

DF道はダーティー道と見つけたり。
○悪の覆面教官(以下"悪").......古賀君にダーティーを植え付け、悪人の何たるかを教える真の悪人。次回【狡猾編】につづく!
○古賀君(以下"古").......名古屋グランパスエイト・センターバック。好青年。
悪: 「ここに来たからには、 ダサい金髪にするより骨の髄まで悪人になれるぞ。覚悟はできているか?」
古: 「は、はい!もちろんっす。心を鬼にして悪人に成りきります!」
悪: 「いい心がけだ。では日常生活から悪人にならないとな。まず、道に千円落ちている。 周りには誰もいない。さてどうするかな?ふっふっふ」
古: 「ももも、もちろん、ネコババします!」
バシッ!
古: 「い、痛い!なにするんですか!?」
悪: 「お金を拾ったら交番に届けないとだめだろう!サッカーはダーティーでも法律は守れよ」
古: 「は?はい、すいません」
悪: 「では、次だ。今度こそ悪人らしい答えを期待してるぞ。 婆さんが重そうな荷物を持って階段を登っている。 さて悪人なら何と声をかけるかな?ふっふっふ」
古: 「オ、オス!『バ、ババア!ど、どきやがれ!邪魔なんだよ!』」
ドカッ!
古: 「痛いっす!なんなんですか!?」
悪: 「お年寄りに何てヒドイことを言うんだお前は!お客さんあってのプロだろう。 『お婆さん、重いでしょう。荷物を持ってあげましょうか?』じゃないのか?」
古: 「????す、すいませんでした!」
悪: 「まったく使えん奴よ。 では次だ。高校生らしき少年が道を尋ねてきた。さて、どうする? 今までのことを踏まえて、心して答えろよ」
古: 「あ、えーと。『どこに行きたいの?教えてあげるよ』」
ズガッ!
古: 「い、痛いじゃないですか!ちゃんと親切に話しかけましたよ!」
悪: 「ばかもん!甘いわ!その少年はアントラーズ・ユースの選手で、今からトップチームのセレクションに行くのだ。 その会場の場所をヌケヌケと教えよってからに! これ以上きゃつらの選手層を厚くしてどうするんだ!このウツケが!」
古: 「め、滅茶苦茶ですよぉ。そんなの見ただけじゃ分からないですよぉ」
悪: 「そんな泣き言はグラウンドじゃ通用せんぞ」
古: 「誰もグラウンドで道なんか尋ねませんよぉ」
悪: 「ヘリクツを言うな!今日はこれくらいにしといてやる。 次までにせいぜい悪人道について考えて来い!」
古: 「オ、オス!」(あ、あんた悪人や・・・)