コダックのディスクカメラ全然デジタルカメラの部屋と関係の無いカメラ話題で申し訳無いですが、まぁ、息抜き程度に混ぜさせてください。(そろそろ看板を変えた方が良いかな?) 先日、カメラ屋さんで、珍しいジャンクを見つけたので、ついつい話の種に買ってきてしまいました。¥500でした。(爆) モノはこれ、コダックのディスクカメラです。
古い人間である私でさえ、「あぁ、こんなものもあったっけ!」と思うほどのものですから、きっとご存知ない方が大半なのでしょうね。 確か、元祖マビカが登場したのが1980年頃だったと思いますが、たぶんこのディスクカメラが製品化されたのもその頃かもう少し前じゃなかったかと思います。 要はどういうカメラかといいますと、通常フィルムと言ったら短冊状のフィルムがリールに巻きつけられてパトローネに入ったものが一般的なのですが、このカメラが使うフィルムはその名の通りディスク状のものなのです。直径70mm程度の円盤状のディスクの円周に沿って、確か15コマ程度のフィルムが平面上に並んでいます。映画の元祖であるロトスコープを平たくしたようなものと言えばよいでしょうか。(余計わからなくなったりして。)残念ながらカメラは入手したもののフィルムはすでに滅亡したも同然なので(確か現在から遡ること数年前までは手に入ったと思いますが、コダックから製造を終了した宣言が出ていたかと思います。)、画像が載せられなくて申し訳ないです。 話を元に戻しますと、このディスク状、ということを利用して、ご覧のように非常に薄型に出来ています。およその寸法ですが、W:120mm×H:80mm×D:20mm(突起物除く)といったところでしょうか。出っ張りを含めても1インチ以下だと思います。 (まあ、今日びのAPSカメラなら珍しくもなんともないスペックですが、20年も前の話だという点は留意してください。)
ご覧のように、中央あたりにスピンドルがあって、ボディ左端に寄って配置されたレンズ&シャッタによってディスクのひとコマひとコマに露光するというしくみ。実にシンプルです。知らない人がみたら、MDプレーヤの元祖かと思うかもしれません。 ただ、どうしてもわからなかったのが、電池がどこに入っているのか?という点。時代が時代なので電池不用なのかも、という話が無いでもないのですが、問題はボディ右上隅のところについているフラッシュ。これはどう見ても使いきりのフラッシュバルブではなく、いわゆるストロボですので、どこかから電源を供給しなければならないはず。なのに、何もないんですよ。ひょっとしたら、一部のポラロイドのインスタントカメラの様に、「フィルム(印画紙)」のカートリッジの側に電池が内蔵されているのかもしれません。 現在では、ディスクカメラとディスクフィルムはおろか、110カートリッジのフィルムもとんと見なくなってしまいました。技術の進歩に伴い、135(35mm)フィルムでも充分に小型化できるようになった、というのがその衰退の理由なのだと思いますが、少々寂しいですね。如何にコダックと言えども独自規格というのは消費者に受け入れられにくい、ということの好例なのでしょう。近年ではインテルが推していたデジタルカメラ用のミニチュアカードというのもありましたが。あと危なそうなのは、電子スチルカメラのフロッピーとかクイックディスク、アイオメガのClik!、ソニーのHi-FD、松下のPDにSuperDisk、NECのMVディスクなどなど枚挙に暇が無いですね(苦笑)。 APS規格のフィルムとか、SDメモリカード、メモリスティック等がこの二の舞に成らないよう、せいぜい頑張って欲しいものです。(でも個人的に本音を言えばソニーにはコンパクトフラッシュ対応のカメラを作って欲しいですのでメモリスティックは早く廃れて欲しいです。ユーザの皆さん、ごめんなさい。) |