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僕の歩いた道にはいつもバイクがあった

ヴィンテージ(Vintage:ある時期の収穫品)

 

 

The Illustrated History of Military Motorcycles: David Ansell」の28-29ページにはベルギーのFN号直列4気筒バイクの興味ある記載があります。デンマークのNimbus、米国のPierce号とHendarson号に大きく影響を与えたとても興味あるバイクです。日本では同じくベルギーのサロリア号と一緒に寿屋が輸入販売していたようですね。下記は28-29ページの記載内容と文末に記載した資料および個人のメモを合成しました。それぞれの資料の記載に異なりがあり、最善は尽くしましたがもし誤りがありましらお知らせください。

 

 

(18)FN号

FN社(Fabrique Nationale Des Arms de Guerre SA、後のFabrique Nationale Hersta SA)は銃、バイク、自動車等を生産した会社である。1889年には最初の自動車を組立て、1901年には最初のオートバイを完成した。

 

1904年、FN社はパリのモーターショーで直列4気筒エンジンのバイクを展示した。このバイクはPaul Kelecomの設計によるもの。ダブルクレドールのフレームには、補助ペダルを備えた自動吸気(atmospheric inlet valves)の3.5HP、363cc(45x57mm)エンジン、シングルスピードの減速機が乗せられ、シャフトドライブにて後輪に伝達した。潤滑油はオイルタンク内に設置されたハンドポンプ、一体構造の鋳物のクランクケースには小さな雲母の確認穴があった。前部側にボッシュのマグネトーを配置していた。
 

1909年、10Eモデルとして単気筒249cc(65x75mm)を発表する。4気筒型とエンジン以外は殆んど同じ形式であったが、皮張りのクラッチ、2速の減速機とむき出しのシャフトドライブを備えていた。フレームはテレスコピックのフロントフォーク、後輪には内拡式のドラムブレーキを備えていた。同時に、4気筒型も減速機、フレーム等単気筒型に合わせる。



 

4気筒型は1910年にはボアアップして5HP、493cc(52.7x57mm)となる。

 

更に1915年には8HP、748cc(52x88mm)、3速の減速機となり、オーバーヘッドインレット、サイドエギゾースト(overhead inlet side exhaust valves)のエンジン、潤滑油はウエットサンプ、多板クラッチ、等大きく変更された。そして、1923年まで生産された。


1922年型


 

これらの4気筒型は、信頼性評価は高く、ヨーロッパのベルギー、ドイツ、ロシア、スイス、その他の国で販売された。

 

 

 

本文と写真は以下の資料から採取した。

1. The Illustrated History of Military Motorcycles: David Ansell

2. The Encyclopedia of The Motorcycle: Hugo Wilson

3. The Encyclopedia of The Motorcycle: Peter Henshaw

4. Sammy Muller Motorcycles Museum

5. 100 Years of Motorcycles: Massimo Clarke

ヴィンテージバイク研究会

28/07/02

 

 

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