平和新聞に「山科平和を守る会」が紹介されました

−− 平和新聞(日本平和委員会)「平和委員会のある風景(11)」(200710.15)−−


 “3人寄れば”を頻繁に

平和委員会のある風景(11)−−山科平和委員会



.京都市の東側、豊かな山と川に恵まれる同市山科区。ここに根を張る山科平和委員会(呼称 ・山科平和を守る会)は、今年結成45年、再建15年を迎えます。JR京都駅の1つ隣の山科駅に降り立ち、皆さんを訪ねました。 (に)

 山科平和委員会は毎月 の役員会を軸にしなが ら、地域密着・会員密着の活動を続けています。

 1つは「3人寄れば学習会」。小学校区単位で、 少人数の学習会を定例化しています。かつての学習会は山科全体で1、2 カ月に1回開催していま した。今は毎月数カ所で行っています。2人のと きもあれば5、6人のと きも。

 「2人では少し寂しいですが、そういうときは新聞を読み合わせ、雑談をして終えます。3人いたらいろんな話ができ、 5、6人ならもっと弾み ます」 (Tさん)

よもやま話から

  「平和のための折り鶴会」は2003年2月に発足。夏の「平和のための戦争展」を皮切りに折 りため、翌年の国民平和大行進に託します。1年サイクルで折り続けた鶴は毎年約2000羽、これまで例会外を合わせで 約1万5000羽を折ってきました。

 副会長のHさんが 自宅を会場と して提供、折り紙もお菓子も持ち寄りです。時間と場所の定例化、 鶴を平和行進へという目標が明確にあること、そ してよもやま話から平和 の話まで、笑いあり涙ありの楽しい集まりである ことが継続の原動力です。「わしはよう折らん。下ごしらえだけ。あとは 話ばかり」 (Yさん)という人も。

 こうした取り組みを丁寧な文章で雰囲気そのままに伝えるのは、間もなく200号を迎える「山科 ・平和しんぶん」です。役員会で中身を相談し、さ らに2人の編集部が仕上げます。200人余りの会員に、約20人で手配り しています。

 04年に開設したホーム ページにも情報が満載で、今は月250件程度 のアクセスがあります。


区民的な広がり

 毎年夏の「六地蔵・地蔵盆」に合わせて開催する「山科・平和のための戦争展」は、平和委員会も中心的に取り組んできました。2日間で2〜3000人が訪れます。今年24回目ですが、「最初は個人の熱意ある人々によって支えられていましたが、ここ10年くらい前はいろんな団体との協力体制が確立してきた」と、事務局長のNさん。区長も訪れるようになりました。「山科は保守的な人も多いまちですが、戦争展はそうした人たちにものぞいていただける市民的な合意が作られている」 (Hさん)。

 また毎月9の日(9、19、29)の街頭宣伝や「9条の会」などを通じた山科の平和連動の高まりの中で、その中核としての役割を果たしてきました。「区民14万人の、本当に区民的な思想・信条 を超えた広がりを作れる かどうか」(Aさん)を課題にしています。

 何より「楽しい」のが特徴です。「小さな会だが大きな責任がある。長続きするには無理のないやり方で。お笑い8割、 しぶい勉強は2割程度 に」と、Yさんの名調子が場を和ませます。

この記事はホームページ掲載に際して、個人情報保護のため一部氏名等は省略しています。