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日本と世界

講義名だけを見て取ってしまった授業。てっきり日本における世界との関係はたまた世界における日本の位置づけみたいな授業だと思っていたのですが、全然的はずれもいいとこ。
これからは「講義便覧」をちゃんと読んでから講義を取るようにしないとなぁ・・・・ 


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授業内容
2000年8月28日(月)
T限:有害化学物質による汚染
U限:オゾン層破壊とその対策
有害大気汚染物質ののことをHAPsと呼びます。大気中には2800種以上もの微量汚染化学物質が存在します。ちょっとびっくりしたのが、ある表を見るとガソリン自動車、ディーゼル自動車と同じくらいの量の化学物質がタバコから発生していることです。私は4年前に断煙しました。ほんと、タバコは百害あって一利なしなんですね! そしてなんと言ってもダイオキシンです!この物質は意図的に出されたものではないので、非意図的生成化学物質と言われます。人工物質としては最強の毒性物質で青酸カリの1万倍です。こわ〜(>_<)
講師はこのダイオキシンについてテストを出すのは確実なようで、「ダイオキシンは今なぜ世界的にも大きな問題となっているのか?」が大まかな質問だそうです。
ダイオキシンには3種あって、ポリクロロジベンゾーパラージオキシン、ポリクロロジベンゾフラン、コプラナーPCBです。コプラナーは最近入った種類です。ダイオキシンはpg(ピコグラム)で測られます。
ダイオキシンの特徴は、1.極めて有毒である。 2.非分解性であるため蓄積する。 3.無色・無臭である。4.水に溶けない。 5.脂肪には溶ける(血液に入り込む) 6.酸・アルカリに容易に反応しない。化学的に安定している。 7.太陽からの紫外線によって徐々に分解する。 8.分析するのに時間がかかり、金もかかる。ちなみに分析装置が1〜2億円するのだそうです。で、これをメンテする金額がまたまた1〜2億かかるそうです。もし私が自分の血液中のダイオキシン濃度を民間の業者に調べてもらうとしたら、一回10万円くらいだそうです。でも結果は忘れた頃に出てくるそうです(^^;)
母乳の中のダイオキシン濃度が高いと発表になってから久しいですが、意外に北欧のリトアニア、デンマーク、ノルウェーなどのお母さんの母乳に高い濃度が出ています。なぜなんでしょ?西洋人、東洋人、ともに食べ物は肉食、菜食と別れていますが、やはり濃度は変わらず高いです。ダイオキシンの源は、農業・工業製品製造、燃焼行程から、そして紙やパルプを漂白する行程などです。
日本でダイオキシン汚染が大きな問題となっている理由には、1.ゴミ焼却量が世界一、2.焼却ゴミ中に有機塩素化合物が分離されていない。(サランラップなんか典型的だそうです。サランラップを燃やしては行けなかったんですね!私は生ゴミの日にポイポイ捨てていましたよ!) 3.焼却炉の排ガス規制が甘い。 4.焼却炉の最終処分の管理が甘い。などが挙げられます。98年の日本は5000万トンのゴミを出し、そのうち77%も焼却しているのです。
ダイオキシン対策として、いろいろな法律をうち立ててはいますが、実質どれだけ守られているのか誰も判らないのではないでしょうか。法律を作るとその裏をかく奴が絶対いて、荒ゴミを山中に捨てていたなんていう事件はあちこちで聞きますものね。
人工化学物質というのは1850万種もあり、毎年80から100万種が加わるそうです。げっ(>_<) こういった化学物質が環境ホルモンを生み出しているというのも最近の課題ですね。
環境ホルモンとは「外因性内分泌攪乱物質」のことです。環境中に偏在し、生体内であたかもホルモンのように振る舞い、内分泌系を攪乱することにより、野生生物やヒトに様々な異常をもたらす化学物質のことです。これには農薬、工業原料など、難分解性有機塩素化合物が原因となっていることが多いです。
プラスチックもやっかいな品物です。本当にどこでも何にでも使われていますものね。

U限はオゾン層破壊の原因とその対策でしたが、本当に人間は地球を破壊していくものばかりを生産し続けているのだなということが良くわかります。でも、これはテストに全然出ないので説明を省きます(^^;)

2000年8月25日(金)
T限:地球温暖化
U限:地球温暖化とその対策
地球温暖化というのは、空と地表との間で起こっている温室効果によるものだ。これもやはり産業革命以降、特に第2次世界大戦以来に急増したようだ。
1988年11月にIPCC(気候変動に関する政府間パネル)がUNEP(国連環境計画)とWMO(世界気象機関)の協力のもと設立された。
そういえばUNCEDの京都会議が2〜3年前にあったよーーな気がする。あの京都会議で「忙しいーーー」って泣いていたネット仲間がいたからだ。あれは1997年の12月だったのだ。へぇ〜もう3年も経っているんだな(^-^) しかしこのUNCEDで意外なことが起こったらしい。というのは先進国と後進国の対立が新たに生まれてしまったのだ。各国とも窒素酸化物をを出す量を何%減らすようにするとか、イオウ酸化物を何%まで減らすとか発表するわけだが、後進国にしてみれば「これらはあんたら先進国が作り出したもんじゃないか、どーして我々も同じように厳しくされなきゃいけないんじゃい」と言いたくなってしまうわけである。わからんでもないなぁ。
まぁ世界が一つになるってことは、難しいことですよ。とりあえず日本は基準年の94%(6%削減)を目標とすると発言してOKをもらったわけである。
それにしても、ここにまた違うグラフがあるのだが、日本は先進国の中でも努力を一番しているようである。1973年のエネルギー消費を100とした場合、30年後には67まで落としてダントツなのだ。それに比べスイスなんか102と増えているし、アメリカやイギリスでも75,スウェーデンなんか92だもんな。日本はほんと「省エネ、省エネ」ってがんばってるし、技術開発もすぐれているもんな。これは1つの国ががんばっても駄目なことだ。やっぱり世界各国がまじめに取り組まないと。気温1℃上がると、10〜20センチの海面が上がるというのだ。オランダなんか焦りまくりだろうなぁ。
また取り決めの他に課税や技術的方策などの検討などいろいろ課題はあるようだ。また様々な方法によるエネルギー獲得のための方策も試行錯誤されているようだ。窒素と酸素を組み合わせて水と電気を発生させる方法。要するに何かを燃やしてエネルギーとゴミを発生させるよりは水が発生するなら、ずっとマシということだ。また微生物によるエネルギー獲得。これらはバイオマスによる燃料製造と言われる。
また、車のアイドリングをやめるとか、冷暖房の温度調節とか、シャワーを出しっぱなしにしないとか、人が一人一人気をつければ、かなりの省エネになる。
時々スーパーの駐車場で人は乗っていないのにエンジンをかけたまま買い物に行っている人がいる。炎天下の駐車場は暑くて乗ろうとしたらハンドルが暑くて持てないくらいだが、本当に罰当たりな人達だと思う。ああいう人がいたら、いくら他の人が気をつけても何にもならないじゃんか!と思う。

2000年8月24日(木)
T限:大気汚染
U限:酸性雨とその対策
地表の大気成分は窒素(約80%)と酸素(約20%)とで99%としめている。汚染物質には目に見えない細かい粒子のものがたくさんあるわけで、それはng(ナノグラム)という単位で表される。
世界で起こった災害的事件の例や大気汚染との関連で問題になった事件などの例が載っている表があるのだが、我々が中学くらいのころ「光化学スモッグ」っちゅうのが流行ってたっけなぁ。。。(遠い目・・・・・・(=_=)
ちょっと意外だったのがこういう大気汚染に弱いのは広葉樹林よりも針葉樹林だそうだ。木全体のどの部分が破壊されているか見ると、空気中の何の物質でやられたのかが判るそうだ。木も大変だよなーーー(-_-;)

酸性雨とは化石燃料の使用に伴うガス状の1次汚染物質の排出によるものが多く、湿性と慣性がある。酸性雨について世界で初めて国際問題提起をしたのがスウェーデン(ストックホルム)で1972年に国連環境人間会議(UNCHE)をしている。これはスウェーデン半島の湖沼で酸性化と魚の大量死が発端となったのだ。中性はph値でいうと7だが、5.6以下になると酸性と言われ、4.5以下になると「重度の酸性」と言われる。phとは酸が水の中に溶け込んだときに出す水素イオンの濃度を表す。
ヨーロッパでは意外に酸性雨が多いのだが、これは高い煙突の影響らしい。向こうに行くと270mとか300mとかいう煙突がにょきにょき立っているらしい。だから越境大気汚染も多いのだ。しかしOECD(経済協力開発機構)ががんばったせいで窒素酸化物、イオウ酸化物もかなり減ったようだ。越境大気汚染条約(ウィーン条約)なるものもある。

2000年8月23日(水)
T限:ハンガリーの紹介
U限:序論−環境概論
7月12日が最終講義日だったので、授業は1ヶ月と10日ぶりとなる。なんか1ヶ月も休みを取っていると、完全に勉強するのがイヤになる。仕事もすこぅ〜しだけ忙しくなってきたしなぁ・・・。
ま、そんなワガママは言ってられないので、出席する。まだまだ夏の西日という感じで家からは西方向なので夕方通学と言えど、グラサンなしでは運転ができないほど眩しい!
今日の授業は学校の教室ではなく、回りの大学が共同で使える教室で行われた。正式名称は判らないのだが、透明のシートに文字を書いたものを光にあてて、垂れ幕に見せていくという昔方式の授業だ。

講師の先生はJAICAでハンガリーに2年ほど指導員として滞在されていたということで、ハンガリーの話をT限ではしてくださった。東欧の話は私にはさっぱりで、あまり興味がわかない。でもとっても緑と水の多い素敵な所なんだろうと思う。ハンガリーも結構公害には悩まされているようで、その原因の一つが西からの車の進出だ。オペルや日本からは91年にスズキが進出してきて以来、自動車部品会社が続々とハンガリーに入ってきたようだ。
ハンガリーの歴史は896年のマジャール民族がウラル山脈からカルパチア盆地へ定着した時から始まる。ハンガリーは7カ国に囲まれている。スロバキア、オーストリア、スロベニア、クロアチア、ユーゴスラビア、ローマニア、ウクライナだ。ハンガリーといえばベートーベン、ベートーベンといえばドナウ河だ。ドナウ河って支流も入れると16カ国をわたって流れているらしい。すごいなーーー。
地球環境問題といえば、いろいろなことが挙げられる。酸性雨、オゾン層破壊、地球温暖化、熱帯林減少、砂漠化、海洋汚染、有害廃棄物の越境、野生動物種の減少、途上国の環境問題。
このため1992年にブラジルで地球サミット「UNCED」が開催された。国連環境開発会議だ。「持続可能社会」の実現がメインテーマで世界最大の国際会議だった。
地球温暖化の原因の一つに「化石燃料」の利用がある。化石燃料とは言うまでもなく、石炭・石油・天然ガスのことだ。石炭を掘るとメタンガスが発生する。燃やすとイオウ酸化物や窒素酸化物が出る。燃やしたあとに灰も出る。この石炭は18世紀のイギリスでの産業革命以来バカバカ使われていたことは周知だ。やっぱり産業が発達するということは公害を増やすということなんだろうか。
主要国のエネルギー供給構成という表があるのだが、エネルギーの輸入依存度が高いのは日本とイタリアだ。輸入原油の中東依存度が高いのはダントツに日本だ。エネルギー源となる原子力に思いっきり頼っているのはフランスだ。日本は石油に頼っている。イタリアも石油に頼っているなぁ。
各エネルギー資源の埋蔵量と可採年数を見ると、石油が44.9年、石炭が231年、天然ガスが65年、ウランが43年だ。
こういった公害問題や環境問題において日本では1967年に「公害対策基本法」を、1993年には「環境基本法」を提出している。また今年6月の国会解散のどさくさに紛れて「循環型社会形成推進基本法」なんちゅう法律もできたらしい。しかしなんのこっちゃ・・・って感じの法律だな。
地球環境時代に突入して3Rの原則なるものが出てきている。それはReduce(廃棄物を最低限に!) Reuse(再生、再利用)、Recycle(再資源化処理)、この他に最近は4Rとも言われ始め、Rethermal(燃焼熱の再利用)というものが参入されたらしい。