●2002/2/11 SiemReap6:30起き。ベトナムとは時差がないカンボジア。・・・ということは、あと15分早く起きれば
「ほんまもん」が見れたんだ〜。
朝食ビュッフェは、昨晩のプールサイドのビュッフェと殆ど同じようなメニューだった。ちょっと
期待はずれだったのは‘フルーツ’のお味。南なのに、どうして?バンコクとかHCMは美味し
かったのに?!
昨日ホテルのツアーカウンターで現地ガイドを依頼すると、なんと日本語ガイドはsold out!
仕方なく英語ガイドでOKとして、8時に彼と初対面。35歳の彼は、どこかで会ったことが?
→「バカボン」!彼も胸元に見える細かい刺青は経文などでお守りの意味があり、この土地の
男性には多いそうだ。driverはちょっと可愛い顔の若いお兄ちゃん、でもジャニーズにはあと
一歩って感じかな?
『トンレサップ湖』![]()
本当はすぐにでもアンコールワットの方へ行くつもりが、バカボンの強い提案でトンレサップ湖へ。
実はこの湖は「東南アジア最大の湖」!軽い気持ちで向かうものの、湖への道の大半はひどい・・
赤土で、ぼこぼこで。砂埃があがる両脇にはクメール人の生活がある。ずらりと並ぶ木造高床式
住居が新鮮。日本の支援によってまともになっている道路もたまにあった。
やっと車が着いたその場所は、においがきつかった。。魚?湖というよりも海のにおいを感じた。
レンタル船に乗り、湖の方へ。。漁業を営みながら水上生活を送るクメール人・ベトナム人・
チャム人達。水上に学校や教会やレストランや、なんでもある。これはすごい。。。やがて船が
行き着いて、目の前がミルクティーの「海」!?風が強いせいか、波も荒い!いやいや、これは湖!
そしてそんなに荒い波に揺られる動く住居では小さな子がニコニコ笑ってフツーに暮らしている・・・
戻る途中、ペリカンを飼っている水上雑貨店に寄って、初めて、見下ろすと水面のトイレ体験。
遺跡のことしか頭になかったけれど、このクルーズ?は思いのほか楽しくて印象深いものとなった。
バカボンの家が町へ戻る途中にあるというので、中を覗かせてもらった。奥様と3人の子供は
お留守だった。シェムリアップ川沿いにある高床式住居、6畳1部屋、それに川の上に突き出た
細長いスペースがキッチンとトイレ、以上!仕切りなんて一切ない。全部まるみえ!!!
かまどで料理している背中に、背中を向けてトイレを川に向かってする子供・・・って感じ。
他の家もちらっと見たらそうだったけれど、スターの?プロマイドがベタベタ壁に貼ってある。
あと、ココナッツを処理する機械があった、それも洗面器を2つ合わせたようなシンプルなもの。
むいたココナッツを売って得るお金も貴重なんだって。
ランチは地球の歩き方にも載っていた「シビット・タイ」で。木造高床式のタイレストラン。靴を
脱いで上がって、日本のように床に座って食べれる席も。サラダ・カレー・チキン全部
美味しかった。でもバカボンは、カンボジア料理を食べさせたかったのか、ちょっと悲しそうな顔?
↓ここからがやっと遺跡の話!!!
まずは、この地のすべての遺跡を見るために必要なのが「入場券」。1日券20ドル、
2・3日は倍。その場で「かーわーいーいーはいっ、パシャッ」・・・ふざけた顔の写真撮られて、
それがしっかりパスポートに貼られてしまった。
『バンテアイ・クディ』・・・12C末 ジャヤーヴァルマン7世 大乗仏教
「僧房の砦」という意味を持つ。
すでに建築されていたヒンズー教の神殿を、ジャヤーヴァルマン7世が仏教の僧院に改築。
壁面彫刻にヒンズー教と仏教の重複が見られることや、多数の塔を回廊で結んで神殿を
僧院風に変えたところから分かるそうだ。
バイヨンスタイル四面仏が門にあって、一瞬(アンコールトム?)と思った・・・→お勉強不足!
『タ・プローム』・・・1186年 ジャーヴァルマン7世 大乗仏教
「祖先・梵天老神」という意味を持つ。
わびさびの心を持つ日本人には特に大変人気があるそうだ。
映画「トゥームレイダー」にも出てきた、ヘビのように石にからみつくスポアンという榕樹。
確かに仙人でも住んでいるような、神秘的な雰囲気。このスポアンの光景をしばしぼーっと
眺めていると、木の中に吸い込まれてしまいそう。
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『アンコール・ワット』・・・12C前半 スールヤヴァルマン2世 ヒンズー教(ヴィシュヌ派)
「都の寺院」という意味を持つ。
南北1.3km・東西1.5kmの堀で囲まれた敷地内にある!
他の多くの寺院と異なるのは、西向きに建てられていること。(他は東向きの正門)
この寺院は、建設者のスールヤヴァルマン2世が、信仰するヴィシュヌ神に捧げ、死後の
幸福を願って自身の葬儀の場所として建設したものと思われるが、さらにこの寺院全体が
同王の陵墓だとする説もある。
なんと広い・・・こんなに大きな寺院だとは・・・ただただ唖然とするばかり
壁面彫刻も素晴らしい。女神デバター像・インド叙事詩「マハーバーラタ」「ラーマーヤナ」・
ヒンズー教の天地創造物語など。スケールが想像以上!また、寺院の柱や壁や天井が、
レースのような繊細な浮き彫りだらけ。もう、溜息ばかり。
17Cには、アンコール・ワットを訪れた日本人が複数いるそう。そのうち、森本右近太夫が
書き残したという墨書きが、ある柱に残されていたりして。
中央祠堂に登る階段は、まるでタイの寺院の如く、急傾斜。足も横にしないとはみ出ちゃう。
その頂点は、朝日や夕日を見るにも絶好のポイント。
『プノン・バケン』・・・9C末 ヤショヴァルマン1世 ヒンズー教(シヴァ派)
アンコール三聖山の一つ。高さ60mの自然の丘陵を利用した急勾配の参道・・・は、本当に
すごくきつい!象に乗って迂回することもできるのだけれど、1人15ドル???高すぎ!
足ガクガクで、時々水分補給しながら登る。(アンコール・ワット見学終わった時点で、かなり
体力消耗状態)そしてようやく辿り着いた寺院からの眺望は素晴らしい。樹海に浮かぶ
アンコール・ワットも見えるし、西側には人工の池、「西バライ」(11C末南北2km・東西8km)も
見える。朝日と夕日には絶好のポイント。
・・・あと30分で真っ赤な夕日が落ちるところを、あまりの疲れに我慢できず下山した私達・・・