猫の耳
人間の耳は2万ヘルツまでで聞こえるが、猫は5万ヘルツまで聞こえる。
人間が聞こえない超音波や、犬が区別出来ない音も正確に聞き分ける事が出来る。
音がしている方向・場所・そこまでの距離を正確につかむ事が出来る。
耳の筋肉も人間は9個ですが、猫は27個もあります。
猫の目
大きくて丸い。
また、暗くてもよく見える夜行性動物の特徴を持っている。
物の距離や高さも正確に見る事が出来る。
人間の目では全く見る事が出来ない暗闇の中でも、猫ははっきりと見える。
人間の5倍もの明るさで見えているが、視力は人間の10分の1しかない。
目が顔の正面についているので、視野は100度あります。
一番良く見えるのは2〜6mで、その中で動くものは蟻であっても逃しません。
猫のヒゲ
ヒゲの根本には神経や血管が通っている。
ヒゲの先に触れたり、振動するだけで敏感に感じ取り、空気の動きも感じ取る事が出来る。
ヒゲがアンテナの役割をしている。
暗い所や狭い所を走り抜ける時に、いちいち見なくてもぶつからないように体の位置を調節している。
ヒゲを切ってしまうと危険を察知する事が出来なくなる。
また、バランス感覚を失ってしまう。
猫の鼻
嗅覚は生まれた時から発達している。
食べられる物かどうか、まず匂いで確かめる。
自分の縄張の印も、匂いで判断する。
感触や温度まで判断出来、鼻の頭の模様は人間の指紋のようなもので、各猫で異なる。
鼻だけでなく、上唇と上の歯茎の間に匂いを嗅ぎ分ける所がある。(鋤鼻器官:じょびきかん)
猫の歯
猫は犬よりも歯の数が少ない。
犬は門歯が上下12本、犬歯が上下4本、奥歯の内前臼歯が上下16本、大臼歯が上あご左右に4本、下あご左右に6本の合計42本に対して猫は門歯12本、犬歯上下4本、前臼歯は上あご左右に6本、下あご左右に4本、大臼歯は上下で4本の合計30本です。
猫は犬より歯の数が12本も少ないので、その分あごが短く、また咬筋が発達しているので顔が丸いのです。
生後半年〜1年くらいの間で乳歯から永久歯に生え変わる。
前歯は食事には使わず、毛づくろいの時にクシとして使う。
大きな牙はハサミの刃のようにすれ違う。
食べ物を飲み込める大きさに噛みちぎり、丸飲みする。
噛み砕いたり、すり潰したりする食べ方はしない。
猫の舌
ギザギザの突起が、口の奥に先端を向けて生えている。
骨に付いた肉をなめ取ったり、体をなめる時にクシとして使う。
舌を使って液体を包んで運ぶ事も出来る。
何回かに分けて液体を口の中に運び、一気に飲み込む。
猫の足
肉球に汗腺があり、緊張した時は冷や汗をかく。
温度に敏感で、お湯か水を判断するのに瞬間的に肉球を浸す。
肉球は高くて狭い所を歩く時でも、足下のデコボコに密着でき、足を踏み外さずに歩く事が出来る。
猫の爪
前足に5本、後足に4本ある。
狩りに使うのは前足だけなので、爪とぎは前足だけする。
尖らせた爪が擦り減らないよう、普段は引っ込めておく。
猫の爪とぎは本能である。
体調が悪いと爪とぎをしない。
爪とぎによって、古い爪を抜き取る。
爪切りをしても3日程度で尖る。
前足の尖って湾曲したカギ爪は獲物を押さえ込むためのものです。
できるだけ足を開いて爪をむき出しにし、目標を周りから取り囲むように爪を向かい合わせるのです。
そうすると獲物は逃れられず、猫はガッチリ押さえてから牙を獲物の急所に当てます。
猫の尻尾
急に体の向きを変える時や高い場所を歩く時に尻尾を使ってバランスを取る。
気分が高まった時に尻尾が勝手に動く。
親しい猫や人に甘えたくて近づく時は尻尾を上に立てる。
驚いた時や喧嘩する時には、立てた尻尾の毛が膨らむ。
猫の皮膚
しなやかで薄く、丈夫。
伸び縮みが自由で皮膚に余裕がある。
爪や牙でお互いを傷つけないようにできている。
鼻や肉球など毛の無い部位は、毛の生えている皮膚に比べて75倍の厚さがある。
ものに触れただけで軟らかさや厚さを判断出来、弾力性に優れている。
猫の味覚
水の味を感じる器官が多いため、水にはこだわりを持っている。
少し甘みが分かる程度だが、刺激にはとても敏感です。
猫の身体
人間や犬と比べると胴体が長くしなやか。
猫の骨が軽くて強く、非常に柔軟なので曲がったり、ねじったりが出来る。
骨の数が人間より10%も多く、脊髄の関節がこのような運動を可能にしています。
猫はお腹の部分が胸の部分より長くて体の表面と内側の筋肉も他の動物より柔らかい。
お腹や胸の壁も薄いので、しなやかに伸び縮み出来ます。
腹膜内の臓器が自由に移動できるので、内臓も身体の動きやねじれに従って位置が変わり、身体の動きで内臓を痛めないように出来ている。
猫の変わった特徴
他の動物と比べて、タンパク質の要求量が高く、水分摂取量が極めて少なくて、濃い尿をする。
それだけに泌尿器への負担が大きく、泌尿器系の病気になりやすい。
以上 資料提供 : ペット塾