平成18年度大阪府の施策推進についての我が党の見解

18年度我が党の見解(印刷用PDF)



 平成18年度大阪府の施策推進について、我が党議員団は要望をとりまとめ、議員団の総意として提出する。
 これを実現させるため、最大の努力をされるよう強く要望する。

平成18年7月

大 阪 府 知 事
太 田 房 江 殿

自由民主党大阪府議会議員団

幹   事  長    奥田 康司
政務調査会長  
西口  勇

はじめに

― 夢と希望に満ちた「新しい大阪」をめざして ―

 我が党は以前から、知事が様々な新しい施策に取組みつつも、今後の大阪府のめざす姿が明確に伝わってこないことを指摘してきた。大阪府には、ありとあらゆる計画、条例、ビジョンなどがひしめいているが、どれも府民の心に響くまでには至らず、大阪府が一体何をめざしているのかがいまひとつ府民に伝わらない。今のままでは、いくら立派な計画を立てても行政当局の独り相撲でしかない。

 今年3月に知事が示した「アジア・ビジョン」では、歴史的につながりの深い東アジア地域との関わりを活かした観光集客や貿易の拡大、サミットや企業誘致など、主に経済面での交流を進めて大阪の活性化をめざすとのことであるが、これについても将来の大阪の姿が見えてこない。

 行財政改革もアジア交流も重要なことではあるが、大阪は相変わらず、商売の街、経済の街でしかない。まずは、大阪に住んで誇りに思える、特に若い人に夢と希望を与える「新しい大阪」を府民に示すことが必要なのではないか。我が党は、今後の大阪、世界から見た大阪はどうあるべきか、将来を見据えた新しい大阪を、戦略的に今から創造していく必要があると考えている。これから活躍する若い府民・職員を、今から「現代の岩倉使節団」として世界各地に派遣し、彼らが外から大阪を見つめ、世界を肌で感じ、見聞を広めることで、世界的な視点から将来の大阪の浮上を担う役割を彼らにもたせるぐらい思い切ったことも考える必要があるのではないか。日本中、世界中の人々が、大阪は変わった、大阪は輝いている、将来の大阪が楽しみだ、と肌身で感じる新しい大阪の未来像を早期に示し、大阪に住みたい、大阪と関わっていきたいという実感を府民・国民が共有できてこそ、アジアとのつながりも生き、将来の新しい大阪の強固な基礎が築かれるのである。

 さて、今回の「大阪府の施策推進についての我が党の見解」は、前段に「最重点要望」、後段に「重点要望」をおくこととした。「最重点要望」は、大阪府が新たに取り組むべき項目について、特に重要なものをとりまとめたものである。また「重点要望」は、我が党が従来から継続的に取り組むべき項目として提示していたもののうち、特に指摘しておくべきものをとりまとめたものである。知事は、これらの項目の実現に最大限努め、実質的な結果を出すことを強く要望する。同時に、長期的視野に立った魅力ある大阪づくりにも今から積極的に取り組まれることを望むものである。


1 最重点要望

(1)関西サミット候補地の一本化と経費の公表

(2)財政の健全化

(3)市町村の財政状況の実態把握と財政破綻の防止

(4)民間活力の導入とその監督

(5)個人情報等の保護と提供

(6)にぎわい創造の推進

(7)医療制度改革への適切な対応

(8)子育て支援に資する「認定こども園」制度の導入

(9)子どもの安全確保

(10)真の教育改革の推進

(11)違法駐車取締りの民間委託

(12)少年補導条例の制定

2 重点要望

(1)府政のあるべき姿

(2)明確な行財政運営ルールの確立と説明責任

(3)人件費の抑制

(4)出資法人等の改革

(5)行政経営方針の明確化

(6)危機管理機能の向上

(7)企業誘致と流出防止

(8)地球温暖化対策

(9)農産物のブランド化

(10)アスベスト対策

(11)がん対策

(12)府立の病院の機能充実

(13)公営住宅政策の見直し

(14)まちづくり施策の継承

(15)少子化対策の充実

(16)子どもの育成支援

(17)高等学校の教育改革

(18)小中学校の教育改革

(19)教職員の資質向上

(20)学校管理職の充実

(21)人間力の涵養

(22)国旗・国歌への適正な対応

(23)警察力の充実

(24)複雑化する犯罪への対応

(25)地域の防犯力向上と加害者の再犯防止


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