頭痛・めまい・吐き気の症例 
症例1:39歳 男性
1)症状 頭全体のしびれ、頭の鬱血感、頭が気持ち悪い、胃のムカムカ(吐き気)、首にボルトが入っているような硬さを感じる、肩こり、眼精疲労。
2)病院での診断と治療 はっきりした原因不明(器質的疾患なし、脳のMRI,MRAに異常所見なし)、肩こり、しびれがあることからビタミンB12、筋弛緩剤が処方される。
3)当院への来院経緯 症状が悪化する一方にもかかわらず、原因が不明のため対処法が見つからず悩んでいた時に、当院に通院中の患者さんに紹介されて来院。
4)当院での診断 上部頚椎のずれ、特に環軸関節の不安定性が最も大きな影響を与えていると判断。
5)当院での経過 環軸関節(第一頚椎と第二頚椎のなす関節)の安定性を高めることを中心に全身の構造バランスを回復させる調整を行う。4回の調整(1週間)で大幅に改善、現在は、特つらいというほどの症状はないが、首に疲れを感じることもあるので継続治療中(1か月経過、9回の治療)。
6)院長の見解 21歳頃の交通事故による頚椎損傷が、本質的な原因と思われます。つまりその時に起きた頚椎のずれを放置したことが、十数年の経過によって強い症状をつくることになったと考えているわけです。こういうようなことは、あまり知られていないことですが、事故後、数年から数十年経過して症状を発現させることは珍しくない現象です。この患者さんの場合は、実際に頭と頚椎の移行部に不安定性のずれがあるため、頭蓋内の静脈、脳脊髄液の排出に滞りが生じて鬱熱したと推測しています。
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