| 和食とワイン 其の壱 |
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気楽斎に対抗する訳ではないが、南蛮渡来の発酵乳製品などというおよそ気楽斎には似つかわしくないハイカラなものを題材にするというのだから、いいものは食っていないが味には
ワーワーギャーギャーとうるさいことこの上ない私は、しっぽりと和食を題材にしてみようと思う。(どういうつながりがあるのかはわからないが!?)
せっかく和食に合うと言われている国産ワインに限定したページをやっているのだから、こんなタイトルのコラムもあっていいだろう。
もっとも、このコラムでは私が過去に試した、あるいは食わされた、若しくは心ならずも結果的に口の中でぶつかってしまったなど、実体験を元に書こうと思っているのでワインは国産
に限られたものではないことをあらかじめ申し述べておく。
覚えている限りワインの生産者についても書いておくが、記録が無く、私自身記憶力というものが生まれつき欠如しているので中途半端になってしまい兼ねない。その時は、「まあ、
mutsuのことだから!」とあきらめて欲しい。
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皆さんもおそらく覚えがあると思うが、和食とワインの組み合わせの多くはあまり美味しいものではなく、中にはとてつもなくひどい組み合わせも少なからずある。あまりワインを飲ま
ない人がやってしまうと、「ワインなんか二度と飲んでやるもんか!」と文句を言われそうな組み合わせから、ビックリする程美味しいミスマッチまで、私の知る限りの組み合わせを紹介
するとしよう。
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“納豆”と“カリテラ・カベルネソービニオン・レゼルバ”
強い樽香とはじける様なベリー系の香りにチョコレートやコーヒーの香りが合わさってとても複雑でフルーティな“カリテラ・カベルネソービニオン・レゼルバ“は、数年前まで私のもっ
ともお気に入りワインの一つだった。所有者が変わって以降味が変わってしまい最近はほとんど飲まない。
友人達と我が家で宴会をしていた時、特にワインを飲もうという訳ではなかったし、鍋を囲んでワイワイがやがややっていて、その中でいか納豆か何かも食べていた。納豆を食べたのは確
かだ。しかし、そんなことはとうに忘れていて、飲むものがなくなり食事も終わりに近づいたとき、私は大好きな赤ワインを開け、グラスに注ぎ、香りを嗅ぎ、口に含んだ。次の瞬間、私
の口の中には一ヶ月も洗っていない雑巾の絞り汁(飲んだことはないが)のような臭いが充満することとなった。ひどいなんてモンじゃない!ほとんど拷問だ。ワインが痛んでいるのかと
思ったが、友人達はウマイと言うし、さんざん文句を言ったりわめいたりしたあと、数分後にもう一度試してみるといつものワインに戻っていた。はじめの一口で口の中の納豆成分をほと
んど洗い流してしまったのだろう。そして、試しにテーブルの上に残っていた納豆をもう一度口に入れ、ワインを飲むと・・・やはりこいつが原因だった!?
特に樽を使った赤ワインとの相性が悪いらしい。ロゼなら逆にとてもいい相性を持っていると言うことを聞いたことがあるが、怖くてまだ試していない。誰か一度試して、結果を教えていただければと思うのだが・・・
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“ゴーヤー・チャンプルー”と“カリテラ・カベルネソービニオン・レゼルバ”
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同じワインだが今度はベストマリアージュだ。焦げた醤油の香ばしさが引き立ち、ポークランチョンミートの塩気を和らげ、ゴーヤーの青くささはほとんど感じることがない。おそらく、
樽を使ったフルーティなカベルネやメルローのワインは相性がいいのではないだろうか。もっとも人によって作り方や具材が大きく異なるので、必ず合うと言うことではないだろう。少なく
ともタマネギは入れない方がいいと私は思う。
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By mutsu
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ポークランチョンミートとは? |
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上の記事で、mutsuは全く当然のように「ポークランチョンミート」と書いている。が、果たしてこの記事をお読みの
方々の中で、一体何人の方が「ポークランチョンミート」をご存知なのだろうか?もしかして、大部分の方がご存知ない
のではあるまいか?
いや、もしかしてではない。ほぼ確実にポークランチョンミートってなによ?」と思われたのではあるまいか。
右の画像をご覧いただきたい。どちらもポークランチョンミートでして、上がデンマーク製の「チューリップ」で、下が
アメリカ製のSPAM。どちらも沖縄では圧倒的な人気を誇る食材で、パッと見た印象で言うと、「コンビーフ」を思いつくのではないですかね。
「ははぁ、コンビーフみたいなもんですか・・」そう思っていると、大きな間違いでありまして。缶から出してみますと、これが実に怪しからん。
コンビーフというよりソーセージかハムみたいな食品なのでありますな。
「やや、これは面妖な!」
・・と、思ったかどうかは置いておくとして、このポークランチョンミート。名前の通り豚のくず肉をミンチにしたのを
固めたものだそうでして、元々が米軍用の食品だったそうです。それが米軍統治時代の沖縄で爆発的に愛好されたらしく、今では県民食と呼んでも良い
くらいに普及しているのであります。
食べ方としては、mutsuも書いている通りチャンプルの具にしたり、そのままフライパンで焼いたりして食すのでありますが、凄いのになると味噌汁に
入れるというにもあるそうですが、私はまだ見たことがないです。いくらなんでも「そこまでは・・・」とも思うのだが、「もしかしてやりかねん・・・」
とも思える程、沖縄では愛用されている食材なのであります。
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しかし、ワインのサイトで、なんだってポークランチョンミートの説明をせにゃならんのでしょうな・・・・
by KIrakusai
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