〜初登/再登情報〜
初登/再登のページはフリークライミングであれば、国内外を問わずボルダーでもマルチピッチでもすべて掲載していきます。単に高難度ルートだけでなく、再登数の少ない歴史性のあるルートの記録などもお寄せください。
また山と渓谷社『Rock&Snow』誌との連携で、ここに寄せられた記録は同誌編集部にも送られ、編集部の判断でクロニクル欄に掲載されます。そのため、投稿内容について同編集部から問い合わせが行くことがありますのでご了承ください。
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※ 文中のグレードは原則的に投稿者の感じたものを記載しています。
2009年
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奥多摩 御岳渓谷 “忍者返し”
* 11月8日に12才(小6)の波田 悠貴が2時間弱のトライで成功。波田は2009年9月6日に“ソフトクリーム・トラバース”(初段)にも成功とのこと。
身長138cmですが、周りの方のアドバイスもあり、上手くリーチをカバーできるムーヴを見つけることができました。パワーとバランス、両方必要で難しかったけど完登できて、とても嬉しい。
(2009/11/13)
鳳来 鬼岩 “天徳貴人”
* 10月18日に中原 栄が成功(2トライ)。
10月17日、18日に鳳来に行き、17日は“カーニバル”(5.13b)をRP。18日は天徳貴人(5.13d)を2撃しました。このルートはあまり人気がないみたいですが僕個人ではすごく良いルートだと思います。
(2009/10/22)
城ヶ崎 ジャクソンボルダー “オオサンショウウオ”
* “山椒魚”(初段)から入って“富戸の春”(初段)上部に抜ける課題。10月14日に鈴木 良輔が初登。
初登ムーヴはYouTubeに掲載しました(http://www.youtube.com/watch?v=mpgg_E3otys)。城ヶ崎の新しい課題として認知されることを願います。
しかし、昨今の城ヶ崎に関する問題は無視できません。この課題が認知されると共に、駐車場問題・海岸アクセス問題について、クライマーには今一度クライミングを行うにあたってのマナーを再確認していただきたいと思っております。
(2009/10/19)
下帝釈峡 奥村道場 “黒帯”
* 9月20日に中原 栄がオンサイト。
平均傾斜100度、約25mで5.13b。奥村道場を代表するルートをオンサイトできて嬉しかったです。持久力系で、すごく良いルートでした!
(2009/09/29)
塩原 “ハイドラ”
* 9月23日に平野 正行が成功。
10日間程度のトライ、完登した日の2トライ目で決めることができた。必要最小限のホールドが散りばめられており大変魅力的でクールなラインでした。
(2009/09/26)

塩原 鮫岩“少年ジャンプ”
* 9月8日に湯澤 秀行が成功(初登?)。初段/二段と報告している。
“Fky High”"とマントル(五級)の間の岩に立ってひとつだけあるポケットを左手で持ってスタート。そこから地ジャンして岩のカンテの頂上をつかみ、岩を右に回り込むようにして上がっていく。高さがあるので少し危険。
(2009/09/16)
スイス マジックウッド“New Base Line”
* 5月13日に濱田健介が成功。高さ5m、10手の課題で8b+(初登は8C)。
トライは日間。初日は軽く触った程度。2日目にムーブを解決し、3日目には実質あと一手まで迫るものの惜しくも登れず。4日目はいつもより気温が高く、最初は下部を抜けることすらできなかったが、涼しくなるまで休憩して、午後7時くらいに登れた。
下部の狭いクラックは指の細い自分にぴったりで、上部もカチにガストンと超得意系。見た目もかっこよくて、いい課題です。
* なお濱田はこのスイスツアーで以下の成果を上げている。
キロニコ
Shadowfax(8b)、Boogalagga(8b)、No mistery(8a+)、Doctor pinch(8a+)、Souvenir(8a/a+)、Le vent nous portera(8a)、Le piller(8a)、Team work(8a)
マジックウッド
Somewhere in between(8b)、One summer in paradise(8b)、Massive attack(8a+)、Free for all(8a+)、Electroboogie(8a+)、Sofasurfer(8a+)、The left hand of darkness(8a+)、Octopussy(8a)
(2009/08/04)
瑞牆山不動沢エンペラータワー “愁いの王”
* 2007年に室井登喜男が登り、5.13B R/X としたルート(『Rock & Snow』#039)。6月7日にまず中島徹、続いて中嶋渉がレッドポイントした。杉野保に続く第3、第4登か?
* 「グレードは身長により変わってくるので何ともいえません。しかしグレードに関係なく素晴らしいルートでした。」とのこと
(2009/06/10)
備中 じゃろう岩 “バイタミンR”(5.14c)
撮影:阪井 学
* 小西 大介が3月28日に成功。
初めてトライしたのは2006年3月。すぐに登れると思ったが登れず、2007年11月に再トライ。ヨーロッパツアーに行くため日数も無く、最終日は最後のムーブで2度のフォール。
今回は、この日2トライ目で完登できました。トライ日数は14日間でトライ回数は37回。やりまくってしまったのですが、登れてすごく嬉しいです。
なお2007年のスペインツアーでは以下の収穫がありました。
| BRUIXES | |||
| 11/28 | Milenium | 8a+(13c) | OS |
| 12/7 | Bon viatge | 8a+(13c) | OS |
| SANTALINYA | |||
| 12/2 | Airline | 8a(13b) | OS |
| 12/4 | Trio ternura | 8a(13b) | OS |
| 11/22 | Santalinya | 8b(13d) | OS |
(2009/04/01)
河又 “仙人”初登
* 勝井 武志が3月23日に初登。“マンモスケイブ”(5.13c)の上部核心から右にトラバースし“一期一会”の核心へつなげ同ルート核心のフェースをダイレクトに登る35手のライン(5.13c/d)。トラバース部分は6手でホールド、ムーブとも悪く少々ランナウトする。
* ボルトは両ルートと“デザートソング”の既存のもの7本を使用し、追加はしていない。
(2009/03/31)
竜頭泉(真ん中のエリア) “アイオロス”初登
* 樋口 純裕が2月8日に初登。“東風”(5.12c)のエクステンションバージョンで、スケールは15m、グレードは5.13d。
このラインは、北山真氏が15年ほど前に設定しようとしたライン。しかし、上部のホールドがあまりにも悪かったため中間部に終了点を設けトライしたが、遠征期間中には完登できず公開プロジェクトとした。これが“東風”で、その後地元クライマーによって登られた。
2年ほど前、竜頭泉の残されたプロジェクトのことを聞き、終了点を東風ルートの上6m地点に設置してトライを開始。たまにしかトライできなかったこと、“東風”終了点以降が予想以上にムーブが悪かったため、完登に2年間を要した。ルートの核心は“東風”を終え、カチでのレスト後にある初〜2段のムーブ。
(2009/02/10)
レイク・タホ “グランド・イリュージョン”
* 昨年の11月21日に中原 栄が成功。5日間、12トライ。
* カリフォルニア州レイク・タホにある凄まじく前傾したコーナークラックで、トニー・ヤニロが1979年に初登。J・B・トリビュによてスミスロックの“トゥ・ボルト・オア・ノット・トゥ・ビー”が登られるまで、アメリカ最難ルートだった。グレードは5.13cで確定しているが、中原は5.14aに感じたと言う。トラディショナルなナチュラル・プロテクションのルートと、スポート・ルートの差異と言うことだろう。
* 中原がクラックを本格的に登り始めたのは昨年の6月頃から、とのこと。大分国体終了後に渡米し、ヨセミテ、ジョシュア・ツリー、インディアンクリークなどを3ヶ月にわたって登った中での成果。ジョシュアでは鈴木英貴による“スティングレー”にもトライしている。
(2009/01/21)
| レイク・タホ “グランド・イリュージョン” |
| 竜頭泉(真ん中のエリア) “アイオロス”初登 |
| 河又 “仙人”初登 |
| 備中 じゃろう岩 “バイタミンR” |
| 瑞牆山不動沢エンペラータワー “愁いの王” |
| スイス マジックウッド “New Base Line” |
| 塩原 鮫岩“少年ジャンプ” |
| 塩原 “ハイドラ” |
| 下帝釈峡 奥村道場 “黒帯” |
| 城ヶ崎 ジャクソンボルダー “オオサンショウウオ” |
| 鳳来 鬼岩 “天徳貴人” |
| 奥多摩 御岳渓谷 “忍者返し” |


