ぼにゃ、浄土に行く〜
4月のある日、おねいちゃんが代休をとったので一度行きたいと思っていた兵庫県小野のお寺に行く
ことにした。
極楽山浄土寺。
以前、NHKの番組でこのお寺を見てあまりの荘厳さにびっくりしたらしい。
ここは源平合戦により消失した東大寺を再興した重源さんが開山。でもその前に行基さんが聖武天皇の
勅願で開いたお寺が前身。場所は離れてるけどここは東大寺領だったんだ。
国宝の浄土堂は1194年の建立。ここは境内に八幡神社があって浄土堂と薬師堂が向かい合って建って
いる珍しい配置。
ささ、阿弥陀さんに会いに浄土堂の中へ。
あ、ここ珍しいんだけど正午から1時間休憩でお堂に入れなくなるんだ。着いたのが11時15分。
受付のお坊さんのお昼休みかなぁ、びっくり。
ふ〜、トイレも行かずに先におへ。
中はもちろん、写真撮れないのでぼくが説明すると。。。。
国宝、阿弥陀如来立像&両脇侍立像。
かの快慶さんの手になる巨大な三尊。530センチの阿弥陀さんと370センチの観音さんと勢至さん。
お堂も仏像も創建当時からほとんど修理もされていないらしいのだけどそんな風にはとても見えない。
背中にあたる西側が格子戸になっていてそこをあけるとお日様が背後から入ってきてまるで光背のように
みえる。(らしい) だって行ったのはお昼だからね。それに仏さま真っ赤になるんだって。
また仏像の足元には雲の形をした台座があるんだけどここももちろん赤くなる。
要するに西方浄土から阿弥陀様が雲に乗って迎えに来るという「ご来迎」を人々に見せようとして作られた
んだって。(バーイパンフレット)
外から見ると建物、低く見えるんだけど中に入るとホントに大きい。
座って下から仏さんを見上げるとぼくを優しく見てるんだよ。
あ〜、夕陽の時、見たいよぉ〜。
でもここ5時に閉まってしまうんだけど。なんか商売っけないなぁ。。。なくていいんだけど。
ほほぉ、ちゃんと狛ちゃんたちもいるんだ。
浄土堂の南側のところにこんなコもいた。
なんやろ、このコ
鐘楼は創建時のモノではなくて1632年にできたらしいんだけどぼくこれ最近のだと思ったよ。
それくらいきれいんだ。
おねいちゃんは結構、鐘つきが上手なんで美しい音、響かせてました。
ここから加古川にある刀田山鶴林寺に。
ここ、播磨の法隆寺とも呼ばれる由緒あるお寺。
6世紀の半ば高句麗より日本に来た恵便さんが物部氏の廃仏の動きを逃れてこの地に来ていたのを
弟子である聖徳太子がここを訪ねてお寺を建てたのが最初と言われてるんだって。
本堂と太子堂が国宝。これが本堂。
本堂から太子堂を眺めるぼくたち。
しっとり落ち着いたいいお寺だなぁ。ぼくたちだけしかいないし。平日はやっぱりええな。
本堂から仁王門を眺める。
宝物館へ。もちろん写真はあかんけど。ここの聖観音さんもなかなかユニークないわれが。
造られたとき、金ぱくが貼ってあったので泥棒さんが取ってっちゃったんだ。溶かして金塊にしようと
したけど溶けなかった。怒ったドロちゃん、おりゃ〜と木でたたいた。そしたら観音さん。
『あいたたた』と声を出して痛がった。ドロちゃん、びっくりするよね。怖くなってお寺に返してきて改心
したという伝説があるんだ。すこーし向かって左に腰をネジっててホントよけてるみたい。
それから“あいたた観音”として信仰を集めてきたんだって(^^)
ぼくは“あいたた最中”を買ったよ。
ぼくたちしか宝物館にいなかったので係の人が五木寛之さんの百寺巡礼のビデオを勧めてくれた。
20分もあるっていうからちょっと迷ったけど珍しい像が写っているという話なので見る事に。
秘仏“植髪太子像”
そう、像に髪の毛を植えてる。それも聖徳太子の遺髪だそう。
ものすごくロン毛(^^ゞ
まるでお人形のよう。五木さんも言ってたけどリアルで怖いくらい。
お札とかいろんなところで見てきた聖徳太子とは似ても似つかず。
ビデオなんだけど衝撃だったよ。
出てきて行者堂に。ここは最初、山王権現を祀っていたらしい。
後に役の行者をまつる行者堂に変わった。
このお堂の前には鳥居が。鳥居の向こうにみえる三重の塔。近年の放火で解体修理が行われ
今はとてもきれいに。加古川のシンボルだって。
いいお天気で良かったね。
あ〜、お外は気持ちいい。