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改憲手続法案(国会法一部「改正」案、改憲のための国民投票法案)の恐ろしさを知る −−陵ケ岡・鏡山地域の三人よれば学習会−−(2007.1.26) |
2007年1月26日(金)、今年初めての陵ケ岡・鏡山地域の「三人よれば学習会」を行いました。 この日のテーマは「改憲手続き法案」(国会法一部「改正」案と、改憲のための国民投票法案)についてでした。はじめに資料の読み合わせをしました。 改悪教育基本法が成立し、防衛庁が防衛省に昇格するなど、憲法9条を変えて日本を「戦争する国」にしようとする動きがますます強まっています。そんな中、2007年に入り、「憲法改悪への一里塚」と言われる「改憲手続き法案」(国会法一部「改正」案と、改憲のための国民投票法案)が通常国会で成立してしまうかもしれないという、重大な局面に入っています。 「改憲手続法案」というのは、改憲案の発議権をもつ憲法審査会を国会に設置することを狙う国会法の一部「改正」案と、改憲のための国民投票法案の2法案を指します。国会法は「改正」されればすぐに施行され、世論盛り上げに向けた改憲案論議が開始されます。国民投票法の施行は2年後になりますが、それまでに改憲世論を盛り上げ、国民を憲法改悪に誘導しようという狙いです。 この法案の中身は、憲法改悪大キャンペーンを国民の税金を使って保障し、国民運動を「犯罪」扱いする、まさに改憲勢力「絶対有利」法案とでも言うべき、違憲の悪法です。 この法案は、2006年5月、通常国会終盤に改憲勢力によって提出され、秋の臨時国会で与党案と民主案の「すり合わせ」が行われていたものですが、本質的な違いはなく、12月には9項目の“修正”で大筋合意しています。そして、年末から年始にかけて、自民・公明・民主各党の幹部が次々と「5月3日の憲法記念日までに成立させる」と発言するようになりました。 資料の学習のあと、参加者で意見を交換しあいました。 ○今日、通常国会が始まったが、ニュースで安倍首相は「教育再生国会」だと言い、民主党の小沢代表は「格差是正国会」だと言っていた。しかし本当は「改憲・国民投票法案阻止国会」にしなければいけないのではないか。 ○「5月3日までに成立させる」と言われながら、国民投票法案の内容が、マスコミにはほとんど取り上げられていないし、国民のほとんどが知らない。これで決まってしまうとしたら恐ろしいことだ。 ○テレビでは毎日のように悲惨な事件が報道されている。それに加え、貧困の広がりや格差の広がりなどでたいへんな状態だ。 ○日本人は、どうして声をあげないのだろう。「長いものには巻かれろ」という風潮なのだろうか。 ○目の前のことに追われて、原因が見えていないのではないか。それに今の社会に原因があるとしても、変えていく展望が見えない。 ○根本に「グローバル化」がある。弱肉強食の(金儲けのためなら)なんでもありの風潮が、社会のモラルを壊している。 ○それを、「教育のせいだ」と宣伝するから、みんなもそうだと思って、結局、教育基本法が改悪されることになる。 ○「生活が苦しいから立ち上がる」というのは昔のことで、今はそれどころではないという感じだ。「衣食足りて礼節を知る」ということか。 ○しかし、今日、必ずしも「衣食足りて」も「礼節を知る」ということにはなっていない。「礼節を知る」 なら、金持ちはどうして貧乏人に冷たいのか。 ○日本人には「和を持って貴しとなす」というように、声を上げれば和を乱すから、それがいやなのではないか。 ○しかし、声を上げないことには、憲法改悪に向けて、恐ろしいことがどんどん決まっていく。あとで「知らなかった」「だまされた」などと言っても、もう遅い。 ○一人一人が何ができるか、自分の頭で考えて行動したい。友達で、ビラを自分で10枚コピーして知人に渡しているという人を知っているが、そんなふうに、小さいことでもできることからやっていきたい。 ○自ら声をあげていくことが、本当に大切だと思う。マスコミはきちんと報道してくれないし、知った者が知らない者に伝えていくしかない。「9条の会」でも全国に、五千か六千できているということだが、草の根の取り組みでも、みんながやれば大きな力になる。 ○今、自分の出来る事で、「国民投票法案反対」を訴えていきたい。 次回は、2月23日(金)の予定です。 |