デジタルカメラ用USB I/Fケーブル

ここ2年ほどはUSBの台頭に伴って、デジタルカメラのPCインタフェースもUSB経由でパソコンと接続するものが主流になってきています。とはいえ、コンパクトなカメラに通常のUSBコネクタを付けようと思うと大きさ的にかなり無理が生じますし、第一格好が良くないです。そこで、各社とも

  • 標準のシリーズAコネクタ対標準のシリーズBコネクタ

というケーブルではなく、

  • 標準のシリーズAコネクタ対特殊な小型の(擬似シリーズB)コネクタ

というケーブルを用意しています。

当初は各社独自規格のコネクタを使用しているかと思われたのですが、やはりどこのカメラメーカも似たような部品メーカ製のコネクタの部品を利用しているらしく、良く見ると同じような見かけをしていて、流用できそうな感じです。ということで、案の定サンワサプライとかエレコムとかのサプライメーカからケーブルが供給されるようになってきました。

私の見たところ、大きく次の2つのグループに分かれるようです。

(1) 富士写真フイルム、カシオなどが採用しているタイプ

(2) オリンパス光学工業、ソニー、コダックなどが採用しているタイプ

今日も電気街を歩いていて、これらのケーブルが\1,200位で売られているのを見かけました。

(1)のタイプのケーブル

私自身は、USB I/Fが付いているカメラはカシオQV-8000SXしか持っていませんので、気になるのは当然 (1) のタイプの方になります。(下の写真参照)コネクタ間の電気的な接続に付いては、写真の中に振った番号で同一番号同士がつながっています。

パソコン側(シリーズAのUSBコネクタ) カメラ側(特殊コネクタ)−富士タイプ

実は、私自身はちょっとしたツテで上の写真の右側のプラグの部品をを手に入れることができました。そこでパーツ屋さんで¥100円の(笑)標準的なUSBケーブルを買って来て、両者を接続してみたのです。(プラグの色が違うのはそのためです。)結果は上々で、何も問題無く使用できました。

もちろん、ケーブルだけでは使えませんが、その点、カシオ計算機は良いメーカーで、ホームページでユーザ登録すればデバイスドライバーをダウンロードができるのです。(なお、最近の製品には最初からPhotoLoaderというソフトと共にドライバーもCD-ROMに入ってついてくるみたいです。)ドライバーをインストールして、カメラとコンピュータを接続すると、リムーバブルディスクドライブとしてカメラのフラッシュカードがパソコンから認識されました。専用の転送ソフトがなくてもエクスプローラなどで画像ファイルを取り扱うことができるのは非常に便利です。

(2)のタイプのケーブル

(2) のタイプの方は入手していない(持っていても使い道が無い)ので写真はありません。すみません。が、お店でちらっと見た感じでは、下の写真のコネクタの、上側の角を面取りしたようなイメージだと思います。(下のイラスト参照)

カメラ側(特殊コネクタ)−オリンパスタイプ

ソニーの場合は、記録メディアに独自規格のメモリスティックを頑なに採用している関係で、USB接続ケーブルからドライバーソフトまでオールインワンパッケージで販売していますので、この接続がわかってケーブルを入手してもあまりメリットが無いかもしれませんね。(自宅用と職場用に一本ずつ用意する、という意味では有用でしょうけれど。)

オリンパスの場合も、最近の機種はともかくキャメディアC-3000シリーズなどでは専用転送ソフト経由からの取り込みになりますので、ケーブルだけあってもしかたが無いかもしれません。

注意事項

以上、簡単に紹介しましたが、ひとつ注意事項を。ソニーの場合、サイバーショットFシリーズとSシリーズについては、上で紹介した(2)のタイプのケーブルが使えますが、同じサイバーショットでもPシリーズや、ネットワークハンディカムのDCR-PC110などはこれとはまた違った5ピンタイプのコネクタを採用しているため、上の4ピンケーブルは使えません。ご注意ください。

また、富士写真フイルムのFinePixシリーズですが、2001年春モデルについてはクレードル経由での接続になります。ですので、上で紹介したケーブル自体が使えない恐れがあるばかりか、たとえ使えてもクレードルがもうひとつ必要になる(現在別売りはしていません)かもしれません。こちらもご注意ください。

デジタルカメラの部屋 に戻る