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| 何ということをするか!シャトー・ルミエール飲み比べ |
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 | シャトー・ルミエール1990(赤) |
| シャトー・ルミエール1996キュベ・スペシャル(赤) |
| シャトー・ルミエール1997(赤) |
| date:2005年4月30日 |
| place:西宮・阪急夙川 cafe・dining OLIBE |
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| 飲み終わってしまいました・・・満足です | |
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やってしまいました。なんと贅沢なことか。
フランスの三つ星レストラン「アラン・シャペル」で長年活躍した北畠氏がオーナーシェフを勤める西宮の名店「カフェ・ダイニング・オリーブ」での飲み比べ。
一介のサラリーマンごときにはもったいない極上の時間をGW前半のこの日、我々は過ごすことが出来たのだ。
料理は黒板メニュー(妻は居酒屋メニューと言うが、私は割烹メニューの方が正しいと思っている?いや、和食屋さんではないのだが・・・!?)から数点とい
つも頼んでいる絶品シーフード・オムレツなど。詳しく解説したいが今回は趣旨が違うのでお店についての紹介は別の機会にすることとしよう。
さて、皆さん。・・・「皆さんと言うほどの人達に読んでもらえているのだろうか?」と言う不安はひとまず置いといて、山梨県の「シャトー・ルミエール」
をご存じだろうか?まあ、国産ワインに興味のない人がこのページを読んでいるとは思えないのだが、一応簡単に説明しようと思う。
ルミエールがワイン醸造を始めたのが明治18年。国産ワイン第1号が世に出たのが明治7年だから、それに遅れることわずかに7年!「ワインってなんじゃ?」と言う
御仁が圧倒的多数だった当時に、これが企業として成り立つのか?結論から言えば成り立つわけがないのだが、それから今年でちょうど120年。まさに悪戦苦闘の連続
であったのは言うまでもない。つまり日本では最古参にして最も有名な、実力のある個人経営のワイナリーの一つなのである。
今年の3月にお邪魔した折、かねてから気になってはいたけれど経済的理由により手が出せずにいた1990年をこのサイトの共同運営者“気楽斎”と折半で購入した
ことで1997、1996、1990と3つのヴィンテージが揃ったのだ。揃ったというのは、我が家にはセラーというヤツがあって以前購入した2つのヴィンテージを静かに
寝かせていたのである。そのことを知っていた気楽斎は「短期間の保存なら安心だから預かっておけ!絶対飲むなよ!!!」と某格闘技自称3段の腕力にものを言わせ、
あろう事かこの私に‘命令’を下したのだ。こうして、旨いワインがあるけれど飲めない「蛇の生殺し状態」に置かれることとなってしまったのである。
もちろん、あと2つのヴィンテージを持っていたのはmutsuであり、「飲み比べしたいな!」とうっかりと言ってしまったのもmutsuである。
その一言を聞き漏らさず、この企画を実行に移したのは気楽斎である。
「このチャンスを逃してなるかい」とは気楽斎の弁。
揃ったのは、友人6名と4ヶ月の赤ん坊・・・・もちろん「赤ん坊」はワインは飲まない。
料理は割り勘、ワインはmutsu持ち・・・・愚痴ではないのですよ。絶対に!
「俺も払ったやないか」という気楽斎の声は、その腕力ほど威力を持たず、mutsuの耳には届かぬまま赤ん坊の泣き声にかき消されてしまうのだった。
さて、いよいよ「飲み比べ」レポートにいることにしよう。
テーブルの上にはシャトー・ルミエールが3本。まずは目で堪能する。
「・・・・うーむ・・・ええ眺めやなあ」とmutsu
「早よ飲もうな」とは気楽斎
「急いては事をし損ずる。人生に於いて前戯が大切やと習わんかったか?」
「確か、中学2年の頃・・・!?」
こんな会話を交わしながらも全員の血走った目が「早く飲ませろ!」と訴えてくる。
まあ、眺めていても味がわからないのは当たり前。用意された大振りなグラスに97年を少量注ぎ、まずは色、香り、スワールしてまた香りをチェックと本で読んだ手順
を訳もわからず踏んでみる。思わずほころぶmutsuの表情に「うまいんやな!」と全員の顔に安心の笑顔が浮かんだ。こうして、絶品料理を肴に絶品ワインの“飲み比べ”
が始まったのだった。
以下は、mutsuが感じたままを記したものである。参考程度にお読み頂ければと考えます。
○シャトー・ルミエール1997
このワインは、3年前初めてルミエールにお邪魔して以来何度も飲んでいるワインです。今回は約半年ぶり位でしょうか。3年前に比べると少し熟成が進んでタンニン
も落ち、落ち着いたいい雰囲気になってきた様に思います。色はまだ若々しく、縁に少しだけオレンジがかった煉瓦色が見え暖かい感じ。香りは、ボルドーを彷彿させる
濃い色のフルーツの香りと赤いフルーツの香り。そこにかすかな熟成香が加わって何とも優雅でした。
○ シャトー・ルミエール1996キュベ・スペシャル
初めて飲みました。97年よりも若く感じられるフルーティーな香りとがっちりとした厚みがありますが、熟成香はまだあまり無くボディの表面がほぐれてきかけている
様に感じました。おそらく“熟成から目覚める前の不機嫌な状態”というヤツでしょうが、素晴らしいワインであることにかわりはなく、数年後にまた飲みたいと思わせ
るワインです。
○シャトー・ルミエール1990
「素晴らしい」の一言に尽きます。タンニンはほぼ完全に落ちて舌にやわかくのどに優しい、また熟成に伴う香りがとても心地よいワインです。まさに“グランヴァン”
というに相応しい味わいです。尖ったところはまるでなく、驚くほど長く続く余韻はまるで夢を見ているような気分でした。オリーブの北畠シェフに「これはいいですね。
次、行ったときに一本買ってきて下さい」と言われ「どや!参ったか!!日本のワインはうまいんや!!!」と自分のことの様に嬉しくなり、この素晴らしい“飲み比べ”
を最高の気分で終えることが出来たのでした。
いやいや、拙い表現力で申し訳ありません。こんな文章でこのワインの素晴らしさが伝わるとも思えませんが、機会があれば一度試してみてはいかがでしょうか!決して
後悔はしないと思いますよ!
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By mutsu
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