撮ってもEG ファーストインプレVol.3

今話題の”使いきりデジタルカメラ”、「撮ってもEG(イージー)」を内緒で分解(というか破壊)して内部を調べてみましたのでレポートします。


中央の黒い帯の秘密

本体中央を縦断している、黒いスポンジ状の帯。これは何の為にあるのか意味不明でした。ただ両面テープで貼ってあるだけの脆い物ですから、ひょっとしたらネジの頭を隠しているのか?と思い、エイッとばかりにひっぺがしてみました。(キャァッ、H!)

ですが、剥がしても何もありません。この黒い帯、片端が本体下部から始まってぐるっと上側を廻ってまた下に戻っている、というように一枚の材料が貼ってあるだけです。

思うに、私のような悪いお客がカメラを分解したときにすぐにばれるように貼ってあるんじゃないか?と想像されます。

でも剥がしちゃったものはしょうがない。どんどん次に進みましょう。

ツメで止まっているだけだと思いきや

どうせ、前側の樹脂カバーと後ろ側の樹脂カバーとがツメでパッチンと止まっているだけだろう、と高をくくっていて、隙間に指の爪をいれてむりやりこじあけよう、としたのですがびくともしない。そのうち爪が割れそうになってくるのでいいかげん嫌になって、どうせ黒い帯も剥がしたことだし、復元をあきらめて壊す覚悟でドライバーを突っ込んでみました。でも傷がつくばかりでそれでも外れない(それにしてもすぐに傷つくやわな樹脂です)。やけになってニッパで切り取り始めたところでふと気付きました。こんなところに小さなネジが隠れています!

裏面のラベルを剥がすと、ネジが2箇所。それにしても10/24 0823って?しかも手書き。 表面の、ロゴラベルを剥がすとここにもネジが一箇所。

これらのネジ3個をはずしたら、あっさり前後2ピースにぱっくり割れました。

本体前面側の裏側。右側にリチウム電池が貼りついています。

左側がフラッシュとその充電回路。

本体背面側の裏側。中央にCMOSセンサ、左にプロセッサ。CMOSの下はフィリップスのチップ(A/Dコンバータ?)で、プロセッサの下は東芝のフラッシュメモリ。

プロセッサ

フラッシュメモリ

A/Dコンバータ?

アナログフロントエンド?

USB(?)コネクタ

リセットスイッチ表

リセットスイッチ裏

取って付けたようなユニバーサル基板に手半田が泣かせます。

メイン基板の裏側。左端がUSBコネクタ。中央の丸いのが圧電ブザーで、右上がWinbondのマスクROM(?)

下の方は電源回路でしょうか。左上の空きランドが気になります。

液晶表示部の裏側にある表示制御の基板。


最後に

分解しては見たものの、「ふーん、でも、だからどうしたの?」という感じになってしまいました。

でも、これで”Divio”という名前のついたプロセッサを使っているということが判明しましたので、ひょっとしたら、同じプロセッサを使った「おもちゃデジカメ」が世の中にあればひょっとするかも...(以下自粛)。

まぁ、世の中そんなうまい話は無いでしょうけれどね。

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