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3・1ビキニデーに参加して −−Y・H−− |
高校3年の時、高校生平和大集会のため東京へ行ったついでに夢の島の第五福竜丸をみた。原子マグロ、福竜丸乗組員の被爆、「死の灰」、これらのことについて知ったのが過去の出来事の一つという認識しかなかった。 3・1ビキニデー集会に参加し、自分の勉強不足を何度も悔やんだ。第五福竜丸の母港が静岡焼津ということも知らなかった。知らないことが多く初めて聞いた話の中で、一番ショックだったのは「プロジェクト4」というビキニ環礁の東にある島の人々を、「死の灰」の下に50時間以上放置し、治療はしない医師を派遣し、水爆放射能の人体実験台とした、ということだった。米軍兵士を原爆実験地からあまり離れていない場所に立たせわざと被爆させたアメリカならやりかねないと思ったが、それでもショックだった。 この集会に参加し、第五福竜丸が、広島・長崎がけっして過去の出来事ではすまされないこと、人類と核兵器は共存できないことをつよく認識した。過去は変えられないけれど未来は変えられ、そして変える必要があると感じる集会だった。北朝鮮が核ミサイルを持っているから日本も持つべきだと主張する政治家もいるが、それでは決して問題の解決にはならない。 うれしかったのは、アメリカ国内でも核兵器廃絶の流れが強くなったことや、韓国ではこれまでなかった反核平和の流れが出来ているといったことだった。 わたしが今後しなければならないのは人に話すことだと思う。まだ知らないことは多いけれど無関心ではなくなったし、無関心ではならないと思うようになった。だから他の人にも知ってもらいたい。 学生の参加者は私一人だったのが残念だったけれど、いい体験が出来た。次は原水禁大会にも参加してみたい。(Y・H) |