| 〜解放運動FAQ〜 |


※解放運動についてのFAQです
| 質問 | 答え |
| 部落解放をすすめる運動団体はいくつあるのですか? | 現在4団体が正式な大きな運動団体としてあります。部落解放同盟、全国部落解放運動連合会、全日本同和会、全国自由同和会の4団体です。1922年創立された全国水平社の流れを組む部落解放同盟と、解放同盟から分かれた全国部落解放運動連合会。戦前の融和団体の流れを組むとして作られた全日本同和会とこれからわかれた全日本自由同和会の4団体です。
その他にも部落解放同盟よりわかれた部落解放同盟全国連などがあり、いくつもの団体がそれぞれの意見をもって部落差別解消に向けて取り組んでいます |
| 部落解放運動で特徴的なことはなんてすか? | 40代以降の方は小学校中学校の教科書が有償であったことを覚えてみえるでしょうか? 1961年(昭和36年)高知県のある地域で「教科書をただにする会」が結成されました。これは憲法の第26条「義務教育は、これを無償とする」という規定をしった地区住民が、労働者や教師も協力し運動をはじめました。この小さな地区からはじまった運動は大きな成果をあげ、いまでは 全国的に無償となりました。今では当然のことと受け止められている無償配布も、その実現には部落解放運動が推進力となっているのです |
| 昔は差別と闘わなかったの? | 江戸時代、身分の低いとされた人たちは藩より渋染めの着物をきるように触れをだされ、 これを断固として阻止した渋染め一揆という闘いや鼻緒の製造販売という当事の人たちの生活の糧であった仕事、死活問題を差別によって除かれようとしたことに対しての闘いなど、自らの生活と自らの人間としての誇りをかけた闘いが江戸時代にもありました。それは今のような直接に 部落解放にかかわるものではありませんが、権力への抵抗、生産者としての誇り、人間としての誇りをかけた闘いを失っていなかったことを忘れてはいけません。部落差別の歴史は暗く、悲惨なものだけではないのです |
| 解放運動ってどんなものがあるの? | 解放運動というと部落解放運動をはじめ、障害者解放運動などどれも差別撤廃に向けて自らが動こうとした運動です。「かわいそうだから」という融和的な同情による改善策ではなく、自らが差別問題について立ち向かい、いろんな要求を求めようという権利のための運動です。しかし、部落解放運動は「怖い」などいまだ根強い偏見がたえません。しかし、私たちは自らの足を踏まれても「痛い。どけてください」ということなく黙って踏まれるままにしておくことがよいのでしょうか?解放運動とは部落差別だけでなく、あらゆる差別をなくすために自らが声をあげるとともに差別全体をなくすための運動なのです |
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1999/5/23