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Q 【やきものの種類はどんなものですか。】
大きく分けて「土器」「 (せっき)」「陶器」「磁器」になります。
●土器は、縄文土器や弥生土器が有名ですが温度が低く700〜800度位、焼き締まりがなく吸水性があるので火に強く、ほうろく、行平、植木鉢などがあります。
● は、1000〜1300度の高温で焼かれるため、焼き締め効果が高く吸水性がなく、見た目は陶器と同じような性質を持っています。日本では備前焼、常滑焼、信楽焼などで実用品にも多く見られ、建築用品や衛生陶器などもそうです。
●陶器は 、と同じく1000〜1300度で焼きますが素焼の時に釉薬を掛けて焼くので表面がガラス化するため吸水性がなく強度もあります
土を材料にしたものを[土もの]と呼ばれています。
●磁器は陶石や長石など石の一種を使っているので[石もの]と呼ばれています。温度は高く1350度位で焼成しいています。有田焼、九谷焼、清水焼、伊万里焼、砥部焼などがあり、表面が黒い点や色代わりがあると二級品とされる為、焼成に気をつかつています。[冷め割れ]といって冷却するときに割れる事があります。
Q 【 焼く温度により色が変化するのはどうしてか。】
●釉薬の中に酸化鉄や酸化銅(まだまだほかに沢山ありますが)が溶ける温度によって分解する量が違がうので釉薬(うわぐすり)に溶けこむ量も違います、各窯元や作家によつてそれぞれ焼く温度や工夫が、違がうので同じ調合の釉薬を使っても色彩が変わります。
Q 【窯変天目釉はどうして出るんですか】
●釉薬(基礎釉薬)の中に酸化鉄が入っています、酸化鉄の量や種類と焼き方の工夫によって毎回違った色彩に変化します、一番難しいのは(焼き方の工夫)です、これが作者のキ−ポイントで生命線でもあります。
Q 【油滴天目釉はどうして出るんですか】
●窯変天目釉と同じ現象ですが釉薬が少し粘り強い性質のものです、釉薬が溶け始めるといろいろな成分が溶け混じり、分解したり揮発したりして共生するために星紋が崩れてきます、そのために粘り強い性質のものが必要です温度が低いと月のクレーターのように星紋がなり、釉薬の色つやもなく良く出来ませんので温度管理が大事です。
Q 【陶芸教室に行っていますが初心者の心がけるポイントはどんな事ですか】
●先ず指導者の話をよく聞く事です、「聞き上手は作り上手」素直な心は、インスピレーションを受けやすく、芸術に志す人はとっても大事なことです。作業がなれてきたら美術館・展覧会・窯元・雑誌・コレクション・ショーウインド・など見るものは沢山あります、観ることは感性を養う元です。その中から自分の好きなものを見本にして作ってみる事です、大芸術家も、模倣からオリジナルに変わっています。いつの世も・・・
Q 【手ひねりとロクロで作ったものの作品の出来の差、特徴など】
●作品の出来の差はありません。展覧会や公募展(マスコミ関係者・企業が公に募集しているもの)の中にも、手ひねりだけの作品はありますがロクロ成形のものが大半です、手ひねりはロクロ成形に比べて、初心者の場合粘土の厚味がありますが、なれると薄くなります、どこをどうするかはその都度、聞くことです。手ひねりの特徴はロクロ成形の丸型よりも変形型のものを制作する人がほとんどで、制作行程は複雑です、割れも多く時間がかかりますので、大作は苦労の連続ですが、立体感もあり造形も多岐にわたり見応えがあります。美術館・ビルの壁面・公園など力作があります。
Q 【良いやきものの見方・選び方はどうすれば解りますか】
●骨董業界でも、にせものを掴まされた話はよく聞きます、以前、永仁の壷事件がありました、国宝や重要文化財を決める、文化財保護委員会でほぼ認定していたが壷が、制作者の発表でケリがついた事があります。
真贋を極めるのはプロでも大変難しいものです、新陶でも制作関係者は解りますが初心者は、自分の好みのものから、求めると良いでしょう、使っていると愛情が沸き、そのやきもの良さが自然に解ってくるでしょう、やきものと話が出来るようになるとしめたたものです、ただし、財布と相談して下さい。日本は世界でも類を見ないやきもの王国です、各地の窯場を訪ね、目を肥やす事と、制作者の苦労話が一番よく解るでしょう、上手にいけば秘伝も聞き出せるかも知れません?。
Q 【練り上げとはどのような技法なのですか】
●練り上げまたは、練り込みは、ベースになる粘土に同じ収縮率で違った色土を組み合わせる技法です。単純なものは白土と赤土をスライスして交互に重ねると横面にストライブの模様がでます、横面を起こして上向きにしてまたスライスすると縦模様の二色の線になります。色土を作る場合は粘土の重量に対して何%か、やきもの専用の顔料(酸化剤)を混入します、例えば青はコバルト、茶は酸化鉄などですがそのほかにも、作者によつて独自に工夫したものを使って色や線、複雑な文様を表現しています。
Q 【ごはんを食べるのになぜ茶碗と言うのですか】
●平安時代の古い文献にやきもの総て(壺、皿なども)を茶碗と記されています。やきものが一般の民衆に使われだしたのは江戸時代中期ごろからと言われています、それまでは藩窯として武家社会の上流階級のもので民衆は木椀を使っていました。武家社会でも茶道の道具として使用されたものや接待品が多く各藩で競って献上品を制作しています。現代ではご飯を盛る器を飯椀とし、お茶を飲むものは抹茶碗・煎茶椀、番茶椀とそれぞれを分けて表示しています。
Q 【釉に気泡が入る事がありますが、「気泡の入る場所」や「気泡の大きさ」 などがそのたびに違い、因果関係が良くわかりません。また、釉の表面に だけフツフツと気泡が抜けたような跡がある(極小)場合もあります。気泡を自在にコントロールする方法はあるのでしょうか?】
●焼成方法に酸化と還元があります。酸化は気泡がでやすく温度でコントロールする方法がありますが窯の室内の条件(詰め方や置き場所など)がいつも違うので良くあることです気泡を自在にコントロールする方法は、焼成方法と温度と釉薬の調合でバランスをとり何度も挑戦することが必要です。使用の原料(材料)や窯の構造・どんな釉薬かが解らないので的確な答えが出せません。
還元でゆっくり焼成すると滑らかに焼き上がる。
Q 【茶碗に馬の字を反対に書いたものを見たことがありますがどうゆう意味ですか】
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●左馬の由来については15.6年前の陶説(日本陶磁協会発行)に、どなたか忘れましたが(著名な方)随筆として書いてあるのを読んだ事があったので、 私も開窯(筑前安野焼淳窯)のときに限定で左馬茶碗を制作してお祝い返しの記念品としてあげました。
その本が見あたらないので記憶を辿るほかありませんが、左馬の由来としては、馬が倒れる時は右に倒れ、左に倒れない事から古来より縁起物として又、願い事にも使われ絵馬に書かれたとありました。 昨今では築とか開店などの特別な行事に使われているケースが多く大量生産するものではなようです。
芸者さんの三味線の裏に馬の字を反対にした[馬]一字を書き、芸に倒れないよれうにと、自分を励ます為に、書いていたそうです。
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Q【火遊びの語源】
| ●火遊びと言う言葉は、いまでは男女間の事で、いい加減に火遊びは止めとかないと怪我するよ、と言いますが元々は、やきもの作りにこると夢中になって、窯で火傷をしても止めない事からが始まりです。粘土のかたまり(無)から自由な形(有)を生み出す過程は、その人の心の叫びを表しているものです。心底にある無心と、何かを表現したい自由を叶えてくれるものがやきものにある、その魅力が火遊びの根元でしょう。 |
Q【茶碗や湯飲みの足(高台)について】
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●茶碗や湯飲みの底にはご存知のように、 周りより高くなった足のようなものがついている。この部 分は、ろくろから切り離すときに糸状のものを使うので、
糸じりとか糸底といわれていますが、これはデザインのためだけではなく、窯で陶器を焼くときのためにつけられるもの。
陶器は収縮率が高く、焼くと原型より1.5〜2割も小さくなる。 このとき底がべったりとついていると底の抵抗でひずみが
生じ、形が歪んでしまいます。そこで、足をつけて底の抵 触面積を小さくし、ひずみを防いでいるというわけです。足の おかげで熱い湯飲みや茶碗も持ちやすくなるから、一石二
鳥の働きをしていることになります。
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Q【陶土について】
http://www.nihon-kogeikai.com/SASAERU/SASAERU-105.html
(社)日本工芸会のホ−ムペ−ジ
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