<基本戦略>

 基本ですがゲームの名前のように外交(Diplomacy)が重要です。はじめの初期配置からの交渉が、ゲームの流れを決めてしまいます。

 基本的には隣接国の隣国は同盟国的な考え方をしましょう。また、遠く離れた国にはじめから交渉する必要があるのか?当然あります。お互いに情報をリークしあえばいいのです。もちろんその際には相手の情報を鵜呑みにしないように・・・あなたも、事実をすこーしだけ都合のいいように解釈して伝えましょう。(重要)

 同盟と裏切りに関してですが、経験上から初期の裏切り行為は「よほどのこと」が無い限りやめたほうがいいでしょう。情勢が安定していないときに「裏切り者」のレッテルを貼られるのは非常に不利です。また、同盟についてですが、(あたりまえですが)相手を完全に信用しないように!隣接している軍隊を国境エリアから撤退させるなんてかなり危険です。

 同盟において、しばしば「1902年まで不可侵条約」などと提携する場合に、公表するか、秘密条約にするかが問題となります。公表しない場合には、他の国には分からないというメリットがありますが、逆に裏切られたときに「同盟していた」といっても信用してもらえないでしょう。公表する場合は逆に、恫喝外交も手段にできるかと思います。(もっとも自分の同盟国側が圧倒的勢力の場合ですが)

<英国>

 海軍力の優れたこの国は真っ先に滅亡することはないでしょう。逆に、戦略を誤るとヨーロッパ本土への上陸が遅れ、徐々に滅亡への道へ進んでしまいます。攻めにくし、攻められ難し。

 北海は当然「英国の海」なので、春ターンにはここへ海軍を派遣するべきでしょう。ただ、ドイツやフランスとの兼ね合いがありますから、事前に外交しておく必要があります。その際に低地諸国に対してどのような意思があるのか、確かめておく必要があります。この時点でフランス・ドイツ・ロシアどの国と「しばらく」仲良くするか決めましょう。この際、オーストリアやトルコ、イタリアともじっくり外交する必要があります。

 フランスとはイギリス海峡について揉めるとは思いますが、何しろ「イギリス海峡」ですからココは譲れないでしょう。とか言ってがんばりましょう。もちろんすんなりフランスが許すわけは無いですが、他地域の件での交渉材料になります。

<フランス>

ロシアほどではないですが、上下に部隊が分かれています。恐らく、中央部での小競り合いがある間にポルトガルやスペインのあたりがすんなり手に入るでしょう。イギリスに狙われる場合が多々ありますが、イギリスには低地諸国のあたりを譲渡しては?その場合ドイツとの兼ね合いが出てきます。ロシアやオーストリアとの交渉が重要化と思います。

イギリス海峡は「フランス海峡」とでも呼んで決してイギリスに渡さないのが筋でしょう。フランスとしては「平等に」(もっともらしく)お互いに不可侵地域にしましょうと提案するのが良いです。

ドイツ包囲網とオーストリア包囲網のダブル作戦で2.3重外交するのも手です。その場合、ドイツとオーストリアを絶対に仲良くさせてはいけません。史実に反した外交も良しです。また、他国を直接批難すると非常に怪しいので、友好国にそれとなく言ってもらうのが手でしょう。

<ドイツ>

意見は違うかと思いますが、オーストリアとは仲良くするべきでしょう。当面は。敵が多すぎます。まずは、ロシア攻略か、フランス攻略か、フランスと組んでイギリス攻略か(島国攻略は厳しい)、なんにせよ、背後突かれ易いのできめこまかな外交と、誠実さをアピールするのが重要かと思います。矛先をドイツに向けない様にスケープゴートを作りましょう。仮想敵国の掲示板での発言を逆手に取り、悪者に仕立て上げるのもいいでしょう。(失敗するとえらいことですが)

低地諸国の分割は2国以上は絶対に主張しましょう。場合によってはスカンジナビア半島も主張しましょう。するだけでも。

<オーストリア=ハンガリー>

初期はイタリアとの同盟が不可欠です。が、主要都市が隣接しているのでぴりぴりしています。管理者は昔PC-VANの頃にオーストリアでドイツと同盟を組み最終的にイタリアと対立しましたが、案外うまく行きました。セオリーとしてアドリア海は(最悪でも)不可侵にするべきでしょう。

全体的な戦略ですが、気をつけなければならないのが、フランス・ロシア・トルコ・イタリアからの包囲です。トルコをスケープゴートにロシアを先ず味方につけるべきでしょう。もしくは逆ですが、逆の場合ロシア攻略後にはトルコの進軍先は他に無いので、要注意です。もっとも、イタリアは初期は対した力が無いので懐柔できるはずです。

<イタリア>

非常に微妙な位置に居ます。初期は気負わずに北アフリカ方面へ一旦兵を進めるのが妥当かも。ただ、バルカン半島の情勢によっては、火薬庫へ軍隊を派遣しても良いでしょう。ロシア・トルコと共にオーストリア包囲がよく出る作戦ですが、オーストリアとドイツの政治手腕によっては逆にトルコ包囲網も提案してみては如何でしょう?

フランスと仲良くさせるためには、逆にフランスとイギリスの関係を微妙な外交で崩しましょう。2正面作戦は取らないはずです。また、イタリアは海軍力でイギリスと仲良くフランスを包囲する作戦も考えられます。その場合には、オーストリアやドイツにはロシア・トルコと対立していく様に外交しましょう。

<トルコ>

ロシアの初期配置である「海軍」ユニットが非常に目障りでしょう。恐らくロシアは黒海を要求してくるかと思いますが、丁重にお断りした方がいいでしょう。基本的にバルカン半島方面に伸びるので、ロシア・イタリアと組んでオーストリア攻めが妥当かも。そうした場合も秋ターンにロシアには「北」方面に部隊を生産してもらえる様「あらかじめ」同盟を結ぶ時より決めておいた方がいいでしょう。また、イタリアにはバルカン半島の土地を貸してあげる感覚でよいでしょう。それよりも重要なのがアドリア海・エーゲ海等の海域です。都市は渡しても海域は譲れません。

イギリスとは最後まで恐らく戦うことはないので、お互いに情報をリークしあえると思います。

<ロシア>

一国だけ4ユニット・4都市を保有している国ですが、いざゲームを始めると、攻めるも守るも辛い部分があると気がつくはずです。絶対に2正面での衝突は避けるべきでしょう。

トルコ包囲かオーストリア包囲かドイツ包囲か+スカンジナビア半島独占計画か、色々手は有りますが、次の次の手を最低でも考えておかないと突出したはいいが背後を突かれた!なんて事になりかねません。セオリーは「汎スラブ主義」を唱えオーストリア包囲を提唱なんでしょうか?つーか、ロシアやったこと無い唯一の国。すまん。よーわからんが、イギリスやフランスは初期では完全敵対しないでしょう。当たり前か・・・(^^;)