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自閉症は「脳障害が基盤に起こった発達障害」であり、
引きこもりや 何らかの理由で自ら心を閉ざしてしまう精神的な病気ではありません。

この障害は、大人になってから自閉症になることは先ず有りません。
自閉症は先天的なことが多く、発症が早期(3歳以前)である事が特徴です。
そして、療育によって症状が好転することはあっても、治るということは無い、
生涯にわたる障害です。

大きな特徴として、対人関係がうまく結べず、親との関わりが持てなかったり、
同年代の子供達とも関わりが持てなかったりと、社会関係における、様々な
行動上の問題を持っているといわれています。
また、言語の発達が遅れたり、コミュニケーションにも問題を持っています。
特に、コミュニケーションの障害は広範囲に渡っており、まったく言葉の出ない子、
いくらか言葉が出る子、中には極端に特徴の有るしゃべり方をする子など様々です。

言葉が出てもオウム返しや、発音、イントネーションの間違い等が多々あります。
そして、一番の特徴として常同反復行動があげられます。これは、物事に対して儀式的で
固執した行動を持っており、このような行動を阻止されると非常に動転して怒ったり
混乱を起こす傾向があります。

以上の事項を踏まえた上で、最も誤解していけないことは、
自閉症とは、
周囲の環境、親の育て方の善し悪し、テレビの観過ぎで発症する等の
後天的、且つ外部からの刺激、影響などに起因するものでは無い。
ということです。


参考文献
タイトル 著者 出版社
自閉症 中根晃編集 日本評論社
自閉症の理解 G・Bメジボブ他著 学苑社
幼児期の自閉症〜発達と診断および指導法〜 E・ショプラー他著 岩崎学術出版
自閉症スペクトル ローナ・ウイング著 東京出版
自閉症とは 片倉信夫著 教育出版
発達障害の豊かな世界 杉山登士郎著 日本評論社