7・最終面接

 採用試験の本当の終わりは配属先の学校が決まることである。
年が明けて1月下旬より、候補者が出した申告書を都のそれぞれの教育委員会が受け取り、候補者を呼び出し、その教育委員会で採用するかしないかの面接が行われる。

 まず、島希望者から面接が始まるようである。島配属者が決まってから他の場所の面接が始まる。小学校がまず初めに1月下旬から島配属を決め、その後、2月の2週目あたりから呼び出しが始まる。

 初めに、申告書カードについて説明しよう。
このカードは、2次試験の面接カードと同じようなことを記入する。ここでしっかり意思を固め、自分の考えを伝えられるようにしておきたい。特殊学級を希望かどうか、図工や音楽の専科もやるのかどうか、そして勤務地はどこでもよいのか、希望の場所があるのかどうか、自分の売りはなんなのかどうか…etc
二次試験とは違い、面接カードを見ながらという面接ではないので、しっかり頭に叩き込んでおくことが大事である。

 さて、自分の場合、2週目の金曜の昼頃に携帯が鳴った。

「SASUKEさんですか?○○○教育委員会の△△△と申します。こちらの教育委員会の方で面接に来ていただきたいのですが、来ていただけますか?」

 無論、即答で「はい」と言った。

 この後、筆記用具だけを持ってきてほしいと言われる。各教育委員会によって違うらしいのだが、履歴書を持ってこいという教育委員会もあるそうだ。

 面接日当日。私は午後に呼ばれた。
面接会場では候補者控え室があり、そこで呼ばれるまで待つ。そこで終わった後の女の子がいて話を聞くと、
二次試験の面接みたいな感じです!というからリラックスして臨もうと思った。しかし…。

面接のタイプは1対5…(爆)

マジで面接官がいっぱいい過ぎてびびった(笑)
で、ガチガチのまんま面接に突入!

1)教師という職業につきたいという理由をお話しください。

2)故郷は宮城ですね?受かったらこちらに住まれますか?

3)中学校で卓球部、高校で野球部。どうして?

4)中学校の免許もあるよね?なんで中学校で受けなかったの?

5)今、給食費の未納がこの地域でも問題になってるんだけどさ〜、担任としてどうやって払わせるようにする?

6)それでも払わなかったらどうする?

7)あなたの長所は何ですか?

8)あなたは社会人採用枠で合格されてますね?では、あなたはどのような特技を学校教育に活かしてくれるのですか?

というような質問だった。んー。もっと聞かれたような感じもするんだけど、如何せん、いっぱいいっぱいだったもんで頭の中は真っ白だった(爆)


週が明けて…。

夕方頃、面接した教育委員会から電話が来る。

「あなたを○○教育委員会で採用します。」

なんと、一発目の教育委員会で採用決定o(▽≦)○〃

 3月初め、配属先の学校も決まり、校長先生から電話が来て、学区外でしかも近いところにアパートを決め、晴れて状況となった。

 話を戻すが、カードの中で希望の地域を書くとそこから呼び出しが来たり、またその近くから呼び出しが来たりするらしい。自分はカードの備考欄に「どこでも行きますのでよろしくお願いします」と書いたので関係ないが、希望を出すと面接の難易度は高くなるみたいである。ちなみに、採用となるまで面接は繰り返される。そして一度採用されなかった教育委員会から呼び出されることは二度とない。地方から受験される人は、一回行くだけで数万円(爆)なので特に希望がなければ、「どこでも行きます」って書いた方がいいような気がするが…。
 
 そうそう、「島希望」とするとかなりの確率で島配属が決まるらしい。んー。島希望の人は書くといいでしょう^^;


 長々と私の奮闘記を読んでいただきありがとうございました。
社会人採用についての情報がほとんどなく、これから社会人枠で受験される方の参考に少しでもなれば幸いです。


教師になるのに早いか遅いかなんて関係ない。

回り道したなんてちっとも思わない。

これまでの仕事で経験したことが、今現場ですごい活かされてる。

無駄になんてならない。

夢つかむまで大変な道のりだけど、

努力はきっと報われる。


その7 最終面接の巻