研究会「職場の人権」に集うすべての皆さまへ
「若者論キャンペーン 2005」のよびかけ
および
設立6周年記念・特別企画
「実行委員会」のメンバー募集のよびかけ
◎はじめに
研究会「職場の人権」は、労働問題や社会政策の研究会として、1999年9月に設立いたしました。
この6年間、当会は、毎月一度も欠かさず定例の研究会(例会)を公開で開催し、隔月で会誌を発行し続けてきました。本年の5月例会で第68回を、最新の会誌は第34号を数えます。
会員数も設立当初より増え、現在は、北海道から九州まで、約440名の方が会員になられています。
ここ数年は毎年、周年の特別企画をおこない、4周年の2003年9月には、シンポジウム「若者たちの失業と就業をめぐって」を東京で(150名参加)、5周年の2004年9月には、パネルディスカッション「若者たちの働き方・生き方を考える」を大阪で(70名参加)それぞれ開催し、会の内外で大きな反響を集めました。
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◎7・8・9月と3ヶ月連続で、周年記念の特別企画も3年連続で、「若者論」を開催
最近では、昨年8月に「働かない?働けない? ひきこもる若者達と就労支援」を、同じく昨年11月に「教師は仕事について若者たちにどのように語ってきたか」を、本年3月には「NHKスペシャル『フリーター漂流』を見る・聞く・議論する」を開催しました。
特に「フリーター漂流」の会には、20代前半の大学生やフリーターの若者世代から、正社員や非正社員として働く方や、労働組合の活動家や研究者など、ミドル・シニアの大人世代にいたるまで、約60名弱が参加され、会場ではさまざまな意見が数多く出されました。
今度の7月例会では、大阪府在住の失業中やフリーターの若者(15歳〜24歳)40名への丁寧な聞き取り調査の報告書をもとに「排除される若者たち―フリーターと不平等の再生産―」を大阪で、8月例会では、ファーストフード店での若者の労働のありようとそこでの労働運動の取り組みを焦点にした「マック仕事の日本−その状況・その組織化―」(※)を京都で、それぞれ開催いたします。
※アメリカのファーストフード店での労働運動を扱った“Youth at Work The Unionized Fast-Food and Grocery
Workplace”(スチュアート・タノック著、2001年、アメリカ)の日本語翻訳版がこの夏に出版予定です。同書の翻訳者は8月例会の報告者です。
9月には「フォーラム 若者と仕事」(仮題)と題して、当会の設立6周年記念の特別企画を、エルおおさかで開催いたします。
この3年間にわたって当会が積み重ねてきた「若者論」の蓄積を、より創造的に発展させるため、なにより、“若者”と“労働”の問題(就労や社会参加、いまの仕事や労働のありよう、働き方・働かせ方をめぐって)が今日的に急務となっている状況をうけとめて、当会では3ヶ月連続で、3年連続で、「若者論」の企画をおこないます。
特に、9月の6周年企画は、この3年間の集大成的な企画であり、一つの到達点に達するものとなるでしょう。
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◎「若者論キャンペーン 2005」を展開
7月例会「フリーター問題」、8月例会「マック仕事」、9月の6周年企画「フォーラム 若者と仕事」(仮題)と連動して、当会では、4月下旬より「若者論キャンペーン 2005」をおこないます。
この「若者論キャンペーン 2005」は、当会の会員・非会員/研究者・労働組合・会社員/正規職・非正規職など、立場や年齢や性別を問わず、多くの皆さまから、正社員・非正社員(派遣、契約、請負、パート、アルバイト等)・学生・フリーター・離転職リピーター・ニート・社会的ひきこもりなどの若者の多様な就労/非就労の実態によりそって、“若者”と“労働”の問題について、ご意見・ご感想・コメント(皆さまご自身の考える、現状認識、問題の所在の整理、個別テーマの分析、課題の提起、アウトリーチやアプローチの方法、解決策の提案、など)を幅広く募集します。
投稿の分量や回数は、1〜2行でも数十行でも、1回でも何回でも、いくらでも構いません。皆さまにお任せいたします。
皆さまから寄せられましたご意見やコメントは、事務局で整理し、毎月の例会の場や、ホームページやメーリングリスト、会誌の誌上などで、随時、公表していき、会の内外で、「若者論」についての議論を促していきます。
投稿方法については、最後をご覧ください。公表の際は、匿名でも実名でもどちらでも構いません。
同時進行で、当会の運営委員(15名=大学教員6名、大学院生4名、ユニオン3名、その他2名)のひとりひとりが、それぞれの立場で、この間の「若者論」を整理し、新たな視点を提起します。その集約は5月末にまとめ、6月以降に、何らかの形にして皆さまに公表いたします。
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◎9月19日(月・祝)の設立6周年・特別企画のイメージ(案)
「若者論キャンペーン 2005」と連動しておこなう今回の6周年企画は、3連休の最終日の9月19日(月・祝)の午後1時から5時まで、エルおおさかで開催いたします。
6周年企画は「フォーラム 若者と仕事」(仮題)と題して、「さまざまな世代や就労形態のひとびとが、それぞれの視点で、自由に相互に対等に創造的に語りあえる“フォーラム”=“広場”に、それぞれが立場を越えて集まり、<若者論>についての問題を“共有”しあっていく」ことをイメージしています。
語りあうテーマや話題は、若者の雇用や労働の問題………例えば、若年失業者・無業者・離転職リピーター・フリーター・ニート(NEET)・社会的ひきこもりの現状、いまの若者の就労意識・仕事観・労働観・生活観・社会観の多様化論、成果主義・能力主義・自由競争主義的な働き方・働かせ方の肯定派・受容派、スローワーク派、NPOやNGOという新たな働き方、ライフアンドワークバランス論、いまの若者の生き方の選択や若者のアイデンティティ論、自己責任論、「勝ち組・負け組」論、階層化の進展・格差の拡大や「希望」格差、社会や経済構造の危機、社会のあり方論、世代論、時代論、教育論、労働教育の可能性、就労支援や雇用創出のとりくみ、社会政策・公共政策や法律・制度の問題、労働組合や労働運動から若者へのアプローチの戦略論、社会変革の可能性………等々の多様な視点で、現状の問題認識、当事者の意識の分析、取りくみへの具体的な課題など、多岐にわたることでしょう。
9月19日(月・祝)当日のプログラムはまだ未定ですが、例えばの(案)は、
<第1部> 全体会=基調報告と、正社員・非正社員・フリーターなどの若者ゲストへの公開インタビュー
<第2部>分科会=4〜5つの具体的なテーマ別にわかれてのグループ・ミーティング
(1グループは約15〜20名を想定)
<第3部>全体会=全体集約と全体討論
という3部構成(計4時間、途中休憩2回)を考えています。
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◎6周年企画の「実行委員会」のメンバーを大募集
6周年企画にかかわる運営や実務は、実行委員会に集ったメンバーで分担していきたいと思います。
「若者論キャンペーン 2005」へのご意見・コメントの募集とあわせて、6周年企画の実行委員メンバーを募集いたします。
実行委員の仕事は、例えば………広報や宣伝活動、チラシづくり(魅力的な文面やデザインの考案)、資料の作成、「若者論キャンペーン」に寄せられたご意見・コメントの整理、当日のプログラムの検討、具体的なテーマの選出、パネラーやゲストの選定、当日の会場係(会場設営、受付、会誌の販売、ホワイトボード書記、記録係、タイムキーパー、テープ録音、写真撮影、小道具、片付け、等)、終了後の懇親会の幹事、終了後の報告集の作成(テープおこしや編集作業)………などがあります。
これら諸々の仕事を、ほんの少し(当日だけ)でも手伝って頂ける方や、企画立案から運営全般にいたるまで積極的に参画して頂ける方を、会の内外から、広く募集いたします。
実行委員会の仕事は、当会の財政上の理由で無報酬ですが、「若者論について自由に創造的に語りあおう」という趣旨のもと、実行委員会のメンバーに、ボランティア精神で一人でも多くの方に集まって頂けると幸いです。
会員・非会員や年齢は問いません。ぜひ、前向きに、よろしくお願いいたします。
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皆さま、「若者論キャンペーン 2005」と「6周年企画の実行委員会メンバーの募集」の旨、
ご参加・ご協力のほど、何とぞ、よろしくお願いいたします。
2005年5月1日
研究会「職場の人権」 運営委員一同
A 「若者論キャンペーン 2005」の投稿方法について
若者の雇用や労働の問題(若者論)について、皆さまから、ご意見・ご感想・コメントを募集いたします。
お名前、当会の会員・非会員、公表の際の匿名希望か実名希望か、をお書きのうえ、メールか、もしくは、お手紙(ハガキ、封書)でお寄せください。
●お手紙(ハガキ、封書)で投稿
〒530−0027 大阪市 北区 堂山町8−13 堂山ビル4階 研究会「職場の人権」 若者論係 まで
もしくは、あなたのご意見を、他の皆さまにも、同時に一斉公表されることをご希望であれば、当会のメーリングリスト(約180件が登録)に直接、投稿してください。その際は、件名に、「若者論 私の意見」と明記してください。
MLに未登録の方は先に登録手続きをしてください。
B 「実行委員会」のメンバー募集について
6周年企画の実行委員会の運営や仕事にご協力して頂ける方は、お名前、ご連絡先、会員・非会員のどちらか、「若者論」に関するご意見・コメントを簡単にお書きのうえ、メールでご連絡ください。
件名は、「実行委員会メンバー応募」と明記してください。
以上、よろしくお願い致します。
※ 研究会「職場の人権」の「若者論」の経緯 (報告者・コメンテーターの敬称略)
1. 2002年 6月8日 「若者の労働(職業)意識」 山田潤、木村千代子
2. 2003年 5月10日 「若者の就業と職場」 熊沢誠、河野尊
3. 2003年 9月20日 設立4周年記念・特別企画 (150名参加)
シンポジウム「若者たちの失業と就業をめぐって」
パネラー:熊沢誠、鎌田慧、乾彰夫、蓑輪明子。司会:櫻井純理
4. 2004年 8月7日 「働かない? 働けない? ひきこもる若者達と就労支援」
樋口明彦、元ひきこもり当事者、支援団体職員
5. 2004年 9月18日 設立5周年記念・特別企画 (70名参加)
パネルディスカッション「若者たちの働き方・生き方を考える」
パネラー:正社員と非正社員の20代〜30代の若者たち・計9名。
司会:河野尊
6. 2004年11月13日 「教師は仕事について若者たちにどのように語ってきたか」
伊藤正純、椎口育郎
7. 2005年 3月21日 「NHKスペシャル『フリーター漂流』を見る、聞く、議論する」
脇田滋、泰山義雄、樋口明彦
8. 2005年 7月9日(土) 「排除される若者たち −フリーターと不平等の再生産−」
西田芳正、内田龍史、妻木進吾、樋口明彦
9. 2005年 8月20日(土) 「マック仕事の日本 ―その状況、その組織化―」
大石徹、池田正一、ゲスト:ファーストフード店のアルバイト学生
10. 2005年 9月19日(月・祝) 設立6周年記念・特別企画 フォーラム「若者と仕事」(仮題)
以上
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