「僕らのこの世界」
「いつ死のうか」とそればかり考えてる
妙にさばけた顔で工務店の社長が言った
くだらねえ世の中だね
普通に生きられないなんて
だけどたしかにきれいごとで済まされねえ
わかりすぎてしまう僕は相槌を打つ
もしも楽に逝けるならきっと躊躇わないだろう
そんなことを冗談でも思う
馬鹿げた僕らのこの世界
人を人と思っちゃいない奴ばかり
そいつの頭の中は金と欲まみれ
仕方ないよね人間だから
ろくでなしどもが大手を振って歩く
だけどたしかに大事なものを失くしたね
わかりすぎてしまう僕はまたひとり空を飛ぶ
もしも独りになれるのならどこへ行くのだろう
そんなことを時々思う
壊れかけた僕らのこの世界
優しさが傷ついてるまるで罪のように
崖の上から蹴落とすよか弱き者を
焼け野原から立ち直ったこの国は
たくさんの命を引き換えたけど
豊かさを求めて豊かさを失くしたね
何もわからない僕は明日を憂いてる
もしもやり直せるならばすべてを壊してしまいたい
そんなことを本気で思う
間違いだらけのこの世界
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