カメラを片手に街を歩いていたらふと出会った、そんな写真を
「作品」とは違った観点からルポ&エッセイを添えてお届けします
。
「海士有木
」
第1話
(テレビドラマ「コーチ」より)
2年ちょっと前だったか、TVドラマを見ていて素晴らしい光景に出会っ
た
。
電車好きのボクとしてはすぐにフジTVに問い合わせてみたのだがロケ現場は教えられないのが鉄則らしく(?)なかなか聞き出せない。「そこを何とか」 と哀願するボクに局のお姉さんがぽつりと一言、「千葉の小湊鉄道にお問い合わせ下さい」と。なんだい、最初から言えよ!と言うわけで小湊鉄道さんに電話してみるとこちらは打って変わって「ハイハイあれはうちの「あまありき」駅ですよ、是非いらして下さい」と、うれしそうに丁寧に教えてくれた。「運行課」の職員さん有り難う。軽い訛がとても印象的でした。 そんな訳で、ある休日前夜、寝付かれないのを言い訳に深夜に家を出てカーナビに「あまありき」とセット。導かれるままに数時間のドライブと相成り
ま
した。
車はどんどん千葉の山奥に進んでいきます。そして迷うことなく始発電車前に到着。入場券を買って、ようやく念願の場所に立つことが出来たのでした。
生憎の小雨模様でしたが、そう、正にボクがカメラを持って立っている場所にあの女優、浅野温子が「東京行きの電車を待って」立っていたのです。そして電車が入ってくるシーン。それだけのことなんですけどね、そんな撮影行、よくやってしまうのです。こんな時って、余り良い写真は撮れないんだけどね。(浅野温子が立ってたらさぞかし名作だった?)懲りなくそんなことを繰り返してしまうのでした。次は何処行こうかな?(INA)
「清泉寮のアイス」
ここは清里、野辺山から一駅山梨側に入った観光避暑地である。
この写真右手が八ヶ岳、左手には富士山に南アルプスがどかっと広がる絶景の地
。
いやはや
都会の喧噪から離れた別天地・・・と思いきやこの行列!なんでや〜なんでこないな所来てまで並ばにゃならんのや
。
清里の駅前はすっかり観光地してしまって妙な輩が出没してとても静かな雰囲気は無いがそこからここまでは歩くと辛い距離。軽井沢なんかなハイソな感覚も?無く(笑)周辺に特別な観光スポットがあるわけでも無いのだが、この行列はしっかりいつ行ってもあるのだ。なんでか。それはね!!!
「アイス」
なのであ〜る。ナァーイス!等とダジャレて居る場合ではない。
この世に「ソフトクリーム評論家」がいたとしたら、ここのソフトをどう評するか聴いてみたい。
いや、評論家なんぞおらんでもこの行列が物語ってると思いませんか?
私だってこんな山の中まで来て、何分も並んで1個300円のソフトなんぞ喰いたかありませんよ、
でもね、食べないと後悔するのです。甘い物は苦手?いえいえ、後悔致します(きっぱり)
たかがソフトでしょう、とも言ってはいけない。ハーゲンダッツのバニラの方が旨いに決まってる、なんて戯れ言も言ってはいけない。濃厚絞り立てミルクにバニラフレーバーとかすかなキャラメルの香り・・・あーだめだめ、言葉には表せない。ちなみに今年ここを初めて訪れたいい年扱いた友人は
2日間で4個も食べたのです。善男善女の行列は今日も続く。君も並べ。後悔するぞ。
「これは何だと思うか?
」
満開の桜並木?う〜む確かにそうとも見える。しかし気温は2〜3度だよ!桜は咲かない。
実は樹氷なのである。耕さんがさんざん綺麗だと言っていたが年に何度もお目にかかれる訳
でもないんだよね。5月5日の日記を参照してもらいたい。大変な濃霧である。そしてその晩は
僅かな風花程度の雪と視界5mの更なる濃霧だった。ほとんど雪など残っていない樹木の
枝に水滴が付いては氷り付いては氷る。そして翌朝晴れると、かくも幻想的な美しい風景に
お目にかかれるのであります。ちなみに通常の樹氷は朝方に溶けてしまうらしいが、前夜の
天候と、この時の気温のおかげで夕方までこの風景を楽しんだ。
ここはお山の隠れ家に向かうメインストリートで正面が八ヶ岳であります。道路に雪はなく
枯れた芝生気配にも残雪はないのだが、翌日は20cmの降雪で一面の雪景色でした。
樹氷に触れてみたが1mmの小枝が1cm位になってるんですね。
そしてこれらを逆光でみると!!実に鮮やかな色彩の輝きを見せるのです。
これは表現のしようがありません。ダイヤモンドありルビーあり。七色と言われる可視光線が
全て宝石のごとくキラキラと輝いています。1本の木で宝石屋が開けますって感じ。
樹氷じゃなく霧氷かな?どっちでもいいや。
耕さん、ついに見れましたよ。(INA)
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