ぼにゃ、湖東三山を行く
初秋とは名ばかりのまだ暑いある日、滋賀県の湖東地方にあるいくつかのお寺を
訪ねました。ここはみな、桜、紅葉の名所なので時期をずらしてゆっくりと見たかった
のでした。
でもまず、多賀大社へ。
神社は全国数多くあるけど『お』『さん』と丁寧になおかつ親しみをこめて言われるのは
『お伊勢さん』と『お多賀さん』だけだと聞いたことがあります。
『お伊勢参らばお多賀へ参れ、お伊勢、お多賀の子でこざる』と謡われるように
天照大神の親神なんですねぇ。
砂利がきれい。
さぁ、では寺参りとまいりましょう。
琵琶湖の東側に湖東三山と呼ばれる天台宗のお寺があります。
どのお寺も古いけど比叡山延暦寺との関係で三寺とも信長の焼討ちにあっています。
まず向かったのは一番南にある『西明寺』(さいみょうじ)
二天門。これ室町時代に建立。
ここではまだ足も大丈夫。とんとんとんとんと登ります。
お寺は平安時代837年の開創。本堂と三重の塔が国宝。信長の焼討ちを免れる。
この本堂は第一号国宝指定。
釘を使用していない和様建築だそうです。
お堂の中ではおじさん(^^ゞが丁寧に仏像についての説明をしてくださいました。
ご本尊の薬師如来像は住職さん一代に一度だけの公開だそうで前回は昭和30年。
お写真だけの拝見(^^ゞ
あと十二神将が印象的。十二神それぞれが干支の守り本尊とされていて頭のところに
干支がのっかってます。自分の干支にむかって願いごとをと言われましたが残念ながら
わたしの干支は修理中。うーーん。
三重の塔は秋の公開にあたっていたのでラッキーでした。
明治33年に国宝の指定をうけたとのこと。
おじさんがつきっきりで説明してくださいました。まっ、見張りってことかな。
わたしはぼにゃリュックが壁にふれたら大変ということで注意されました(^^ゞ
塔の中はとっても狭いのですが真ん中に大日如来が安置され四方の柱、壁、天井すべて
極彩色で絵が描かれています。1本の柱に8人の菩薩。
あと極楽鳥、鳳凰、宝相華、菊、蓮。ところ狭しと描かれていますが、かなり薄くなっている
ところもあります。塔の中にいても外からの風が入ってくるのがわかるし、陽も入ってくる。
傷むのも仕方ないなぁ。
この塔は二階、三階は空洞で上に上がる階段もありません。
仏像の頭の上に人間が上がれないようにだとのこと。なーるほど。
でも組天井のひとつが抜けるらしく点検などの時はそこをあけるって。ほぉ〜。
このお寺には真夏以外は咲く『不断桜』という天然記念物の桜があるのですが、まだ残念ながら
咲いてませんでした。うーん、じゃーんねん。