フロントスポイラー製作記 2009.1 (since2007.11)
たけたけです!
いよいよ2008/2009シーズンも始まりましたが、
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
フロントスポイラーとは、スキーブーツのバックルとシェルの間にはさむ道具で、
かかと支点のすべりをするための補助をしてくれるものです。
ブーツの前か硬くなるため、ひざが前に入りにくくなり、自動的にかかと支点になりやすくなるのです!
私がはじめてフロントスポイラーに出会ったのは、【TOK】先生のこのキャンプでのことでした。
http://olss.jpski.com/jp_diary/diary2006_05.htm#07
そのときの衝撃から、
滑走フィーリングの、あまりの変化に、このようなレポートも書かせていただきました!
http://olss.jpski.com/report/Spoiler.htm
こうなってくると、自分専用の物がほしくなってきます。
で、
早速作ってみました。
ホームセンターで手ごろなものをを探してみると、屋根に使う雨どい、
太さといい、加工しやすそうな形といい、フロントスポイラーに、うってつけです!
2006/2007シーズンは、ドーベルマンの純正のものに近い長さの、10〜12cmの長さのものを作って、
実際に1シーズン使用してみました。
素材が薄いので、2枚、3枚と重ねてみたりして硬さの違いを楽しんだり、
なかなかいい感じだったのですが、
【TOK】先生から、”もう少し長くしたほうがいい”というアドバイスをいただきました。
ブーツの寸法を測ってみると、15〜16cmくらいの長さがよさそうです。
そこで、2007/2008モデルは、15cmと、16cmを製作しました。
ただ、15cmと、16cmは長さの差があまり変わらないので、
2008/2009は、14cmと、16cmの2種類を製作することにしました。
スポイラーの入手方法について「2009.1.8追記」
今シーズン(08/09シーズン)は、200枚以上製作しましたので、配布の方法を3種類用意しています。
@通信販売&手渡し
通信販売については下記の記事を読んでいただき、「たけたけ」まで、ご一報ください。
http://olss.jpski.com/report/Spoiler.htm
手渡しについては、
たけたけがJPSKI関係のイベントに参加するときには、なるべく持ち歩くようにしています。
また、フリーでスキーをしているときに偶然会った場合、
車がある駐車場まで来ていただけたら、そこでお渡しできることでしょう・・・。
A野麦峠フィーリングスキースクール
http://fs.jpski.com/fssn/
(フィーリングスキースクールのご厚意にて置いていただいているため、他と若干代金が違います・・・)
今シーズン、フィーリングスキースクールに在庫をおいていただけることになりました。
野麦峠スキー場に、スキーをしにいらっしゃったついでにお求めいただけます。
スキー場下部のチケット売り場の近くにフィーリングスキースクールの受付があります。

こちらまで、お問い合わせください。
ただ、常に人が待機しているわけではありませんので、
先生方がいらっしゃるときを見計らってお尋ねください。
このとき、フレームレッスンの引継ぎ時間が短いため、
先生方のレッスンをおじゃましてしまわないように、充分な配慮を願います。
また、レッスン中に使用してみたい場合は、
各先生にお問い合わせください。
こちらでお求めになりたい場合、
なるべくなら、
スキー場に来場前する前に問い合わせておいたほうが、いいとおもわれます。
B【TOK】先生
http://olss.jpski.com/
【TOK】先生のレッスン、キャンプやプライベートレッスンのときに、
事前に【TOK】先生に連絡していただければ、レッスンで使用することができると思います。
[番外編]
下の記事を参考に、自作していただく・・・。
雨どいを輪切りにするところだけ、何とかなれば、
あとは難しい作業はありません。
カッターやはさみで切るだけです。
ご自分のブーツに合わせて、長さを調整することも出来ますね!
「2007.12.5追記」
スポイラーの長さの判断は、
ブーツの足の甲の部分からタングの一番上までの高さを計ってみてください。
下は、
私のブーツに、15cm(左足)と16cm(右足)のスポイラーを、取り付けた写真です。
1cmの差なので、大した違いはありません・・・。
詳しく比較していませんが、滑走感覚は、ほとんど違わない気がします。。。
ただ、少しでも長いほうが、硬くなった気がして、精神的にいいかも!!
(【TOK】先生は、もっと長く!!、だそうですが・・・)
しかし、
ブーツの上に飛び出るほど長いと、転倒時に割れてけがをする可能性がありますので、
飛び出そうな場合は、15cmのほうがいいでしょう。
滑走中に上に上がってくる可能性がある場合は、
ゴムシートを使えば、ずり上がりは防ぐことが出来るようです。(後述)
(2008.2.17修正)

「使用した材料」

ホームセンターによくある、プラスチック製の雨どいです。
ただし、中には金属の薄い板の芯が入っている製品があるようです。
(私が確認したのは、National製)
剛性がアップしてよさそうですが、加工が難しいのであきらめることにしました。
今回使用したのは、積水製のものです。
1.8mのものを5本使用しました。
下記の加工時間は、この材料の加工にかかった時間を参考までに。
「工程@」 長さカット 約30分
加工をする前は、この作業が一番大変だろうと思っていました。
プラスチックなのでカッターでも切れそうですが、
数が多いと大変です。
昨年は、プラスチック用のはさみで切ってみましたが、手が痛くなり、
挙句の果て、はさみがこわれました・・・
ホームセンターで切ってもらおうと思ったら、
”割れるおそれがあるので、お断りします。”
皆さんが作る場合、
切ってくれるお店を発見できたら、ラッキーかもしれませんね。
* * * * * * * * * * *
「2007.11.30追記」
別のホームセンターで再び頼んでみたら、
店員さん数人でけんけんがくがく相談を始め、
「わかりました。やってみましょう!」
強引に、
割れてもかまわないので、とりあえず切ってみてください
と頼んでしまうことが、コツでしょうか。
このホームセンターでは、
切断用の工具を無料で貸してくれるそうです!
金属の芯の入った雨どいも、切れそうな工具もありましたよ。
(下記の、高速切断機、という機械です。)
「02.18追記」
ただ、金属の芯入りの雨どいは、耳が切りにくく、切断面のバリも落としにくいです。
硬さも、思ったほどありませんでした。
かえって、プラスチック製のほうが硬いくらい。
プラスチック製のものだと割れが心配な場合以外は、あまりお薦めしません。
* * * * * * * * * * *
幸い、私の職場では、木材の加工をしているため
大工道具がたくさんあります。
で、
こんな機械を借りてみました。
卓上マルノコ盤、という機械です。
近所に大工さんがいれば、ひょっとしたら、持っているかもしれません。



作業は、、案外早く進みました。
ただし、油断すると、以下のように割れることもあります。。。
切ったうちの1割くらいは、割れたでしょうか。
「2008.02.17追記」
切断用の、新兵器!
高速切断機、という機械です。
切る部分が、砥石のようになっています。
これで切ったほうが、割れにくく、切断面がきれい!!
100枚切っても、30分程度でした!


「工程A」 両側の耳を取る 約1時間半
耳があったほうが剛性が上がりそうですが、
かさばりそうなので切ることにしました。
使ったのは、プラスチック用のカッターです。


筋を何度もつけて、薄くなってきたら、手で割ると、簡単にとれます。


角は、危ないので、プラスチック用のはさみで切りました。
(普通のはさみでも、良く切れるタイプなら切れそうですが。)


「工程B」 やすりがけ 約2時間・・・すこし手を抜いたにもかかわらず・・・ちょっと疲れました。。。
切った部分にバリが出ます。
このままでも使えますが、ブーツに傷がつきそうなので、紙やすりでこすってみました。
(写真は、省略。。。)
「使い方」
こんな風に、挿入します。

バックルを締めて、パワーベルトでもしっかり締め付けます。


実際に、雪上で使用してみたところ、
昨年のものでも充分な気がしていたのに、
今年のほうが、剛性が上がったような気がします。
大成功でした!
「2007.12.2追記」
「装着法が、良くわかりません・・・」
という問い合わせがありましたので、
詳しく解説してみます。
(モデル、しろくま先生!)
ブーツのシェルと、バックルの間にはさみます。

パワーベルトで、強めに締め付けて、

バックルを締め付けます。
このときに、バックルが緩めだと、効果が少なくなりますし、
締め付けすぎると、すねが痛むことがあります。
靴下などにしわがあると、これも痛む元になります。。。
ちょうどいい締め加減のところを探ってみてください。

私のブーツでは、こんな感じです。




下の写真は、悪い装着方法です。
スポイラーは、シェルの中には入れないでください!!
効果がありません。。。

ブーツによっては、
滑走中に、だんだん上に上がってくるタイプもあるようです。


次回の改良点は、この対策でしょうか!
(ゴムでも、はさんでみましょうか。)
改良は、まだまだ続きそうです!
「2007.12.2追記」
【TOK】先生によると、
バックルやパワーベルトの締め付けが緩いとこうなりやすいとか。
あと、DOスキー的にひざを前に入れてしまうのも、よくないようです。
このスポイラーは、
あくまでかかと支点のすべりをしたい場合に、有効なようです。
このオレンジ色のブーツは、かなり柔らかく、
確かにかかとが浮きやすく、ひざが前に入りやすいのです・・・。
(あまり締め付けると、すねが痛くなります・・・)(ーー;)
「2007.12.12追記」
こんな、ゴムの板を、試してみました。
厚さ、約1mm、ホームセンターで¥400程度でした。
はさみで、簡単に切ることができます。

このゴムを、ブーツに入れて、歩き回ってみました。
スポイラーは、やはり、上に上がってきました。
ただ、ゴムの板は無駄ではなかったようです。
ブーツのシェルの上に、ゴムの板を入れ、スポイラーを2枚重ねてみました。
すると、内側のスポイラーは上がらず、外側のものだけ上がってきたのです。
と、いうことは、外側のスポイラーの、さらに外側にもう一枚ゴムを入れればいいかもしれません。
スポイラー1枚だけなら、ゴムも1枚だけでいいのかもしれません。
これは、私の場合の結果なので皆さんもお試しいただけると、
いろいろなデータが取れそうですね。

それと、ゴムがすぐに傷んでしまうようです・・・。
いろいろ難しいですね。
ほかにも、いいアイディアがあったら、お教えいただけるとうれしいです。
たとえば、
スポイラーがつるつる過ぎるから、
紙やすりでこすって、すりガラスのようにしてみたら、
面白いかもしれませんね。
など・・・。
「2007.12.23追記」
ゴムを表裏にはさんで見ました。
滑り終わった後の映像。

今回は、内側にゴム1枚+スポイラー(豪華)3枚重ね+外側にゴム1枚、でした。
少しバックルを緩めにしていたら。右足の3枚重ねのまん中が1cmくらい上がってきましたが、
バックルをきつく締め直すとおさまりました。
いつもより小回りを多めにして、負荷をかけてみましたが、上がってくる量はわずかです。(1cm以内程度か)
と、いうことで、
スポイラーのずれ上がりは、滑り止めをすれば防げそうです!!
ただし、ゴムには、小さな穴や亀裂が。
数日なら持ちそうですが、1シーズンくらいは、使えるものがほしいですよね。。。

早速、ホームセンターへ。
ゴムにのりがついたようなものがあれば、いいのですが、
家具の滑り止め、がちょうどそんな商品ですが、みな、2mm位の厚みがあって、
バックルに余裕がない場合はきつそうです。

見つけたのは、
階段の滑り止め。
薄い素材で、裏にのりがついています。
・・・しかし、封を開けてみたら、紙やすりのようなものが、出てきました・・・。
これじゃ、ブーツが削れてしまうかも・・・。(T_T)/~~~
「2008.02.17追記」
FSS教師、K先生より、提供していただいた、滑り止めです。
車のトランクや、ノートパソコンの滑り止めに使うシートのようです。
なかなかいいですよ!

K先生、ありがとうございます。m(__)m
「2008.11.13追記」
ホームセンターで、もっと薄い素材を見つけました。
これなら厚くならないので、バックルがきつい方にもよさそうです。
現在、耐久性をテスト中です。


081114