顎関節症の症例 
キーワード 顎関節症、顎関節の痛み、上部頚椎、心理的ストレス
症例1:27歳 女性
1)症状 左顎関節の痛み(約三年前から)、左側頭部の痛み(約三か月前から)、肩こり(5〜6年前から)
2)病院での診断と治療 左顎付近の痛みのため、3年前に複数の歯科医院を受診し、歯に異常なしとの診断を受けていたが、3か月ほど前に受診した歯科医院で、すべての第3大臼歯(親知らず)の抜歯と左上第2大臼歯の抜神経の処置(その後の歯冠処置)、マウスピース(ナイトガード)の処方の後に、痛みの範囲が拡大する。
3)当院への来院経緯 原因不明の痛みのため、インターネット検索した後、当院のホームページを見て来院。
4)当院の診断 もともと先天性斜頚(右胸鎖乳突筋の拘縮)があるため、上部頚椎にずれがあり、これが顎関節にずれを発生させたことが直接的原因と思われるが、歯科治療の結果が思わしくなかったことで、歯科医に対する憤りも発生させ、さらに痛みを増大させたものと判断。
5)当院での経過 初回の治療で、頭痛消失、顎の痛みは、3回の治療で軽減し始め、8回の治療で違和感程度に改善。以降、時に違和感が出現する程度で、ほぼ問題なし。
6)院長の見解 構造的には上部頚椎のバランスをとるような治療を中心とし、憤り等の精神的ストレスに対しては、キネシオロジー的手法によりストレス軽減をはかることで、ほぼ問題のないレベルまで比較的短期(2か月)に到達することができた。
顎関節の異常は、平衡系(姿勢バランス)を乱すことで、脳の働きにも影響し、心理的ストレスに過敏に反応しやすくなるため、問題が複雑化しやすいので、慎重な見極めが特に重要です。
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