|
最初この会社は、設計事務所からスタートして、建設施工業者へ変わってゆきました。
とうしてかと申しますと、設計、管理をすれば、良い家造りができると考えると思いますが、そうではありません。優良な住宅建築物を造るのには、良い職人を集め、
木目の細かい指導と造る喜びを共有する必要があるのです。それには、自前の職人をより永く抱えておくことが必要になります。
会社と職人の信頼関係が物造りには一番大切な事なのです。職人さんの手間賃が安いから。今度はこの職人を使うと云う木に竹を接ぐような事では木目の細かい
手造りの物造りは出来ません。設計の立場で、いくら厳しい目で見て指導をしても、そこに信頼関係がなければ良いものは生まれません。(工場生産住宅であったり、
既製量産住宅の場合は、マニュアル住宅ですから、本当の意味で職人を必要としません。)
私達の目指している物造りをする為には、設計だけでは駄目だと分かったのです。自由な家造りをする為には、自分の所に、自分の自由に使える職人を育て、職人を
置かなければいいものは造れないと思ったのです。本来設計と現場の縮図は対立です。施工を管理する立場が設計です。管理される側が施工業者であり職人です。指導するではなく
性悪説の立場に立っているのです。
現場職人は悪い事をする、と云うことが前提なのです。これでは良い知恵は生まれません。互いに持っている技術と知恵を出し合って私達、職人、お客様と三身で造ってゆく
事を理想として、このような今の形となりました。
古い職人さんは、30年位仕事をしてくれています。大工職人、建具職人、タイル職人、瓦、板金職人etc 等々、皆気心が知れている仲間として信頼、尊敬し合って仕事を
しています。ですが、古いからと云って癒着は許しません。飲食にしても割り勘です。時に監督がご馳走しても、それは職人さんに対して慰安であって、それは会社の経費に
計上します。ですが逆はありません。
小さなことであっても、これを許すとお互いの緊張と距離が保てなくなります。
造る事が好きで、このような会社になりました。小さくていい、大きくならなくていい、量や売り上げよりもより高い質を求めて、その日の終わりにおいしい酒が飲めれば、
それが最高と思い運営をしています。
ですから、大手の建設会社の下請けは一切やりません。
公共事業の入札にも一切参加しません。
必要な事なのかも知れませんが、私達の会社にとっては似て比なるものなのです。
本物を見極める目を育て、本物にこだわって、本物に触れる、流行に流されない、手造りのあなただけの家を造る。
永く住んでも飽きない、そんなこだわりを形にする。
家は、買うものではないと思っています、造るものなのです。
車を買う様な感覚で考えている方も、最近多くなっています。
占いの人に色々相談をして、その通りに生きる人がいます。そうすると次に何かをする場合にもその人に相談をしないと不安でたまりません。自分の人生をそんなに簡単に
ほかの人に託して良いのでしょうか? 大切な決定は、自分ですべきなんです。物造りも同じ事です。
各メーカーが作った流行の家を見て、それを買う、と云う安心感は、占いに似ている様な気がします。
自分の考えをしっかり持って、家造りに臨めば必ず満足のゆく家が出来ます。
私達皆が一生懸命お手伝いをさせていただきます。
そんな家に住むと不思議と心が豊かになる、いろんなことが許せてしまう。
寛ぎ、喜び、蘇生する、そんなスペースを考え続けています。
最後に世界の名言
西洋人の家に住み
日本人の嫁さんをもらい
中国人のコックさんを雇う
と云うのが 理想なのだそうです。 |