities Award 日本の市との交信 JARL
JCG Japan Century Guns Award 日本の郡との交信 JARL
AJA All Japan Award 日本の市郡区との交信 JARL
10 WASA-HF(予定) Worked All Squares Award HF帯でのグリッドスクエアとの交信 JARL
11 全町村 全国町村交信賞 日本の町村との交信 JAG
12 WPX(予定) Worked Prefix Award 異なったプリフィックスとの交信 CQ Publishing, Inc. (USA)

【アワード実績表示】

  1. 編集(Editor)画面上には画面モード【USADXCCJapanグループ】に対応して「USA-CA」「DXCC」または「国内の市郡区町村」のモード別交信実績数を常時表示します。表示される各交信実績値に追随し常に最新実績値に更新・表示されます。(Photo-6,7)    
  2. 編集(Editor)画面表示とは別にロギング状態から USA-CA, WAS, DXCC, WAZ, P75P(ITU Zone Award), IOTA, JCC, JCG, AJA, 全町村(JAG) 各アワードのバンド別、モード別トータル交信実績一覧をファンクションキー操作や1文字キーイン操作でログ入力中でも呼び出し表示できます。実績表示の自動更新ができないアワードもその場ですぐに更新作業が行えます。
  3. DXCC アワード実績表示ではバンド別・モード別に交信済や未交信エンティティー等 のリストを同時に表示します。(Photo-8)    
  4. DXCCエンティティー毎、WAZゾーン毎、USA州毎、国内コード(市郡区町村)毎のバンド別、モード別交信状況状況をログ入力中でも呼び出し表示できます。(Photo-9)
  5. USAカウンティーリスト,DXCCリスト,国内の市郡区町村リストには、モード別のトータル交信実績数が同時に表示 されます。(Photo-5)
  6. USA州リスト,USAカウンティーリスト,DXCCリスト,国内の市郡区町村リストでは選択・指定した州,カウンティ、エンティティー、国内コードに対応した全QSO データを読み出して一覧表示できます。(Photo-10)    
Photo-6:編集画面(DXCCモード)に常時表示されるDXCC実績
DXCC Result on Editor
 
Photo-7:編集画面(USAモード)に常時表示されるUSA-CA実績
USA County Resul on editor
 

Photo-8:DXCCのバンド別、モード別交信実績表示

 

Photo-9:指定DXCCプリフィックスの交信状況表示例

 

Photo-10:指定DXCCプリフィックスのQSOデータ表示(「KP4(プエルトリコ)」の例)

 

 

【ログデータ検索】

  1. ログデータの検索方法は2種類あります。検索したデータは自由に編集可能です。
Photo-11:多重条件検索の条件入力画面(Band項目に条件入力中)
Filter Form
  • 多重条件検索では条件を設定した各項目の「and」条件で検索を行います。
  • 多重条件検索での入力値は大文字・小文字が区別されます。

 

【QSL印刷】

  1. ラベル(タックシール)印刷およびQSLカード直接印刷ができます。
  2. プレビュー機能で印刷イメージを確認できます。
  3. ラベル印刷は1枚に8QSOまでならべて印刷できます。
    縦方向の寸法の関係ですべてのラべルに8QSOの印刷できるわけではありません。事前にプレビューなどで確認する必要があります。
  4. 多数のテンプレートを提供していますが、自分にあったものがない場合は自分でテンプレートを作ることができます。
Photo-12 ラベル印刷プレビューの例
  • 赤の境界線はラベルの大きさを示します。実際には印刷されません。
  • 印刷データはラベルの上下、左右に中心振り分け印刷されます。
  • 印刷文字の色は設定で自由に変更ができます。
Photo-13 カード印刷プレビューの例
  • 赤枠はカードの大きさを示します。アメリカンサイズの例です。
  • 灰色で示す文字・枠はすでにカードに印刷されているもので実際には印刷されません。
  • 印刷されるQSOデータの数はカードに合わせた設定によります。
 

【QSLルート記録】

  1. QSLルート情報の記録機能があり、記録したアドレスの印刷ができます。
  2. 情報はインポート・エクスポート機能により各局間でやり取りができます。
  3. にルート情報が公開されています。
Photo-14 アドレス印刷プレビューの例
  • 赤枠はカードの大きさの境界線を示し実際には印刷されません。
  • 印刷される文字の種別・大きさ・色は行ごとに設定・変更ができます。
  • SASE返信用に自分のアドレスをラベル用紙全部に印刷することができます。
  • 印刷開始するラベル位置を設定できますので、前に使った用紙の続きが利用できラベル用紙を無駄にしません。

 

【ログデータインポート】

  1. 現在以下のログからデータをインポートできます。
No ログ名 作者 インポートファイル
ADIF ADIF (*1)国際フォーラム ADIF仕様ファイル
CT Ver9 K1EA Ken Wolff Resファイル(ADIFも別途あり)
ZLog JJ1MED 横林氏 Txt(DOS), All(Win)ファイル
HamLog JG1MOU 浜田氏 Bakファイル、K3ファイル
GLHlog JH0GLH 瀬沼氏 CSVファイル
XMLog W1ECT Mike McAmis Txt(テキスト)ファイル(ADIFも別途あり)
Logic4 米国 PDA社 (*1) Database(*.dbf)ファイル(ADIFも別途あり)
LOG4DX JA7BEN 千葉 Database(*.db)ファイル(ADIFも別途あり)
汎用 - CSV、固定長テキストファイル

(*1) Amateur Data Interchange Format : ログソフト間のデータ交換仕様(事実上の国際標準です)。多数の海外製ログ(40種以上)がADIFに対応しています。
(*2) PDA: Personal Database Applications

 

【交信実績のチャート表示】

  1. DXCC, USA-CA, WAS, 国内市(JCC)・郡(JCG)・区・町・村各アワードに対応した交信実績の年推移と全QSO数の年推移をグラフ表示します。
  2. バンド別・モード別の指定が切り替え・表示ができます。
  3. 縦の実績数、横の年、それぞれのスケールは自動的に設定されます。

Photo-15:チャート表示(グラフの色合いが実際のものと少し異なります)

Chart Form

 

【その他の機能】