パン(Brot)について

パンの種類はどれだけあるのか?ドイツパンについて考えてみた。
小麦の種類は大きく分けて、Weizen(ヴァイツェン)一般的な白い小麦、Roggen(ロゲン)ライ麦、Dinkel(ディンケル)の3種類。
さらに、精白小麦、全粒粉小麦、粗挽き小麦など加工方法で分類される。
精白小麦は、1050、812、550、405などに分かれる。
この数値は、品位(粉の色の白さ)を表わしている。
ドイツのヴァイツェン小麦は、日本表示の強力から中力のたんぱく含量にあたる。

パン作りに使用する時は、さらに、混合小麦が使われる。
例えば、ヴァイツェン1:ロゲン9、ヴァイツェン9:ロゲン1など様々に組み合わせがある。

ここまででも、かなりの種類があるが、さらに、雑穀(大麦、粟、そば、カラスムギ、ごま、けし等)、ひまわり、かぼちゃの種、ムスリー、レーズン、くるみ、アーモンドなどを色々な配合で加えたり、 その他、牛乳、バター、卵などを使用したりもする。
ここまでがパン生地の話。

その後、成型の行程では、大きく分けると、ブロート(Brot)と、ブローチェン(Brotchen)に分かれる。
ブロートは大きなパンで、輪切り状に薄く切って食べる。ブローチェンは小さなパンで、ドイツでは、主にナイフで半分に切り、ハム、チーズ、ピクルス、バター、ジャムなどを挟み食べている。
大きなパン(Brot)に関しては、金型に入れたもの(角型、丸型、ドーナツ型)、カゴに入れたもの(細長い型、丸型)、型を使用しないパンがある。
小さなパン(Brotchen)は、大きなパン(Brot)より種類が多くある。
ちなみに、ベッカライJENNEでは、一つの生地から最高8種類のブローチェンを作っている。地方地方で特色があり、ブレッツェル(Brezel)は南ドイツのBrotchenとして有名である。

その後、焼きあがった後の行程でも、はちみつ、ジャム、チョコ、砂糖液などを塗ったり、ナッツ、塩、砂糖粉などをトッピングしたりする。

パンの種類は果たして何種類になるのだろうか?

Brotは、焼き立ても美味しいが、2,3日経った方が味わい深い感がある。
ドイツ人の嗜好は、ライ麦の入っているパンや、全粒粉のパンであるように見受けられる。また、Freiburgを中心とした住民意識が、BIOの製品を望んでいるようで、街中にはお店が充実している。パン屋は対面販売形式が多く、店員と会話をしながら買っている光景をよく見かける。消費者の殆どは布の袋を持参し、シンプルなパンは紙袋に入れずに直接入れている。