01/08/05 16:07

 思い出すとなごむ会話がたまにある。

 友人と小さい川に架かる橋を渡っていた。春だった。魚が、ぼちゃんと飛び跳ねた。

 「あっ、ぼらが飛び跳ねてる」と友人。

 「なんで飛び跳ねるんだろう」と言ってみた。純粋に疑問だった。

 友人は、「そりゃあうれしいからじゃない。ぼら喜び」と言った。

 聞いた瞬間、なぜ飛び跳ねるかという生物学的な根拠はどうでもよくなった。うれしいから飛び跳ねていてほしかった。


 ここまで書いて、自分としてはすごく弱っている人の文章みたいな感じがする。実際、よくわからないが弱っていたのでしょうがない。

 

 

 

 

 

01/07/28 1:11

 アンアンのダイニングバー特集を立ち読みして購入。

 買いの決め手はリリー・フランキーとみうらじゅんの対談。リリー・フランキーみたいにうさんくさくておもしろくてかわいい男にはかなわない。

 そういえば以前、「おもしろくない男は生きてる価値がない」などと言っている女の友人がいた。まあ、7割ぐらい同意見だ。


 生きていればたまに、つまらない男と、流行りすぎて陳腐化したような店で食事するようなこともある。きみはおもしろいねとか言われても、こちらはおもしろくない。そんなことをしている自分こそつまらない女かも、と思うと、よけい落ち込む。


 しかしおもしろさを基準にしていると、なぜか安定的な幸福感は得られない。もうそれならそれでいい、とりあえず。


 そして、行きもしないダイニングバー特集を眺めながら孤独に慣れていく。


 

 

 

 

 

01/07/17 1:10

 予想外に更新している。


 人の日記系サイトは、その人の嗜好や近況を知るのに便利だ。

 仕事で会う人や知人がサイトで日記を書いている場合、連絡を取るまえに見ておいて、予習したりすることもある。


 自分のコラムも、純粋な日記系にしてみることも一瞬考えた。基本的にその日にあったことを書くのだ。

 でも、そういうのだときっと、いま以上に不自然な部分が発生するだろう。

 例えば、生きていればたまには、はらはらどきどきする事態が起こったりするが、サイトに書くのははばかられる。

 そういうときに、実際はそのことで頭がいっぱいなのに、サイトには「今日のカレーには肉が入っていなかった」とか書くのだろうか。他人には悟られないかもしれないが、本人はしらじらしい気持ちにならないだろうか。


 みんなどうしているのかしら。


 今日もどこかでしらじらしい日記が更新されているのかも。


 

 

 

 

 

01/07/15 15:39

 昨日あんなことを書きながらもう更新している。


 以前書いたかどうか忘れたが、カップルの体型は似ている、という仮説を持っている。背の高めな人は背の高めな人と、低めな人は低めな人と、太めな人は太めな人と、細めな人は細めな人と、連れ立って歩いている気がする。

 よく「彼とはまるで正反対」とか言っている人がいるが、はたからみるとやっぱりどこか似ているのだ。

 人は自分に似たものを好きになる、という心理学的な説もある。同郷の人と打ち解けやすいというのはわかりやすい例だ。

 自分に似たものを好き、ということはつまり、みんな自分が好きなのだ。


 そして今日も私は自分のことで頭がいっぱい。

 

 

 

 

 

01/07/14 12:25

 そういえば最近、恋愛のことを考えていない。

 もともとディープな恋愛をする性質ではないのだが、ある時期から、さらに淡白になっている気がする。男との関係を定義づけたりすることは、どうでもよくなってしまった。

 仕事を含めた自己実現みたいなことを考えるのに比べれば、そんなことは大したことではなくなる。


 仕事をばりばりやりながらも明るく浮気しているおっさんが、「まー細かいことはいいじゃん」という気持ちに似ているかもしれない。

 別に投げやりなわけではなく、かといって私の場合は仕事に没頭しているわけでもないのだが。


*しばらく充電というか夏休みモードということで、更新頻度が落ちそうな予定です。いつも見にきてくださっている方々には申し訳ありませんが、ご容赦いただければ幸いです。

 

 

 

 

01/07/10 23:39

 ある企業での打ち合わせで、代理店の人たちと名刺交換をした。

 肩書きがアカウントエグゼクティブとスーパーバイザーだった。若そうなくせに、人を煙にまくような肩書きだ。きっと合コンとかで、名刺が意味もなく光るのだろう。


 でも打ち合わせ中、アカウントエグゼクティブの方は寝てた。寝顔はマスオさんに似ていた。

 マスオさんは係長ぐらいだっただろうか、立場的にはその人も係長ぐらいの感じだ。それならマスオさんだってアカウントエグゼクティブだ。

 かっこよさげな言葉をどんどん陳腐化させたい。コラボレーションとか。

 

 

 

 

 

01/07/09 23:33

 「生理前でめちゃくちゃ情緒不安定」とか

 「あの人生理的にだめ」とか、日常生活でたまに言ったりする。


 でも、仕事上では言えない。通用しない。それがビジネス。それが社会人。


 「生理学的にだめ」と言ってもだめだろう、たぶん。
 

 

 

 

 

 

01/07/07 13:25

 なりゆきで知人の男の子3人と飲んでいた。

 みんなそれなりの会社で働いていて、はじめは仕事の話をしているのだが、気がつくと甘酸っぱい話になっている。

 「彼女と別れてから自分を磨かないとという気分になって、毎日腕立てしたり、ジムに行ったりしている」
 などと言っている人がいた。

 「自分を肯定してくれる人がいなくなったのがつらい」
 とも。

 ふつうもっとかっこつけてるのに、この人たちは素直だなと思った。あと、メスっぽいなとも。

 私だけ割りきったことを言っていて、男みたいだった。いまほしいのは、こういう甘酸っぱい前向きさだ。

 

 

 

 

 

01/07/04 22:41

 英語を使うことはめったにないのだが、仕事の都合で英語のメールを書いた。知らないアメリカ人宛てだ。
 ネットで検索した英文メールのフレーズを使って適当に作成した。


 返事が来なそうだと思いながら送信していたが、意外にちゃんと返事が来て驚いた。返事の内容は記号のように見えた。


 ハトの足に手紙を巻きつけて飛ばしたら、そのハトが返事を持って帰ってきたような気分だ。


 ここぞというときの思い入れの強いメールも、伝書バト気分で送るといいかもしれない。届けばラッキーだし、返事も記号かもしれない。

 

 

 

 

 

01/07/02 21:25

 体調をくずしていました。


 家にこもっている間に、小津安二郎のビデオを見た。

 倦怠期の夫婦ものだ。舞台は昭和30年ぐらい。
 「あんた、ワイシャツに紅ついてるわよ、わかってんのよ」とかいう感じだ。

 「あんた」とか「ちょいと」とか言っているが、出てくる女はけっこう美人。


 そんな女の一人が、「間に合うってのは、つまんないことね」と言っていた。思わずメモった。

 間に合うと思えることが一つの悟りともいえるし、妥協ともいえるし。


 そんなことより、なんで私メモってる?と思っていた。いやだよあんた。

 

 

 

 

 

01/06/29 8:01

 エルメス銀座店オープン、というニュースをみる。

 ガラスブロックのあのビルはきれいだ。

 そんなことではなく、開店前に1000人ぐらい並んだという。フール・トゥというトートバッグの限定発売ものが特にねらわれていたらしい。

 フール・トゥはエルメスが犬の散歩用に作ったバッグと聞いている。

 銀座店には、馬具も売っているらしい。これこそマニアにはたまらないのではないか。だれか馬具を買った人はいないのか。エルメスを好きすぎて馬を飼いはじめる人がいたっていい。

 

 

 

 

 

01/06/27 14:25

 asahi.comによると、原宿で女と歩いていた男が刺されて重傷らしい。

 たぶんいちゃいちゃしていたのだろう。


 つい最近、「いちゃいちゃしてると刺されそうな世の中だからねえ」と、何かの折に話したことがある。

 ほんとに刺されてる。

 別に予言自慢をしたいわけではないが、感慨深いので記しておく。おちおちいちゃいちゃもしていられない。

 



 

 

01/06/26 7:58

 「勝ち組」という言葉がある。

 女性誌の特集タイトルにまで「勝ち組の女になる」とか。そういうのを見るたびに、いったいどういう人が勝ち組なんだろうと思っていた。

 例えばいま儲かりまくっている会社とか、人気絶頂のタレントとか、モテまくっている人とかも、いつ陰りが出てくるかわからない。

 あの松嶋菜々子でさえ「人気に陰り?」などとスポーツ新聞で報じられていたりする。


 でも、さっき「めざましテレビ」で、竹内まりやの新曲が発表されているのを見て思った。この人は勝ち組だ。

 メディアにはめったに出てこないで子どもとか育てているくせに、曲を出せばヒット。アルバムを出せば大売れ。アルバムジャケットの写真も、きれいというレベルを超えて、余裕の表情だ。

 しかも新曲のタイトルは「毎日がスペシャル」。それだけ安定して勝っていれば毎日もスペシャルだろう。昔は「けんかをやめて」とか歌っていたが、それも考えてみればかなり余裕な話だ。

 

 

 

 

01/06/24 23:38

 最近、サーバーの問題で表示の遅いことが多くご迷惑をおかけしています。ニフティは対処中のようです。

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 30代男性向けの新雑誌『DIAS』(光文社発行)のテレビCMでこんなことを言っている。

 「いつも傍観者だったおまえ」

 「どっかで妥協したおまえ」


 30代ぐらいの男性をどきっとさせる言葉として、CMのねらいは成功しているんじゃないかと思う。雑誌自体よりもCMの方がインパクトが強いかもしれない。

 こういう言葉に反応してしまう人は、折り合いのついていない人だ。販売戦略上の思うツボな人たちだが、個人的には嫌いじゃない。

 少なくとも、みつをさんとかみつるさんの言葉に反応する人よりは話せそうな気がする。


 ちなみに『DIAS』創刊号の表紙は奥田民生。好きなことをしていそうで力の抜けた感じの奥田民生。プロデューサーとしても、つんくや小室ほど嫌みじゃなく、ナイスポジション奥田民生。

 

 

 

 

 

01/06/23 23:50

 仕事がらみで遠征していた。


 知り合いのある営業マンの人が、実は元モデルだということがわかった。三枚目キャラとして浸透している人だっただけに、意外だった。言われてみれば確かに背も高いし、人好きのする顔なのだが。


 元モデルというと、上昇志向みたいなものがいい感じに抜け落ちて、余裕が感じられるイメージだ。

 モデルになりたいとはいわないが、元モデルにはちょっとなってみたい。

 

 

 

 

 

01/06/22 1:30

 会社のお姉様方二人と飲んでいた。

 二人とも30代なかばの微妙な年齢だが、ひょうひょうと一人で暮らしている。そのひょうひょうさたるや、トルシエなみだ。

 自分がその歳になってこんなにひょうひょうとしていられるとは思えない。私が内向きにこんなサイトを作成しているのに比べ、二人は

 ・ベランダでハーブを育てている
 ・友達を招いてホームパーティーをしている
 ・まめに海外旅行をしている
 ・お気に入りのサッカー選手がいる
 ・男の話は特定の友人以外とはしない、させない

 以上のような原則をふまえている。自分を見つめ過ぎて痛めつけるようなことはしない。賢い。

 私もまずはベランダでハーブから始めるべきか。

 

 

 

 

 

01/06/20 0:38

 結婚後1カ月ぐらいでもう子どもができたという人たちがいた。

 「いやー、こんなに早くできるもんだとは思わなかった」と夫の方が無邪気に友人に話していたらしい。

 なんともコメントのしようがない。というか、ちょっとはずかしい。


 結婚したとたん、こういうことが公然と語られることに、ついて行けない。にわとりが卵を産むみたいなレベルで暗にことが語られる。もはや生殖行為だ。

 ごはんはまだかい、というレベルで、子どもはまだかい、と親にも期待される。結婚前だったら悲しまれるような行為が、結婚後には喜ばれる。

 なんなんだ、みんな切り替え早すぎ。

 

 

 

 

 

01/06/19 8:22

 手が荒れるので、たまに「ねるとき手袋」をはめて寝ている。

 でも、朝には必ず手袋が外れている。


 これって、夜うでまくらしていたのが朝には必ず外れているのと似たようなものだ。

 いや、これは人から聞いた話。


 みんな楽になりたいのだ。無意識に。

 

 

 

 

 

01/06/18 9:45

 『サイゾー』という雑誌にこのサイトのことが載ってしまいました。


 モノクロで半ページなのだが、隣のページでは鳥肌実がすごい顔をして尻を出している。鳥肌実、あまりかかわりたくないキャラだ。まさかそんな人の隣に自分が載るとは。


 記事を読むと、なんだか私が遊び慣れた人みたいな印象を受ける。まあ、こればかりはライターの人の書き方なので、何とも言いようがない。


 でも、ライターの人はいい人だった。「『いい人』とは、ほめ言葉じゃない」と過去に自分で口走ったことがあるが、それは撤回するとして、信頼のおける人だった。


 『サイゾー』読者の反応がちょっとこわい。あまり反応しないでくれると幸い。

 

 

 

 

01/06/15 19:00

 酒が飲めないけど堂々としている人がいる。


 「酒飲むのってそんなに楽しい?わかんないなー。しらふで語ればいいじゃん」

などと言われた。


 ごもっともだ。しらふでは折り合いのつけられないことを、酒を飲んでごまかしているのだ。弱いのだ。返す言葉もない。


 

 

 


01/06/13 22:51

 藤原紀香を起用したJ-フォンの広告には、いつもほれぼれする。

 


 紀香の表情、服の色味、二の腕のふくらみ加減、どれも完璧だ。完成度が高すぎて、現実味が感じられないほどだ。

 こういう完璧なものを見せられると、日ごろから迷いがあって悶々としている自分は対照的なところにいるように思える。いま憧れるのは、この広告のようにクリアーでスマートな感じだ。
 

 

 

 

 

01/06/13 22:09

 チョコエッグの動物フィギュアをいっぱい集めたら、ノアの箱舟ごっこができるのではないか。

 フルタは組み立て式の箱舟キットでも発売しないだろうか。


 インコもサメも恐竜もみんな同じサイズだから、箱舟生活でもきっと仲良くできるだろう。そんな中に混ざって暮らしてみたい。オコジョの身の上話を聞いたり。


 逃避的な妄想がふくらんでいる。


 

 

 

 

01/06/12 22:57

 知人に聞いた話。

 あるマニアックなレコード屋にレコードを売りに行った。その店のコアな分野のレコードだから大丈夫だろうと思っていたが、断られた。

 店主いわく「この手のはもう飽きた」とのこと。


 その態度、うらやましい。私も言ってみたい。「この仕事もう飽きた」とか。そして未知の世界へ。


 いつもどこか腰を浮かせている癖が直らない。

 

 

 

 

01/06/11 23:55

 一握りの天才肌の人を除いて、男のほとんどはかっこつけている。

 しかも、そのかっこつけざまが、女にはバレバレだ。そのかっこつけざまをかわいく思えるか、バカに思えるかが、好き嫌いの分かれ目になる。

 私は女だが男っぽいと言われることが多くなってきた。自分でかなりかっこつけてるとは自覚している。そんなところを感じ取って「ばーか」と思っているような人が、あやしい添付ファイルのついたメールを送って来たりするのだろうか。

 そんなときは、妬まれてる、と思うことにしている。

 「好きな男・嫌いな男」で、好きの上位に入る男が必ず嫌いの上位にも入っているようなものか。

 言ってることが自分でもよくわからない。


 

 

 

 

01/06/08 0:27

 家庭の事情などのために、中学・高校のときに一生懸命勉強して、それなりの大学に入り、就職して、結婚して、子どももいる人。

 そんな人がいまごろになって「恋愛」をしているという。若いときに羽目を外せなかったためか。しかも本人が言うには純愛。しかも対象が私。

 問題は、変に幻想を持たれているということだ。私がたばこを吸っていたこともあると言っただけで、ショックを受けている。

 きっと、私が昨日『SPA!』の「H上手・H下手な男グランプリ」という特集の号を買って、一人で「ははは」と楽しんでいたと知ったら、怒り出すだろう。

 怒られる筋合いはない。いろいろと大変だろうが、目を覚ませ、と言いたい。

 

 

 

 

 

01/06/05 22:40

 前回も書いた「送る」という行為だが、相手に「送ってもらって悪いな」という気を起こさせるところがポイントだと思う。

 送ってやることで、相手に対して優位に立つ。英語で言うとtake advantage of〜だ。


 考えれば考えるほど、計算高い行為だ。


 今日もどこかでtake advantage of〜が繰り広げられている。

 

 

 

 

01/06/05 1:21

 送り狼という懐かしい感じの言葉がある。

 「自分は送り羊だ」と安全宣言をしている人がいた。

 羊。温和な目で草をハムハムと食べているイメージ。そもそも送るなんて気の利いたことをしなさそうだ。

 そういう意味からすると、送っている時点で羊じゃないだろう。

 それが証拠に、男が男を、女が女を送って行ったという話はほとんど聞いたことがない。

 送って行かなくたって、たいていの人はなんとかなるものだ。あらゆる計算が含まれた「送る」という行為が、今日もどこかで繰り広げられている。


 

 

 

 

01/06/03 21:27

 いろいろと仕事が終わった。


 友人の結婚イベントにかなり素直に感動して、まだ余韻にひたっている自分を発見。

 おそらく製作や演出にかかわったこともあると思う。生意気にもプロデューサーと呼ばれる人たちの気持ちが少しわかったような気になっている。

 この程度でこんな気分なら、つんくなんて笑いが止まらないのだろう。


 ちなみにセルフプロデュースには自信がない。

 
 

 

 

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