C/2006A1 ポイマンスキー彗星


 3月の明け方の東の空は、中学生の頃、大彗星1969i(ベネット彗星)を追いかけた思い出の星空です。そこにベネット彗星とほぼ同じ軌道要素を持ったこの彗星が現れたのです。よりによって、3月の明け方の空に、近日点通過日までほぼ合わせてくれました。あの時と同じ星空です。ダストテイルを伸ばしていかにもほうき星というベネット彗星に比べて、ポイマンスキー彗星は、鋭く伸びるイオンテイルを伸ばしていました。東にわずかにダストテイルも見られました。
 あの時は、親父から借りた二眼レフになけなしのお小遣いで買ったネオパンSSSを詰めて、確か手動ストッパーのレリーズで固定撮影しました。口径10cm反射は、H100(日野金属)でした。口径3cmのファインダーからほうき星の姿がくっきり見えて感動しました。

 かつて1つの彗星だったのでしょうか。2つの彗星とも離心率が1よりわずかに小さいですから、何千年か前に太陽に接近した際に分裂したのでしょうか。