| ワイナリー巡りの面白さ |
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最初に断っておくが、私もmutsuもグルメでもなければリッチでもない。フランスとかドイツとかいう国には行ったことがなく、またこれから先も行くことがなさそうな二人である。
更に付け加えるならば、「ファッショナブル」とか「セレブ」とかいう言葉とは・・・・mutsuはともかく私は無縁で過ごしてきている。
二人ともダイビングが好きで沖縄が好きというのであるから、普段愛飲しているのはオリオン・ビールに泡盛、腹が減ったらラーメンよりも沖縄ソバに魅力を感じているような人間
であるから、どう間違えても「ワイナリー巡り」とは結びつかないはずであった。
はずであったのであるが、人生とは不思議なもんで何が起こるかわからない。ダイビングそっちのけで「ワイナリー巡り」に明け暮れるようになってしまった。早い話しが、二人とも
「ワイナリー巡り」にドップリとハマッてしまったわけですな。それどころか、何をとち狂ったのか、こんなサイトまで始めてしまったのだから、本当に世の中なにがあるかわからない
「ワイナリー巡り」と一口に言うが、実に様々なバリエーションが存在している。某ガイド・ブックの地図が間違っていたばかりに、車で階段を降りそうになったり、葡萄畑の真ん中を走り
続けたら・・・やっぱり葡萄畑しかなくって、諦めて引き返そうと思ったら、単なる酒屋だと思ったところがワイナリーだったり。日曜祝日は試飲を休んでいて、何のための試飲なんだかさ
っぱり分からないワイナリーとか、他所のワイナリーを熱心にすすめる、商売っ気ゼロどころかマイナスと言う他にないようなワイナリーまであったぐらいだから、思いのほかディープな世界
と言えるかもしれない。
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そんなディープな世界にひかれたせいか、数人で勝沼まで走ってワイナリー巡りをするのが習慣と化してしまっている。
ここで断っておきたいのは、観光のついでにワイナリーを見学しているというわけではないのである。「ワイナリー巡り」と「観光旅行」は似て否なるものなのであって、少なくとも
「正統的な観光旅行」と比べると、かなり別世界の物なのですな。
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「はて、『正統的な観光旅行』とか言う言葉は初めて聞いたが?」そういう人は多いのではないだろうか?
実のところ、私も初めて使った。
使ったからには、この「正統なる・・・」とはどういう物なのか考察して定義しなければいけない・・・・ややこしい話しではあるが、それが書き手の良心というものであるので、私も「正統的
な観光旅行とは、なんぞや?」という事を1時間程考えてみた。
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| 「正統的観光旅行の条件」 |
| 1) | 交通手段に制限はないが、豪華な手段を利用してはならない。 |
| 2) | 旅行をするのに「体力」が要求されてはならない |
| 3) | 旅行の目的は漠然としていることが望ましく、特定の目的を持っていてはいけない。 |
| 4) | 旅行内容は「質より量」を旨としており、旅情の「深み」ではなく、訪問地の物理的な量にのみ価値を論じられるものであること。 |
| 5) | 宿泊所は、観光旅館や観光ホテルと呼ばれるものでなければならない |
| 6) | 上記宿泊所の設備として |
| @:大浴場 |
| A:浴室にあるマッサージ・チェア |
| B:卓球台を設置した娯楽室 |
| C:特別な物は一切置いていない安直な土産物売り場が存在することが最も望ましい。 |
| 7) | 旅行中は団体行動を旨として、個人行動は雰囲気的に非常にやりにくくなっていなければいけない |
| 8) | 旅行中に先導役を勤める者が、最低一人以上存在している |
| 9) | 男女を問わず、「旅行とは酒を飲みに行くことである」と誤解している人物が一人以上参加していること。 |
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上記の項目の内、5項目以上が該当すれば「正統的な観光旅行」ということになるのである。
「おっさん、いつも暇でエエなあ!」mutsu
そう、暇なのである。何のことやらわからんのだが、とにかくそういう「正統的な観光旅行」とは、全く相容れない物が「ワイナリー巡り」なのである
ということで「ワイナリー巡り」の方はどういう条件になるのか考えてみた・・・ |
| 「ワイナリー巡りの条件」 |
| 1) | ワイナリーは最低1軒以上訪問するものとする。 |
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・・・これで全てである。仮に1軒もワイナリーを訪問しなければ、それはもう「ワイナリー巡り」とは呼ばないだろうから、これさえクリアすれば良いはずで、
後は本人の好みのスタイルで出かければよい。
ただし、自由と言っても最低限のマナーのようなものはあるし、こういうことを押さえた方がより楽しめるという項目ならばある。
例えば、ワイナリー巡りである以上はワインを飲むことになる。個人差はあるだろうが、一日に何軒も訪問すると結構酔っ払うことになる。
当然、酔い癖というのが問題となってくるので、酔っ払うと「からむ」「泣く」「怒る」「ひたすら笑う」「寝る」「月に向かって吠える」と
いう癖のある人はワイナリー巡りには向かないだろう。
それと、ワイナリーを一通り見物しただけで終わりという人。「ワイナリー = 物産店」と勘違いしている人。それだけではもったい
ないと思いませんか?せっかく来たのだから、醸造所や葡萄畑も見学した方が楽しめるのは言うまでもないことで(常識の問題だけど、勝手
に見学するのは絶対にいけないことです。これはもう断言します。必ずワイナリーの方の許可を取って行ってください)
また、どうせならワイナリーの人と会話を愉しんでください。単に見学するだけではなく、人との触れ合いが旅の味わいを深めてくれるはず
です。さらに出来るならば、他の訪問客とも会話を交わしてみても楽しいですよ。ただし、度が過ぎれば「怪しい奴」か「ただの酔っ払い」と
いうことになってしまうので、その点はご注意を!
もしかしたら、「ワインの事を知らないからワイナリー巡りは出来ない・・・」とか思っている方はいませんか?決してそんな事はないので
安心してください。
もちろん、ワインの事を知っているに越したことはないのですが、知らないのならばワイナリーの人に「教わる楽しみ」を味わえるのだと考えて
みてください。知らなくても恥ずかしい事ではないので、どんどん行って愉しんでください。
むしろ気をつけないといけないのは、ワインの知識をひけらかしたりすることが無いようにしないといけないでしょうね。まだ、そういう人に会っ
たことはないですが、いずれはそういう「勘違い」した人が出てくるようになるのでしょうね。別にワインのことを良く知っているから偉いわけで
はないんですけどね・・・・
そんなとこで、最後にワイナリー巡りの心得を纏めてみました(笑) |
| ワイナリー巡り心得の条 |
| 一、ワインを飲んでも、ワインに飲まれるべからず。 |
| 二、「肝臓」と「好奇心」は忘るるべからず。 |
| 三、ワインだけでなく、重ねて「人情」も味わうべし |
| 四、己が知識は決してひけらかすべからず |
| 五、飲酒運転はきつくご法度のこと忘るるべからず |
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皆さん、ワインを飲みに行くのではなく、楽しみに行くのが「ワイナリー巡り」なのを忘れないでくださいね。
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By Kirakusai
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